すこしおひさしぶりです、少々体調を崩していました
今日はいつもとちょっと毛色の違う記事を書きたいと思います
小説をジャンル分けすることってありますよね。
ライトノベル自体が小説の一ジャンルと考えることもできますが、ライトノベルのなかにもたくさんのジャンルがあります
ということで、今日はラノベのジャンルの分けについて構造的に考えて行きたいと思います
ライトノベル的物語研究家見習いの名に恥じぬように
1.世界観からみた分類
世界観からジャンルを分類する場合、主に以下のようなものが考えられる
他にもあるかもしれないので、自分で考えてください
異世界もの:異世界を舞台とした小説、主に剣と魔法のファンタジー世界であることが多いが、中には魔法が出てこないものもある
近未来もの:SFの舞台になることが多い。主に現在より科学が発達してる世界である。核戦争などにより荒廃後の世界であることも
現在もの:今、僕たちが生きている世界、もしくはそれに非常に近い世界。基本的な世界観が近いため説明が楽。だが、魔法や超科学が出てくることもしばしば
時代物:主に過去(江戸時代など)を舞台とした小説。実在の人物が登場することもあるが、しなくても問題ない。
平行世界もの:パラレルワールドとも。ここでは過去の出来事の変化により、少し違う歴史を辿った世界のこと。例、第2次世界大戦で日本が勝利した世界など
複数世界もの:複数の世界をまたにかける小説、○マのように異世界と現在を行き来するものや、タイムマシーンで時代を行き来するものなど。RPGゲームではよく見かける
2.舞台からみた分類
舞台、とくに物語が主として展開される舞台によりる分け方
特別な舞台が用意されていない場合は、ジャンルとして分けない
学園もの:ライトノベルではもっとも多いと思われる学校を舞台とした小説
病院もの:ここを舞台としたラノベは読んだことがないが、チームバチスタなどがこのジャンル
山奥の洋館もの:基本的にミステリーの中の一ジャンル。まれにホラーもある
地方もの:どこかの地方を舞台にしたもの。訛りが独特な雰囲気を出すほか、名産などが登場
3.物語の種類による分類
いい言葉が思いつきませんでした。もっとも王道な分け方だと思います
ファンタジー:主に剣と魔法ものを意味する
恋愛もの:主人公とヒロインとの恋愛をメインに扱う小説
ラブコメ:恋愛ものを笑いに特化させたもの
コメディ:お笑いもの
パロディ:有名小説のパロディもの
ミステリー:推理もの
ロボット:巨大ロボットが活躍する、まれに巨大じゃないことも
SF:サイエンスフィクション、つまり実在しない科学もの
ホラー:恐怖をあおるもの
ミリタリー:軍事もの
スポーツ:スポーツを主題にしている
他にもありそうだけ思いつかない。各自、考えてください。
このジャンル分けでは、複数のジャンルをもつ小説も多い。ファンタジー+恋愛など
4.主人公もしくは主格のキャラの属性による分類
主人公の持ってるジャンルでの分類
性転換もの:主人公が男性から女性に代わったりその反対だったりするもの。けんぷふぁーなど
ヒーローもの:主人公がヒーロー的なキャラ
アンチヒロイック:主人公がヒーロー的ではない小説
勇者もの:主人公が勇者と呼ばれる小説
探偵もの:主人公が探偵
巻き込まれもの:一般人の主人公が事件に巻き込まれる小説
5.特殊能力による分類
出てくる特殊能力による分類、特殊能力が出ない場合は無視
魔法もの:魔法が出てくる
超能力もの:超能力が出てくる
超科学もの:超科学が出てくる
怪物もの:怪物が出てくる
変身もの:変身能力を持つキャラが出てくる
大体、こんなものですかね、何か忘れてる気もしますが
これを使って、トラドラを分類するとこんな感じになります
1.現在もの 2.学園もの 3.ラブコメ 4.巻き込まれもの
この5つの分類の組み合わせでラノベのジャンル分けは、大体できます
自分で書きたい人も参考にしてください
現在の学園のラブコメのように書きやすいものは大体書かれていて、使い古された感がありますが
異世界の病院のようにほとんど手付かずの小説を書けば、すごくオリジナリティが感じられる小説が書けそうではないですか?
この記事は気が向いたときに加筆編集しようと思います
気がついたら、まったく別物になってるかも