ロジクールのc270を前に買っていて

今回追加でもう一台買いました。

 

立体撮影をするには、水平・垂直軸、左右間隔を固定し

ズレのない様に固定しなければいけません。

c270の固定については、下記サイトを参考にして

100均のスマホフォルダーと結束バンドを使用しました。

 

 

結束バンドは短い物を買ってしまったので

結束バンド二本で一つのカメラを固定しました。

雲台固定用のアクセサリがなかったので

とりあえずバインダーとミニフックである程度固定しました。

 

 

カメラ自体を動かさなければそれなりに撮影できました。

周りが暗く高感度撮影になると一気にフレームレートが下がります。

明るい場所でないと30fpsは稼げず、15fpsくらいになります。

 

私の環境では、WEBカメラ2台を近接するUSBポートに

同時に接続し撮影すると1台がエラーとなりました。

2台接続する際は別々のUSBコントローラとなる様に

接続しましょう。

 

カメラの位置調整については

VideoStudioに入っていたMultiCam Capture Liteを使用して

2台のカメラを大体合わせました。

このソフトを使用して録画するとフレームレートが

30fpsまで届かないことが多かったので

ffmpegを使用することにします。

 

ffmpeg -list_devices true -f dshow -i dummy

 

を実行すると2台とも同じ名前のWEBカメラとして認識されたので

Alternative nameである@以降の名称をデバイス名として選択します。

1台ずつ接続してAlternative nameを取得しましょう。

デバイス名称に「&」がつく場合は、エスケープ文字「^」を付加します。

 

以下のようなバッチファイルを1カメ、2カメそれぞれ作成し

それぞれ実行します。

 

**********camera1.bat*****************

@echo off
cd /d %~dp0

rem 日付の作成
set dateStr=%date%
set formatDate=%dateStr:/=%

rem 時間の作成
set timeStr=%time%
set formatTime=%timeStr::=%
set formatTime=%formatTime:.=%
set formatTime=%formatTime: =0%

rem 「&」の前にはエスケープ文字の「^」を入れる
set VideoDevice=@device_pnp_\\?\usb#vid_046d^&pid_0825^&mi_00#a^&3a64268^&0^&0000#{65e8773d-8f56-11d0-a3b9-00a0c9223196}\{bbefb6c7-2fc4-4139-bb8b-a58bba724083}
set AudioDevice=@device_cm_{33D9A762-90C8-11D0-BD43-00A0C911CE86}\wave_{3DD08962-CE27-40EB-A2E9-F740C0E1D8D0}

set VIDEOSIZE=1280x960
set VIDEOFRAME=30000/1001
set INVIDEOCODEC=-pixel_format bgr24

ffmpeg -f dshow -video_size %VIDEOSIZE% %INVIDEOCODEC% -rtbufsize 1.5G -framerate %VIDEOFRAME%  -thread_queue_size 1024 -i video="%VideoDevice%":audio="%AudioDevice%" -global_quality 23 -c:v h264_qsv -r %VIDEOFRAME% -g 15 -c:a aac -b:a 320k %formatDate%-%formatTime%-output.mp4

**************************************

 

どこかで一拍音を立てると、動画編集ソフトで目印となり

二つの動画の同期がとりやすくなります。

フレームレートが低いと、同期ズレ補正の最小値が

大くなります。

 

Vegasを使用した補正

カラーマッチング

ステレオスコピック3D調整

 

この辺りを使用すると二つのカメラ間の

色ずれや画角ずれをある程度補正できます。

 

最終的には以下の雲台アクセサリを買って固定しました。

こんな感じ

 

USBが伸びる範囲でしか移動できないので

完全な室内用としての運用しかできませんね。