肝臓腫瘍と診断 手術まで
1月10日 大雪の中、らんを乗せて車が飛び跳ねる程の雪のガタガタ道を運転して出掛けたけれど渋滞…スタックした車だらけで進まず、家に引き返した。その日の夜から具合が悪くなり一晩中眠れずあちこち動き回って辛そうにキュウキュウ鳴いていた為、次の日11日に受診しようと朝一番に動物病院へ行きました。が、大雪の為休診‼ と、そこへ雪かきをしていた先生がちょうど来られたので…受診をお願いしました。エコー、血液検査で腫瘍に間違いない、出血しているとの診断。止血剤、ステロイド剤、肝臓用の漢方処方。ショックのあまり聞きたいことも何も聞けず、いつも出入りしていたドアもパニックで引くところを押してしまっていました。雪のでぼこ道で腫瘍にショックをあたえたから出血してしまったのかな?そんな単純なものではないだろうけど…それからはネットで肝臓腫瘍の事をいろいろと調べたりしていましたが、毎日毎日気が落ち着かない状態。らんはそれから丸一日ご飯を食べませんでしたが、薬が効いてきたのか元気にご飯も食べるようになり血液の数値も安定してきて少し安心しました。けれども腫瘍が無くなるわけではないし、ずっと付き合っていくしかないのかとあきらめていました。それから1月の末頃から呼吸が早くなり苦しそうで夜も眠れない様になり、見ている方も辛くて病院へ行くとステロイドのせいかもしれないとの事でステロイドを止めました。が良くならず再診、腹水の疑いでエコー検査、心臓の漢方薬をもらいました。呼吸だけでも楽にしてあげたいその一心でした。いろいろ調べたけどわかりませんでした。そしてもう神頼みしかない…今思うとそんなことで良くなるわけないのにすがる思いでした。そしてネットで調べ長野にペットのお祓いがあるとの情報でしたが、大雪でしたし遠いということもありあきらめかけていた時、新潟にもペットお祓いがあるのを見つけて…2月6日にお祓いしてもらいました。そこで病状を話したら、自分の家のわんこも息が苦しくなり酸素ハウスを借りたとの事。その神社の方から「新潟では草村さんが一番いいんじゃないかな」とのお話で…新潟の病院を調べていたらCTがある病院があるようで2件の場所だけ見てみようという事になり…CTも出来たらしてみたかったので…行ってみると午後の診療はどちらも16時から…「また今度来てみよう」「でもせっかく来たんだから見るだけ見てもらおう」私は、帰るつもりでしたが、「じゃあ呼吸だけでも診てもらってもいいかな」という事で温かみがありそうに感じた病院で16時まで待って診察してもらいました。エコー検査で腫瘍は当初言われた6cmではなく10センチ以上かなり大きくなっていて、呼吸を圧迫している可能性があるとの事でした。15歳の高齢の為CTも危険と言われましたがその日にCTお願いして2日後の2月8日に出来ることになり、無事CT終わりました。結果はお腹全体に広がっていて、左側に腫瘍があり右は肝臓が残っているので手術自体はできるが、危険性が大きすぎるとの事。「このままなら半年くらいは生きられますか?」「そんなもたない、1か月くらいで。破裂すればすぐ死んでしまいます」「えっ」もう手術しかない、でも手術しても死んでしまうかもしれない。でも賭けるしかない。手術でダメだったときはあきらめるしかない。そんな危険な手術をしてくれるだけでもすごい事。手術が出来ないのなら仕方がないけれど手術はできるだろうとの事なので、いろいろ心配で張り裂けそうでしたが、お願いすることにしました。ただし、大学の先生にお願いしてみて、してくれるかどうか分からないとの事でした。返事待ち。そして連絡がきて…手術を飼い主が望んでいるならしてくれるとの事。手術は2月13日に決まり、(いつ破裂してもおかしくないので緊急という事で1日も早くしてくれたのだ思います感謝)病院では他の手術をキャンセルしてまで当日臨んでくれました。(他の手術のワンちゃん猫ちゃんごめんなさい)本当に感謝しかないです。何かに導かれたように草村動物病院様に行くことが出来て本当に良かったです。他だったらきっと助からなかったと思います。命を救っていただき、なんと御礼を言っていいかわからないくらい感謝しています。