102歳の母がとても美しい
若い時から髪の毛が多くて美容院にこまめに行っていたが、102歳の今、ちょうど良い量になり、また毛染めにこだわっていたのをいまは艶のある白髪だ
もうあくせくすることもなく、針仕事をしながら相撲や海外の風景、ねこの番組などをみている
朝は寒くても必ず土いじり チューリップ🌷がひらきはじめた
先週は編み物で花瓶敷を何枚も編んでくれたので、友人やケアマネさんにもらってもらおうと思っている
美味しいご飯をたくさん作ってくれた手の皺、
衰えてきたけれどしっかり立ち、トイレも行く足
毎朝、化粧台の前で祖母の柘植の櫛でとく髪
すべてが愛おしい🥰
5分前のことを忘れるようにはなった、
食べ終わったお皿はそのままで良いよとなんど言っても、流しまでもってくる
洗い物は嫌いみたい 笑 だって、気が遠くなるくらい洗い物してきたもんね
昔のことやわたしの友人などはしっかり覚えているとにかく手仕事はみごとだ
私の古い友人達は若々しい母のことを昔からミス◯◯子とよんでずっと人気者だ
親戚や娘たちとはスーパーセンチネリアン◯◯子と、よんでいる😁
戦争などいろんな目にあってきて
辛いことも楽しいこともたくさん経験したら
こんなにも、おだやかな笑顔でいられるんだなあと感じる
きっといまはなんの悩みもない
老いについての本を何冊か読んだが、
超高齢者は科学的にも究極の人間性となり、脳のなかがhappyなんだそう
長生きしてごめんねとよく言うから悲しくなるが、母が幸せならわたしは本当に嬉しい
80代あたりで認知症になり家族を悩ませている方も多い ユーモアでのりきりながら介護されてる経験談などがわたしは好きだし見習っている
日本では白痴的にでも若くあること、若くみえることがよしとされ、
欧米では、自分をメンテナンスしながら颯爽と歩く知的で熟した年寄りが賞賛される
ミラノやパリにはいた
ボストンやサンフランシスコでは、めちゃ派手な陽気な高齢者が楽しそうだなと感じた
日本の年寄りは概ね愚痴が多い
歌舞伎座側でお茶をしていた老婦人ふたりは素敵だった お金で老後の幸せを買っている例もある いまいる故郷のみかん山のお年寄りはにこにこ幸せそうなひとが多い 家族に囲まれて太陽の下で身体を動かしているからだろう だから私もこの故郷が居心地が良い
東京に帰ると人が多くてうんざりしてすぐもどりたくなる 買い物で長い列を待つ年寄りの表情も暗い
古いものが好きだ
いま実家にあるこ引き出しや火鉢、茶道具などを丁寧に手入れして飾るのが楽しい
母が帯をリフォームしたたくさんのテーブルセンターもどれも気に入っている
朽ちていく美しさを母はわたしにみせてくれている
母に悩みを相談すると、人生はごまかしごまかし生きていくのよと言ってくれ、なんだかほっとしたことがある
まわりに感謝しながら生きてきたからいまご褒美の時を過ごしているように思う
老いが素晴らしいと思わせてくれたから、わたしも
この地球にいていいよと言われる間はいたいなと思う
同級生が清見や小太郎🍊(柑橘)を持って会いにきてくれ、いくつになりましたか?ときかれ、
100歳ですとさばをよんで答えてて、皆で笑った![]()


