手話通訳の現場は

一人が多いに違いないですが

講演会、研修、会議など

長時間にわたる時

ほとんどの場合

通訳者は2人、または3人で担当します。

 

よっぽど関係が悪い通訳者同士なら別ですが

(残念ながら100%ないとは言えない・・)

 

大体は協力しあって

より良い通訳を提供できるように

努めるはずです。

 

もともと15分~20分交代が普通ですが

人間ですから

間違いはあって当たり前です。

 

指文字や数字などの読み間違い

またはちょっとした言い間違いだけれども

少し重大になりそうな単語だったりとか

 

読み取り通訳している本人は

気がつかずに言葉にしている事もあります、

 

右脳と左脳を同時に使って

さらに声に出すという作業は少し厄介で

よほどの集中力でないと

多少のミスはありがちなことです。

 

そんな多少のミスは

近くでウィスパリング通訳のように

待機通訳者がフォロー

耳元でささやいて、

担当通訳者が間違いを正すように促す訳です。

 

この声も大き過ぎず

小さすぎずでないと

通訳者もやりにくいし

聞いている人の邪魔になってしまいます。

 

意外に面倒なのは

3人体制の通訳の時

誰が真ん中に座るかなど重要です。

読み取り通訳の場合は

頻繁に席を変わる事が出来ない状況が多いので

大体は一番、能力が高い通訳者に

座ってほしい所です。

 

ただ、そうすると

ローテーションでは休憩のはずなのに

いつまでたっても休みにくい

フル稼働みたいになってしまうのも

いかがなものか、と思ったり

 

場合によっては

みんな必死でそれどころではなかったり、など

これも一概に言えることではありません。