■現在の副作用まとめ（2019年3月）

以前からまとめている副作用経過一覧の2019年3月版です。初期の治療（放射線治療と抗がん剤治療）から約２年が経過し、去年の６月から再発による治療（抗がん剤治療と分子標的薬治療）、今年２月からはオプジーボの副作用が重なり合い、副作用がどれによるものか判断するのは難しくなっています。

現在の副作用という題名にしていますが、ガン再発治療中なのでガンそのものの症状を含めて、現在の体の状態として書き留めておきたいと思います。

表の見方として、影響のA～Dは、Aが一番辛い症状で、Dはあまり影響の無い副作用です。

数値は９を最大値として影響が大きかった時期と経過を示しています。

ただし、表の最大値はピーク時の９までとしていたので、それ以上の値が後から出てきた場合は正しく表現できていない症状があります。

痛みなど最大瞬間風速が非常に大きいものについても、０〜９の間で数値化するのが難しく、目安でしかないものがあります。

また、同じ最大の９でも、他と比べて同じレベルの辛さではないものがあり、１０００とか付けたい症状もありますが、一旦１０段階のレベルの中で表すことにしたのでそこは踏襲して、他との違いは、表の左にある影響の４段階で表現するようにしています。

■副作用まとめ表の各項目についてのコメント

●疲労感、倦怠感は3月前半に発熱と共にかなりありましたが、3月後半には落ち着いたので5としました。
●吐き気、食欲不振は久しぶりにはっきりとあった日があったので、先月より1ランク上げて2としました。現在は無いのでこの程度です。

●便秘(腹痛)は殆ど解消しました。先月より下げて1です。

●下痢(腹痛)は無いので0としました。

●頸部皮膚の炎症は久しぶりにはっきりと出ましたが、治りも早かったので、先月より1ランク上げて3程度としました。

●全身皮膚の炎症はアービタックスの副作用による炎症がかなり落ち着いてきたので、先月より改善して2としました。足の親指だけ治りません。

●爪の炎症痛み、爪割れは改善傾向ですので3としました。

●頸部皮膚の硬化は放射線治療の後遺症と、今月は首こりからかなり痛みを伴って硬くなりました。ポイントは上げたかったのですが、この硬さはまだ上がありそうなので先月と同じ7としました。

●頭皮脱毛(放射線照射部)は影響無くなったので対象外としています。－です。

●頭皮脱毛(全体)は抜け毛は全く無くなりました。くせ毛でパンチの効いた鋼のような硬い髪の毛が沢山出てきて、髪量が多過ぎるくらいになりました。マイナスはないので0のままとしました。

●髭脱毛(放射線照射部)は影響無くなったので対象外としています。－です。
●耳鳴りは更に酷い状態です。線香花火のようなパシッパシッっと破裂音まで出てくるようになりました。悪化の一途で今後どうなっていくのか心配です。これ以上の数値が無いので毎度最大の9です。
●難聴(特に左耳のこもり)は詰まることがあり、先月と同じ4としました。
●めまい、ふらつきはお風呂や銭湯で立ち眩みが頻発するようになりました。普段は無いので2のままとしました。
●痛みや不快に伴う不眠は、3月初めはかなりありましたが、現在は殆どなくなりましたので、2ポイント改善して4としました。
●貧血は直近の血液検査で赤血球に関するRBC、HGB、HCTの値が基準値を下回り、貧血状態となっていましたので2としました。普段は貧血の実感はなく、立ち眩みくらいしか感じません。
●末梢神経、手足の痺れは続いています。手足の指などは感覚が戻りつつありますが、悪化することもあり波があります。少し改善して4としました。
●呼吸抑制、呼吸困難は今月に入りかなり改善しました。現在は元に戻りましたので、大幅に改善して2としました。
●今月に入り味覚障害が悪化しました。特に甘い味が弱くなっています。4としました。
●舌の痛みは舌の付け根が突っ張ったように固まってしまった感じです。痛みはあるものの喉の痛みの解消につられて少し改善しましたので、3としました。
●喉の痛みは場所を変えなが痛んでいましたが、先月より改善したので4としました。
●飲み込み時の痛みもかなり酷い状態でしたが、今月から次第に改善したので5としました。

●嚥下障害(飲込み辛さ)は飲み込み辛さは継続していて、鼻からの逆流も治まりません。ただし痛みによる飲み込み辛さが改善したので6としました。
●唾液分泌障害(喉の渇き)は痰が減ってきた関係か、再度激しい乾燥に悩まされるようになりました。大幅に悪化したため7としました。
●口内炎は口内の内側の腫れも治まっているので改善して2としました。

●虫歯進行、知覚過敏は先月と変わりないので7としました。

●声のかすれ、発声発音は鼻に抜ける発音で聞き取りにくく発声しにくい状態の時があります。波があるので5としました。

●胡椒や炭酸など刺激物の痛みは、喉の痛みが和らいでいるので多少の刺激物は食べられるようになりました。改善して4としました。
●食べる速さ、飲む速さは喉の痛みが治まってきたので少し早くなりました。1段階改善して5としました。
●肩こり、背中の痛みは、肩こりが史上最大の痛みと凝った状態となったので最大の9としました。
●頭痛は発熱時に痛み止めが必要なくらい痛みましたので6としました。

●副鼻腔炎のような症状は特に発熱時に悪化したので5としました。
●発熱は39℃の日があり、その他も微熱があった日が継続しましたので7としました。

●精神的不安定は比較的落ち着いているのですが、次々と出てくる症状について多少不安感があったので先月から継続して6としました。

■オプジーボのためにまとめた副作用表

現在はオプジーボによる治療中ですので、オプジーボの副作用観点でまとめたものを作成しています。今回は3月初めから昨日までの表となっています。時々主治医にも提出しているのですが、見て頂いているのだろうか！？