心臓へ転移したことで思い当たること
一番転移しにくいらしい心臓への転移。心臓に転移したということは、他のどの部分に転移してても不思議では無いそうです。

それも普通ではあり得ない速さで心臓に水が溜まってしまい、その原因は分からないそうです。

普通では無いことをしてしまったのかな?心臓に負担になるようなことをしてしまったのかな?とか、一度は考えてしまいます。

分析しても何の根拠も無い、私の勝手な妄想と思って見ていただければと思います。

(1)コロナ自粛で岩盤浴しなくなった
(2)階段登りで心臓に負担が掛かった!?
(3)ステロイドで一時的に免疫力が落ちた
(4)8/10山の日に筑波山に登った
(1)コロナ自粛で岩盤浴しなくなった
ガンになってから毎週欠かすことなく、岩盤浴通いを楽しみにしていた私ですが、2月中旬頃からコロナの影響で自粛していました。

体温を上げてガンを寄せ付けないように、ガンが嫌がることをするのが楽しみでした。

首回りの固さをほぐしてくれて、体内の老廃物除去や、浮腫みなども取ってくれていたと思います。

それがコロナ禍で出来なくなってしまったのが残念です。

(2)階段登りで心臓に負担が掛かった!?
岩盤浴は出来なくなっても、これまた運動することは体に良いと思い込んでいて、血液やリンパの循環を促し、心肺機能を維持することで、体全体の健康を保とうと考えていました。

近所にある203段の階段(全部は使わず広場からの173段を利用)を登り切ったところが丁度今の私の心肺機能の限界でした。(息切れして休憩が必要)

中咽頭癌患者が起こしやすい、そしてオプジーボの副作用で注意が必要な、間質性肺炎を気にしていたので、体に異変が有ればここを登れなくなったり、軽くなったり、治療中の体調のバロメーターにしていました。

無理をしない程度に何度も上り下りを繰り返しているうちに、連続3回出来るところまで調子が出ていました。

最近は3回繰り返して散歩するコースにしていました。

来年に延期した富士登山までに、10回連続階段上り下りができるようにトレーニングしていこうと思っていました。

多少休憩を入れつつやれば、今でも10回はいける予想は出来ていました。

そんなことやっていたのが良かったのか悪かったのか分かりませんが、これが心臓に負担を掛けていたのかなと、それが影響したかもしれないと、素朴に思った次第です。

(3)ステロイドで一時的に免疫力が落ちた
6/26の通院治療から2週間の間、ステロイド(プレドニン)を服用しました。その後体調は悪化の方向になったので、離脱のため1週間半分の量を服用しました。

首の固さの副作用を軽減しようとして、自分も免疫力が落ちることは分かっていたのに、使ったので、これは後悔しても仕方がないです。

この時ガンに隙を与えたのではないかなと思ったのでござる。

(4)8/10山の日に筑波山に登った
今回入院となる2週間前、山の日に次男とともに筑波山に登りました。

今年は富士登山を目指していましたが、コロナの影響で富士山は閉鎖。富士登山は来年に持ち越しましたので、それまでに次男との思い出作りとトレーニングを兼ねて、筑波山神社から白雲橋コースを登りました。

これまで長男とも次男とも何度かこのコースを登っていて、このコースはお気に入りです。

最近体調が優れず、何となく来年も富士山に登れないか、これが最後になるような胸騒ぎがして、体調は万全ではありませんでしたが、真夏の暑さの中、次男の部活の休みに合わせて登りました。

真夏のもの凄い暑さにやられました。用意していた飲み物はあっという間に飲み干して、汗が絞れるほど汗をかきました。

尿意が来なくて、脱水症状になっていたかもしれません。これ以上無理するのは良くない予感がして、降りはケーブルカーで降りてきました。

休憩を入れながらも、登り坂では心臓はバクバク、腹筋が痛むような痛みはもしかすると、体内の水分が干されて摩擦などが起きていたかもしれません。

今月筑波山に登ったことを、循環器内科の医師にもお伝えしましたが、急に水が溜まる原因になったのか関係は分からないそうです。

ということで、(1)(2)(3)(4)とも出来なかったこと、やってきたことを否定するつもりはなくて、岩盤浴が出来なくても、自宅のお風呂には10分以上浸かっていたし、運動もある程度は延命に効いていたと思っています。

この話は以上にして、今日の私の様子を…。
毎日眠剤を使用して眠らせて頂いています。今朝はより長く眠っていました。夜中に一回トイレに行っただけで朝まで7時間くらい寝ていました。

同じ体制だったからから顔の右側が半端なく浮腫みました。食事が通りにくいほど、というか息もしにくいくらいで、今後これが続くと思ったら怖くなってきました。午前中いっぱいはそのような状態でした。

点滴に利尿剤が入ってすぐに、心電図と心臓エコーに呼ばれました。

これまで院内は車椅子に乗せられて移動していましたが、今は自分で歩ける感覚があるので、今日は自立歩行で付き添いだけしていただきました。

利尿剤が入ってすぐなので尿意はすぐに来ました。やはり心臓エコーの最中にどうしても我慢出来なくなって、一時中断していただきトイレへ行きました。

次の心電図の前にまた危ない感じがしたので、もう一度トイレでサッパリして臨みました。

心臓エコーの結果は心臓の水はその後溜まっていないそうです。明日から利尿剤を点滴から飲み薬に変えて効果を確かめて、在宅可能か判断することになりました。

血圧も上が100前後に回復してきました。これくらいになれば自分でも安心してきました。

体力を落としたら闘えないというのが根底にあるので、今日は久しぶりに病室でスクワットしてみました。

調子が悪いと落ち込んだり、恐怖心が増幅される時もあれば、ちょっと体の調子が良くなると調子に乗っちゃう単純な私です。

常に心電図で監視されているので、息が上がり過ぎないように、あまりバレない程度に50回だけやってみました。

今日は次男の13歳の誕生日。病室からLINEでおめでとうを送りました^_^喜んでいました。退院したら改めてお祝いしようと思います。
