■不思議に思っていたことを自分なりに解決
またコントロールの話しです。もうええーって!?最近この手の話し多いな。^_^
治療の影響やガンがまだ残っている影響で、喉の周辺は様々な副作用や症状が出てしまいますが、その一つに息苦しさがあります。
呼吸は常にしているし変化が分かりやすいので、副作用の症状として捉えやすいです。症状が出現するタイミングは3つほどあります。
①激しい運動時(交感神経優位時)
普通でも運動をすると息苦しくなると思いますので、それは当たり前だと言われそうですが、それがすぐに反応しやすいとか、強く出るということになります。
②ストレス時(交感神経優位時)
ストレスを感じると喉が狭くなり、同時に息苦しくなります。ストレス時に胸が詰まる感じが強く出ますが、これも普通よりすぐに強く出やすいということになります。
③安静時(副交感神経優位時)
①②とは全く逆の安静にしている時に息苦しくなる時があります。これはガンの治療をする前には感じたことがない症状です。
運動して息苦しくなるのは分かりやすいですし、ストレスがある時も胸が詰まる感じはあるかもねという感じだと思いますが、安静にしている時の息苦しさは理解に苦しむ症状だと思います。
一般的に運動している時は免疫力はダウンして、安静にしている時は免疫力がアップしているということです。活動している時は未知の敵と戦うために少しだけ門を開いて敵を知る学習をして、戦う準備をしているそうです。
言い換えると活動している時間は免疫くん(主にT細胞)は攻撃の手を緩めて、敵と戦う道具を作っているということです。
睡眠している時など安静にしている時に、免疫力が大量動員されて昼間作った戦う道具を使って敵を攻撃します。
免疫力が高まった時に息苦しくなると考えていましたが、そうであれば今のほうが血液検査の値は悪いのに、治療前の安静時に息苦しくなったことがないのは何故かという疑問が湧いてきます。
これは免疫力がアップしたとかダウンしたとか、それだけでは説明できない症状ではないかと思いました。
アレルギー症状も免疫力が高いからなるものだと、少し勘違いしていたかもしれません。免疫力が弱くても抑えが効かない状態だと、アレルギー症状が出ることもあるのではないかと思います。
オプジーボの治療は正しくは免疫力を上げるということではなく、免疫力を抑える役割を抑制しているので、抑えが効かないというだけで、決して免疫力が高いということと一緒ではないということです。
血液検査でも白血球数やリンパ球数など免疫力に関係する値が高いわけではなく、むしろ低めのものが多くいのでこれで良く闘っているなと思います。
今はオプジーボにより偽装的に免疫力が高そうな状態を作っているだけです。
スピードが出ないブレーキも効かない車の運転に例えると、条件が良い時は何とかアクセルだけでノロノロと運転できるかもしれませんが、ひとたび感染症に罹ったり、病気になったりして、峠道に入ってしまったら、コントロールが難しくて恐ろしいことになりそうです。
そう考えると、今の安定した状態を出来るだけ維持するようにしなければなりませんね。コロナに罹ったりしたら免疫力の抑えが効かなくなる、サイトカインストームに陥るかもしれないので怖いと思います。
コントロールが難しい状態であることをあらためて認識して、また増えてきているコロナなどの感染症には気を付けないといけないと思いました。