■新型コロナウイルスが怖い(その2)
政府が発表する対策に本気度が感じられませんでした。現実的にはこれが精一杯なところなのかな?
結局は自分の身は自分で守りなさいということだと思います。こういうことは災害の時も同様で、それはそれで納得しますが、もう少し国民が安心できる具体策や方針が欲しかったことも正直なところあります。
比較的管理しやすいと思われた、閉じたクルーズ船の中でもコントロールできなかったわけですから、実社会の中でうまくいくのか疑問が残ります。
制限、自粛が進むと痛みを伴うので、何を優先するのかを明確にして、行動基準や対応指針を根拠を添えて教えて欲しかったと思います。
症状が軽い場合は自宅待機を勧めているようですが、自然治癒を狙っているとすれば誰もがある意味願ったり叶ったりでしょうね。例えコロナだったとしてもカウントされずに済みますし。
風邪やインフルエンザだった場合は熱は4日以上続かないだろうから、新型コロナとふるいにかけるため行っているのであれば少しは理解出来ます。
しかしひとたび重症化すればそれは最悪のシナリオになることもありますよ。そういうところが楽観過ぎるように見えてしまいます。踏み込んだ具体策がなく、人混みを避けるようにとか個人任せの精神論に近いので、これでうまくいくのか不安しかありません。
重症化するまで待てと、医療崩壊を招かないように呼びかけることは分かります。しかしだからといって、実際重症化したい人は居るはずはないので、漏れなく救ってくれそうだと安心できる、パニックにならないようなメッセージが欲しかったところです。
患者の立場、国民の立場というより、医療機関や企業側の立場を優先しているように透けて見え、国民感情とはかけ離れたメッセージだったため、不満が出てきていると思います。検査一つとっても何故迅速に必要な検査をしないのか理由が知りたいところです。
高齢者や持病のある方は注意が必要と言われていますが、若い人も感染するし重症にもなる例があります。結局は免疫力の差ではないでしょうか?
高齢になると免疫力は落ちるし、持病がある方はもともと免疫力が落ちていたり、治療のために落ちていたりするので、若い人でも免疫力が落ちている人は油断しないようにしたほうが良いと思います。
このウイルスの本当の怖さはまだ分かっていません。罹るとその後どうなるのか。後遺症はあるのか。罹ったウイルスが後々ガンを発生させたり、別の病気の原因になるケースがあるのかなど、今後調べて欲しいところです。
一般的に症状は軽く風邪と同じように治るという風潮もありますが、重症化すると肺炎を引き起こし、免疫系を破壊する特性を持つので思わぬ後遺症が無いか気になります。心配し過ぎかもしれませんが。
未知のウイルスなので正体が分かるまで、一人一人が罹らない移さない努力をしなければならないと思います。言い換えると自分も罹っているかもしれないという観点で、感染拡大しないようにしていきたいと思います。
今回の件で自分の身は自分で守るという意識付けが出来たとしたら、それを政府が狙ってやったとしたら、上手いことやったなと思います。本当かな?