■現在の副作用まとめ(2019年9月)
以前からまとめている副作用経過一覧の2019年9月版です。前回紹介した3月から約6か月経ちましたので久しぶりに記載してみました。初期の治療(放射線治療と抗がん剤治療)から約2年と半年が経過し、去年の6月から再発による治療(抗がん剤治療と分子標的薬治療)、今年2月からはオプジーボの副作用が重なり合い、副作用がどれによるものか判断するのは難しくなっています。
現在の副作用という題名にしていますが、ガン再発治療中なのでガンそのものの症状を含めて、現在の体の状態として書き留めておきたいと思います。
表の見方として、影響のA~Dは、Aが一番辛い症状で、Dはあまり影響の無い副作用です。
数値は9を最大値として影響が大きかった時期と経過を示しています。
ただし、表の最大値はピーク時の9までとしていたので、それ以上の値が後から出てきた場合は正しく表現できていない症状があります。
痛みなど最大瞬間風速が非常に大きいものについて、0〜9の間で数値化するのが難しく、目安でしかないものがあります。
また、同じ最大の9でも、他と比べて同じレベルの辛さではないものがあり、もっと大きな数値を付けたい症状もありますが、一旦10段階のレベルの中で表すことにしたのでそこは踏襲しています。
■副作用まとめ表の各項目についてのコメント
●疲労感、倦怠感は現在はほぼ感じなくなっているので1としました。
●吐き気、食欲不振は殆どないので0としました。
●便秘(腹痛)は現在は全くないので0としました。
●下痢(腹痛)も無いので0としました。
●頸部皮膚の炎症は殆どありませんが正常ではないので1程度としました。
●全身皮膚の炎症は爪周り変色などアービタックスの副作用が僅かに残っているので1としました。
●爪の炎症痛み、爪割れは改善していますが、縦筋が激しくまだ弱い感じがするので1としました。
●頸部皮膚の硬化は放射線治療の後遺症と、オプジーボ投薬後さらに激しくなり、もうこれ以上は無いのではという固さなので、最大の9としました。
●頭皮脱毛(放射線照射部)は影響無くなったので対象外としています。-です。
●頭皮脱毛(全体)は抜け毛は全くありません。くせ毛も治りかけています。0のまま継続です。
●髭脱毛(放射線照射部)は影響無くなったので対象外としています。-です。
●耳鳴りはどこまで酷くなるのやら。更に酷い状態です。これ以上の数値はありませんので毎度最大の9です。
●難聴(特に左耳のこもり)は詰まることがあるのが続いているので4としました。
●めまい、ふらつきはお風呂や銭湯で立ち眩みが殆ど無くなったので0としました。
●痛みや不快に伴う不眠は、心が不安定な時に出現するので1としました。
●貧血は直近の血液検査でも改善傾向が続いており、体感的には殆ど問題ないので0としました。
●末梢神経、手足の痺れは続いていますが、最近は手足の痺れより、舌や顎が攣ったり、唾液腺が攣るので4としました。
●呼吸抑制、呼吸困難はたまに出現するので2としました。
●味覚障害は改善傾向で、特に今月は治療後一番良い感じになっているので2としました。一口目は80%~90%、その後二口目以降も60%~70%の回復が感じられます。
●舌の痛みは舌の付け根が固まってしまった感じですが、痛み自体は殆どないので1としました。
●喉の痛みは風邪を引いているくらいの状態なので2としました。
●飲み込み時の痛みは次第に改善しているので2としました。
●嚥下障害(飲込み辛さ)は飲み込み辛さは今までで最高レベルまで悪くなっています。最大の9としました。
●唾液分泌障害(喉の渇き)は徐々に改善している傾向です。今までで一番良い3としました。味覚改善との関係があるかもしれません。
●口内炎は殆ど感じないので0としました。
●虫歯進行、知覚過敏はあまり変わりないので7としました。
●声のかすれ、発声発音は鼻に抜ける発音で聞き取りにくい場合があり、発声しにくい状態の時があります。あまり改善していません。波があるので5としました。
●胡椒や炭酸など刺激物の痛みは、喉の痛みが和らいでいるので多少の刺激物は食べられます。あまり変わりがないので4を継続としました。
●食べる速さ、飲む速さは喉の痛みが治まってその後あまり変化はありません。4を継続としました。
●肩こり、背中の痛みは、首と肩こりがこれ以上ないくらいに酷くなり続けているので最大の9としました。
●頭痛はたまに出現しますが、普段は無い場合が多いので2としました。
●副鼻腔炎のような症状はたまに出現するので2としました。
●発熱は無くなりました。36℃前半で落ち着いているので0としました。
●精神的不安定は比較的落ち着いているのですが、不安定になることもあるので、最近の状態を継続して4としました。