今回の味覚の回復は本物かも | range4xのブログ 中咽頭がんステージⅣからの生還 そして再発 延命治療へ

range4xのブログ 中咽頭がんステージⅣからの生還 そして再発 延命治療へ

2017年1月、中咽頭癌ステージⅣの告知から放射線化学治療を終えて、一旦会社復帰しました。再発して進行が早く手術が困難となり、抗がん剤による延命治療を選択しました。再度会社復帰した後、上咽頭にもガンが広がったため、オプジーボに切り替えて延命治療を行っています。

■今回の味覚の回復は本物かも


ここ最近更に味覚の回復を感じていましたが、これまでも良くなっては悪くなりを繰り返していたので、一喜一憂しないようにしていました。


再発後のシスプラチン投薬から約一年が経過して、確実に味覚が回復していると感じるようになりました。


徐々に味が濃くなってきて、甘いものが甘く感じるようになり、味覚が持続するようになってきたのが理由です。


これまでも最初の一口は美味しいと感じることはありました。しかし二口目からすぐに味覚が薄くなり残念な味になっていました。それがここ最近ある程度持続するようになってきました。


数値にすると一口目は80%〜90%、その後食べ続けても60%〜70%くらいは回復しているのではないかと思います。


食べ始めに唾液腺が毎回攣るので、何とか唾液を出そうとして、以前より多く唾液が出ているのかもしれません。


つい先日、地引網でのバーベキュー、オフ会のディナーなど、時間をかけて食事をする機会が連続してありました。


そこでの食事が美味しく感じて、それがその時だけでなく今も続いています。


今回の味覚の回復は本物かもしれないと思い始めました。


食事が苦痛で辛い時期がありましたが、味覚が回復してくると食事を楽しめるようになってきました。


次は嚥下障害を少しでも改善して、食事の時間の苦痛をまた一つ取り除きたいと思います。