辛子明太子が食べられた/8か月前は入院2日目(抗ガン剤2回目投与)夕方から体調急変 | range4xのブログ 中咽頭がんステージⅣからの生還 そして再発 延命治療へ

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2017年1月、中咽頭癌ステージⅣの告知から放射線化学治療を終えて、一旦会社復帰しました。再発して進行が早く手術が困難となり、抗がん剤による延命治療を選択しました。再度会社復帰した後、上咽頭にもガンが広がったため、オプジーボに切り替えて延命治療を行っています。

■2017/11/14 (火) なんと辛子明太子が食べられた

 

炭酸、カレーに続き刺激物の代表格、辛子明太子。夕ご飯で食べてみました。


辛子があまり付いてない明太子だったので、食べることが出来たとも言えます。


少し食べてあまり痛さが来なかったので、少しパクっといったら・・・、時間差でヒーヒーハーハー来ました!少し涙目になりながらも一腹の1/3くらいを食べきることが出来ました。


舌と喉が先日のカレーと同じくらい痛みましたが、少しの量なら食べられることが分かりました。


そして明太子は味、特に塩味を感じることが出来ました。つぶつぶに旨味成分がたくさんあり、なかなか味の濃い食べ物でした。


次は何に挑戦しようかな(((o(*゚▽゚*)o)))


 

■8ヶ月前の2017/3/16(木) 8ヶ月前は入院2日目抗ガン剤投与2回目です。

 

8ヶ月前の3/16は治療16日目(放射線治療、抗ガン剤投与2回目)。今日は入院2日目です。いよいよ抗ガン剤の影響が一番出た2回目となります。

 

今朝の体重は71.5kg、血圧は145/93で少し高めでしたが、熱は36.8℃で問題なかったので、事前に吐き気止めの薬などを飲んで予定通り始まります。

 

1回目の抗がん剤投与後、熱は36℃台後半から37℃前後で推移していたので、当時は高めですがこれが平熱でした。

 

今朝まではお粥メインの朝食を食べることが出来ました。昨日の夜に続き完食です。そして昼食までは食べることが出来ました。

 

昨日入院して、抗ガン剤入れる前の点滴をしていたため、当日の朝にシャワー🚿を浴びることにしました。

 

点滴の注射針は鉄の針が入っていると思ってたので、あまり曲げられないと思っていましたが、看護師さんに聞いたところ、針は曲がる素材で出来ているとのことで安心しました。

 

手の甲に針が刺さっているため、シャワーの水が入らないようにビニールカバーはされていますが、結局水や泡を避けて片手になってしまうので不自由でした。

 

髪の毛もたくさん抜けて家では排水溝を詰まらせてましたが、病院の排水溝は強力です。どんどん吸い込みます。

 

シャワーが終わったら、いよいよ点滴が始まります。1回目の抗ガン剤投与と同じ容量と手順とのことで、前回は投与時にあまり変化が無かったので、今回も同じかなと思っていました。

 

しかし今回は違っていました。抗がん剤投与後から首の周りが異常に熱くなり夕方から熱が出てきました。

 

ガン細胞が崩壊してきているのが首のリンパからの熱の発生で分かります。夜には高熱になってきました。今回の2回目の抗がん剤は体全体が激しく反応している感じがしました。

 

アナフィラキシーショックになりかけていたため、緊急に解熱鎮痛剤とともに、ステロイド剤、抗生剤の投与を始めましたが、朦朧とした夜を過ごし体温は39℃を超えていました。

 

首の周りは猛烈な熱さを感じていました。今考えると熱に弱い癌細胞はこの熱で相当やられたのではないかと思います。

 

前回1回目の抗がん剤投与の際に腎臓機能が落ちてしまったそうですので、今回腎臓を守るために点滴による大量の水分補給を行い小水の回数はこの日15回を数えました。

 

2回目の抗がん剤でこんなに大変な状況になるということは、3回目はどうなってしまうのか、体がもたないかも、無理かもしれないと不安になりました。しかし実際は3回目の反応は軽くなりました。

 

2回目以降の抗がん剤投与は迷う必要なく入院してやるほうが良いと思いました。今回みたいに急激に容体が変わっていくと自宅ではどうすることも出来ません。蜂に刺された時も2回目は抗原抗体反応で、激しい反応となることがあるということを思い出しました。

 

看護師さんも巡回以外にも頻繁に見に来てくれて、体調変化が無いか声かけ、点滴の交換、血中酸素濃度測定、血圧測定、体温測定、アイスノンの取り換えなど至れり尽くせりです。入院して良かったと思いました。