2つの目の整形外科でも
 
診断は、「左ひざ内側側副靭帯断絶」で、
その時点では同じ診断でした。
エコーで、断絶部分がよく見えました。
 
 
先生が、前の整形外科で
「そのときは、固定はしたの?」と聞かれました
 
いいえ、固定はしませんでしたが、
湿布と包帯と、自分で持っているサポーターを
つけておいてと言われたと、診察のために外しておいたサポーターを見せました
「これは、サポートにはならんね」
 
怪我をしてから1週間経っているので、
今更固定はしないけど
ある程度は固定をした方が良かったね・・・
 
テーピングを教えるから、
テーピングと装具はどっちがいいですかと聞かれて
 
数種類のテープが並びました・・・
巻く前から「覚えられません」というと「覚えてもらいますよ」
 
私は、蕁麻疹が出ることをいうと、かぶれやすいのならと
装具を購入することになりました。
脚の側面に、金属の蝶番が入っている物でした
 
そして、リハビリが始まりました。
 
なにか、近々試合を予定してないかと尋ねられたのは
バレーボールに復帰する目標を立てて頑張りましょうという意味でした
 
私は、バレーボールよりも
農作業が気になります。怪我をとしてから
毎日、家の中にいます。
買い物や遊びに行くのも、限界があります
爺婆のイヤミに耐えながらの毎日ですから
一日も早く、農作業が出来る足が必要でした
 
畑に出るのを目標に、しゃがむという課題が始まりました
 
リハビリの先生の手は、とても暖かくて優しくて
痛くて動かなかった、膝が・・・・
マッサージを受けただけで歩くのが楽になりました
 
足を投げ出して座り、膝の後ろに筒状に丸めたタオルを置いて
膝の後ろで、タオルを押したり、
仰向けに寝たまま、膝を曲げて、肩からお尻を上げる運動
 
自転車漕ぎ10分間など 一時間半くらいかけてリハビリをしました。
 
診察が終わったのは
朝七時についてから、帰るまで5時間くらいかかりました。
 
 膝は、はじめこそは松葉づえに頼りましたが
日に日に痛みが消えて歩けるようになっていました
 
伸ばしていると、曲げる時に
曲げていると、伸ばす時に
膝がパキッと鳴るときに痛い
 
歩くと、膝が抜けるのではないかと思う。
 
もしかして、前十字も損傷していると思っていた私は
良かった・・・手術じゃなくて・・・。
と、病室を見上げて帰りました
 
それから一週間に2回くらい通ったときでした
 
 
整形外科から、電話があり
 
「MRIをうけませんか」という内容でした。
 
リハビリの先生が
膝のグラグラ気になるということでの提案でした
 
 
すぐに受けることにして
後日、MRIを受けました。
 
 
結果は
左膝前十字靭帯断絶が判明しました。
 
独断で即決したので、
「手術してください」というと先生もビックリしたようでした。
 
術前検査の
血液検査と心電図は次回にとることになりました
 
血液検査で
面倒な事も判明しましたが
動いて痩せるために膝を治すことの目標も加えました。
 
 
血液検査で、血糖が高かったのです。
去年からの再発???
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
金曜日の夜に、2度目の膝を痛めて
必死で帰り着いた足は、まだ腫れもしていないし
ちゃんと曲がるし、正座も出来る。
膝を、氷嚢で冷やして、湿布なども貼りました。
 
「良かった・・・そんなに酷くないな」と思えたものの
でも・・・旦那には、怪我をしてごめんねと言いました。
 
段々と夜はふけますが
私の目は冴えるばかりでした。
最近できるようになった蕁麻疹が
全身に出ました。
 
痒くて眠れませんでした。イライラするので
変な体勢をとると膝が傷むので大変な夜になりました。
 
朝が来るまでには蕁麻疹は収まり
膝が痛いから、目が覚めました。
 
朝から足を引きずりながら
整形外科に行きました。
膝が抜けそうだし、なにしろ何をしなくても
疼きました。
 
 
膝の内側の靭帯が切れているという診断でした。
左ひざ内側側副靭帯断絶という診断。
 
腫れた膝から50ccの血液を抜きました。
抜くときは、激痛で涙が出ました
しかし、驚くほど
歩くのが楽になったので、安心しました。
 
その日は、松葉杖をレンタルして帰りました
 
 
 
翌日、町内の自治会対抗のバレーボール大会本番でした。
私は、練習中に怪我をしたものだから
同じ自治会で近所のみんなにも大丈夫だと言いたくて
応援へ行きました。朝から松葉杖は要らないことに気が付いたからです。
 
メンバーの中に、去年、怪我をして復帰している人がいて
今の状態や、通った病院など詳しく聞きたかったのが
応援に行く理由の一つでした。
 
聞くところによると、完全予約制の整形外科で
土曜日だけ初診は、7:30に開くときに順番の札をもらい
診察が受けられるというのです。
スポーツ専門の素晴らしい病院だと言っていました。
 
 
私の次の診察は、今度の木曜日で、その診断を受けてから
土曜に行くかどうか考えようと思いました。
 
 
木曜日。
先週の金曜に怪我をしてから
日に日に歩くのが楽になっていきました。
 
診断は、腹側靭帯は間違いなく切れている
昔なら、手術をしているレベルだけど
今は再生するまで待つんだよ。
あと3週間で治る。3週間すれば、農作業もバレーも復帰です。
良かった・・・と喜びに包まれました。
 
しかし。折角、教えてくれた整形外科ですから
同じ診断でも、何かしら早く治癒出来た方が良いかもと
 
土曜日の朝に並ぶことにしました。
7時に着いたのに
7:30の時点で8番目でした。
私の後ろにもたくさん来ました。
 
 
 
真っ黒に日焼けをしている
中学生とか、高校生、若い人たちがたくさん並びました
これだけ、信頼されている病院なんだと
ドキドキしました
必ず治って、必ず復活するんだ!!
 
 
 
おととしの6月は、
相手側のコートから入ってくる球を
横っ跳びして、ダイレクトスパイクした時でした。
 
着地をした時、左ひざは伸びきっていました。
伸びきった膝に体重が乗って、膝だけが内側に折れました
バキっと一回も鳴って 倒れました。
 
「風呂場で滑った」と言い、膝を痛めたと嘘を言いました
 
ジャガイモ収穫中でしたので、午前中に整形外科に行って
午後からは畑に行きました
 
診断は
「前十字靱帯損傷・半月板損傷疑い・軟骨と頭骨の骨折」でした。
リハビリは、収穫が忙しすぎていけませんでした。
 
畑に、お風呂の椅子を持ち込んで、座りながらの収穫作業は
とても大変でした、しかし、自分が悪いのだからって
リハビリが仕事をすることだと歯を食いしばりながらの収穫でした
 
2週間たったころ、随分痛みも引いた時でした。
 
嘘をついていた罰が当って本当に風呂場で滑って
また膝がバキッとなって、再発しました。これが痛いのなんのって・・・
 
最初の怪我よりも痛かった
膝は、みるみるうちに腫れあがり、また病院へ行く羽目になりました
 
膝が痛いので、腿の筋肉は落ちて、ぷよぷよに細くなりました。
まったく思うように動けないばかりか
気が付いたら、足首も動かなくなっていました。
 
歩くのが精いっぱいで、
ましてや、飛んだり走ったりする筋肉の動きなんて
前からなかったように記憶から、無くなりました。
 
走るって、腿をどう動かしたら進めるの?
飛ぶって、腿は使うのかな??
今更、病院へかかってからのリハビリという
気持はなかったので、怪我から3か月も経っていました。
しかし、大友選手をみたその時から、復帰するという目標に頑張りました。
 
記憶はなくなっているのに
膝も少しずつ良くなっているようでした。
素人目に見ても、このままではいけないと思って
さすがに焦ってきました。
 
お風呂に入ったら
まずしゃがむ練習をして、足首を動かすようにしました。
ストレッチを取り入れていくうち
思い出すのに、それから4か月はかかりました。
 
それでもまだ
和式トイレしかないと地獄でした。
 
それから
この一回目の膝の怪我は、復帰まで1年間もかかりました。
 
 
今回、怪我をしてからリハビリをするようになった時
初めて解ったのですが、リハビリをしなかったから、
 
筋肉が、記憶喪失したのです。
リハビリって大事ですね
 
リハビリをしていたら、もっと早く治っていただろうし
今回の怪我も、するような足ではなかったかもしれません
 
 
二回目の怪我は、
前回の怪我よりもひどかったのに、動けます。
腿の筋肉は、記憶喪失していません・・・太いまま