こんばんはー
 
野良猫ヤマトの話です
 
シッポが長くてフサフサしてるから
 
持ち上げてみないと性別がわかりません
 
でもまだそんな親密な仲ではないので ハッキリするまでは女の子だと仮定します

最初はボーイだと信じてたけど今はガールの気がする
 
この3か月間 ヤマトの信頼を得るために マメに食事を与えたり 庭で一緒に時間を過ごしてきました
 
ゴールはもちろん 保護して家族を見つけることです
 
今年あった一連のできごとからとても慎重になったので 保護までにまだ時間はかかると思います
 
でも 確実にその方向に向けて行動してます
 
まずはオーストラリアでの「野良猫」に関しての主要ポイントをまとめます (少なくともビクトリア州)
 
  1. 飼い猫を去勢・避妊させたりマイクロチップを入れることは法律で義務付けられていない
  2. 飼い猫でない猫を24時間以上キープするのは違法
  3. TNRは違法
  4. 野良猫を家の中で飼い始めるのは違法
  5. 野良猫を見つけたら役場かシェルターに一度サレンダー(渡す)しないといけない
  6. シェルターは大規模なのがメルボルンに2つあって 小さめのがあちこちに数十ほどある
 
 
次に 私にとってとても大事な3匹の猫の存在を改めて紹介します
 
 
1. Romeo
 
2019-03-03
 
10年以上住んでいる自宅付近で初めて会った野良猫
 
男らしくて甘いマスクの彼はミンティや隣のM家に住んでるミンティのお姉ちゃん、ボタンズと仲がよく
 
これはきっと界隈中のガールズもとりこにしてるに違いない、と思いロミオと呼んでいました
 
このブログにも頻繁に出演し、前髪王子・フクロウ王子など他の愛称ももらいました (笑)
 

一年ほどの時間が流れ その間にAmebaでねこけんさんや他のブログを読んでいるうちに意識が高まった(?)私は そのうちに 彼を保護して家猫にさせてあげたいと思い始めました
 
ウチよりもロミオが懐いていた隣のM家とも相談して いつか捕獲しようと話していました
 
ただ、ロミオは人一倍強い警戒心を持っていて 捕まえさせてくれないどころか触れもしません
 
 
一度 寝室に閉じ込めることができましたが ものっそい抵抗にあい捕獲を中断しました
 
M家も口で“捕まえよう”と言うわりには行動で示さず 時間が過ぎていきました
 
今年の7月にロミオは顔に怪我をして 日に日に悪化していました
 
2019-07-24 M家のベッドに寝ているロミオ
 
M家で捕獲しようとしましたが 詰めが甘くて失敗しました
 
うずくまったままほとんど動かず 数日の間にもほんの僅かな量しか食べません
 
顔が壊れかけているようで 目もろくに開けられず 病院に即連れて行きたくて焦りました
 
久しぶりにウチに来たのでドアを開けてみると ロミオが入ってきました
 
 
2019-08-06
 
とうとう捕獲に成功し 行きつけの病院に連れて行きました

それが生きたロミオに会った最後です
 
猫エイズを発症しているから怪我が治らないのだろう、
 
威嚇がすごくて鎮静剤を打たないと診療できなかった、
 
これは家猫になれるとは思えない、
 
だから彼を安楽死させたという連絡が数時間後に来ました
 
 
ロミオを抱きしめれた最初で最後の日


チューリップ

 
助けるつもりで病院に連れて行ったのに
 
レスキュー枠外とみなされ、安楽死の最期を辿った最初の野良猫がフレディです
 
 
2. Freddy
 
2019-02-27
 
フレディは2月のある日 突然現れました
 
身体が毛ダマだらけになっていて薄汚く あまり体調が良くなさそうでした
 
ボス猫のロミオと行動を共にしてるので ロミオが見つけて連れて来たのかな、と思いました
 
2019-03-04
 
 
治療が必要だと思い 初めて捕獲器を借りて捕まえました
 
もう歳で 治療も手遅れだからフレディを安楽死させたと病院から連絡が来て
 
私が死刑執行命令書にサインしたような気分になり、かなり凹みました


チューリップ

 
だからロミオの時はもう少し知恵を働かせたつもりだったのが
 
同じ結果になり、ショックでした
 
ロミオが怪我で動けなくなった時期に
 
3匹目の野良猫が現れるようになりました
 
トラです
 
 
3. Tora
 
今まで捕獲した3匹の中で唯一ハッピーエンディングを迎えたトラ
 
後に3歳ぐらいだろうと推測された彼が それまでどこでどんな暮らしをしていたのかは謎です
 
2019-08-05

警戒心がとても強くて エサをあげてもすぐには近寄らない子でした
 
それでいて 1週間ほどしたある日 試しにドアを開けてみたら中に入ってきたので 勢いで部屋に隔離してみたらとても人懐こいことがわかりました
 
2019-08-10

彼を生き延びさせるためのチャンスを高めるため
 
病院ではなくシェルターに直接連れて行き
 
友人と事前にお見合いをさせて [もしも野良猫なら引き取る意思がある]という項目にも大きなチェックを入れました
 
アドプションの段階に移るまで 数日ごとに電話で安否確認をしました
 
今だから話せるけど 最初の電話でシェルターのスタッフに言われたことが衝撃的だったのです
 
『今度野良猫を見つけても 連れて来ない方がいいわよ。この子が殺されなかった理由は一つだけなの:人懐こいから』
 
 
えー? そんなこと 誰もどこにも書いてないし 
 
迷子猫情報のサイトでも迷子猫を見つけたらすぐにシェルターに連れていけって勧めてるのに?
 
 
とにかく トラは無事にアドプションに回され、友人の家族として幸せに暮らしています
 
 
 
ヤマトは トラが私の家に泊まった日に 部屋の外からトラを見ていたのです
 
もしかして2人は知り合い? 兄弟? 恋人?
 
気になりましたが とりあえずトラを先に保護する計画を実行しました
 
その晩のトラは大声で鳴き続け 外に追い出そうかと真剣に考えたほど眠れない夜でした キョロキョロ
 
アドプトされた日の夜に友人の家では鳴かなかったのでほっとしたのを覚えています
 
 
 To be continued...
 
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