先週の木曜日に出会った白と灰色の新猫

 

野良猫の生活が長そうだけど

 

どこから来たのか

 

今までどこでどう凌いでいたのか

 

隣のM家によると 2週間ほど前に現れたらしい

もしかしら迷子で 飼い主さんが探してるんじゃないか

 

病気に見えるけど食欲はある

 

野良でこの界隈のボス ロミオとけっこう一緒にいる

 

ロミオはもう一年半ほど前から知ってるけどこの子は見たことない

 

どこかで出会って連れてきたのか

 

 

チューリップ

 

 

前回のブログで仮名のアイディアとアドバイスをお願いしたところ

 

数多くのフィードバックをいただきました

 

ありがとうございました

 

名前のアイディア:

 

  1. フレディ マーキュリー (旬な名前)
  2. マキューシオ(ロミオの親友)
  3. ロビン 
  4. ワイズ (Old wise cat)
  5. ウルフ (オオカミっぽい)
  6. グレイ (灰色)
  7. グレン (愚連隊・グレーの毛の掛け合わせ 迫力あるから)

まことに勝手ながら 

 

Freddy Glen Mercutio-Robin : The Wise Grey Wolf 

 

と呼ばせていただきます (賢い灰色のオオカミ: フレディ グレン マキューシオ-ロビン

 

フレディが名前 グレンがミドルネーム マキューシオ-ロビンがハイフンで二つの名字

 

 

体調に関してのアドバイス・意見のまとめ

 

  • 野良歴がそこそこ長そう
  • シニア猫
  • 毛玉はヤバイ
  • 右耳の下と少しくねくねした左耳が疥癬(かいせん)っぽい
  • 眉毛が下向き
  • 猫の皮膚炎は診断が難しい
  • 疥癬・皮膚病なら他の猫にも移る - レボルーションをした方がいい - 飲み薬もある

 

読んでいて 背中を押されたというより お尻をフライングキックされた気がしました

 

(いい意味で)

 

コメ返書いてる場合じゃないな、何かしなきゃ、

 

と思いたち たまたま月曜日は自主的休息日 (ズル休み)だったので

 

まずは薬を買いに行きつけのペット用品店に行きました

 

飲み薬はなく、ダニと寄生虫駆除薬は首につけるタイプなら混合の液体、錠剤なら別々でした

 

液体タイプなら家にストックがあるので買わずに 

 

とりあえずスタッフの人に状況を説明していると

 

併設されている獣医のところで捕獲器を貸し出ししているとわかりました

 

$40 (返却時に払い戻される)で 2週間ほどの期間OKです

 

丁度一つあったので 使い方を教わって借りました

 

 

チューリップ

 

 

夕方の5時ごろ 聞きなれたFreddy のダミ声がしたので

 

ガレージに置いた捕獲器の中に エサを入れたお皿を設置しました

 

そこで話しかけていたら ロミオも現れました

 

 

 

 

2匹ともエサは食べたそうで 近づいて匂いを嗅ぐけど入りません

 

 

もう一つ普通のキャリアを持ってきて チュール入りのお皿を入れました

 

ロミオが顔を突っ込みましたが 後ろ足は出したままでした

 

 

 

気づいたら Freddy の耳の下にできものがあり 破裂したかのように赤くなっていて

 

早くに病院に連れていかなきゃ、とますます思いました

 

 

しばらくしてロミオは立ち去りましたが

 

Freddy はその場から動きません

 

コメントに 『部屋の扉を一部開けて誘導するといい』と書いてあったことを思い出し

 

ガレージへのドアを開けた向こう側にある 人工芝の敷いてある部屋にエサを置き

 

ガレージのドアを開け放して 浴室に隠れました

 

しばらくすると Freddyはエサを食べに行ったので

 

ガッと出て 逃げる前にドアを閉めました

 

 

捕獲器と同じぐらいの幅の板で上部を

 

高さのある物で両横を固め

 

ドアを開けたらFreddyが中に入りました

 

 

捕獲に成功しました

 

すぐに病院に連絡して連れていきました

 

 

落ち着かせるために一晩置いて

 

翌日にマイクロチップのスキャンと健康チェックをすると言われたので帰りました

 

この時 返された$40は 財布に戻す気にならず

 

Second Chance Animal Rescueという保護団体に寄付してもらいました

 

 

チューリップ

 

 

火曜日の午後2時に電話があり

 

Freddyを安眠させたと言われました

 

おそらく長いこと野良生活だったのだろうと

 

彼は高齢でかなり色々体調が悪く

 

医師の判断で安楽死させることにしたそうです

 

マイクロチップは入ってなく去勢もされていませんでした

 

 

洗ってきれいにして 庭に埋めようと思ったので

 

少し後に電話をかけ直して 彼の遺体を引き取れるかと聞くと

 

野生動物の霊園で火葬するために もうピックアップされたと告げられました

 

 

チューリップ

 

 

出会っていたのが一年、半年でも早ければ

 

まだ救えていたかもしれない

 

ブラッシングしたり

 

チュールを毎日あげれていたかもしれない

 

飼い主がいるかもしれないと思った

 

病気が治るかもしれないと思った

 

人に慣れてるし アドプトされて家族ができると思った

 

でも Freddyはもういない

 

 

Here today, gone tomorrow

 

今日いたからって明日もいるとは限らない

 

 

一つだけ言えることが

 

一年前の私なら 猫を保護するという意識が低くて

 

おかわり自由のエサをあげたり

 

避妊や去勢手術のためにTNRを考えることはしなかったと思う

 

ブログを読んで 個人や団体で保護活動をした方、している方から多く学ぶことによって

 

自分でもできることがあると考えるようになりました

 

 

チューリップ

 

 

Freddyがこんなにあっけなく逝ってしまうことになるとは思わなくて。。。

 

アドバイスを下さったり応援して下さったみなさん 本当にごめんなさい

 

 

 

でも Freddyは もしかしたらロミオを救いに来たのかもしれない

 

ロミオが皮膚病になる前に

 

喧嘩のしすぎで治らないケガをする前に

 

事故にあう前に

 

早くなんとかしなよ、と警告してくれたのだと思う

 

昨日 隣のM家とも話して Freddyのこともあったから ロミオの捕獲を本格的に実現したいと言ったら

 

夫妻ですでに話し合っていて 絶対そうしようと同意してくれました

 

結局リリースするかもしれないけど とりあえず セカンドチャンスの有無を検討しようと決めました

 

 

 

もしも明日来なくなったら 後悔するから

 

Though far too short, I'm so blessed to have known you,

短すぎたけど会えて嬉しかった

 

Freddy Mercutio-Robin The Wise Grey Wolf 

 

 

 

 

最後にFreddyはほとんど見えないけど ロミオと遊んでる?動画です

 

良かったら観てください (ミンティも出ます)

 

 

 

キラキラ