マリリン:あっ みんなちょっと待ってねラブラブ
 
ん? 今日はマリリンの出番はないけど?
 
マリリン:は?どういうこと?

だってブロンソンの話するんだもん
 
マリリン:ブロンソンになんて誰も興味ないわよ
 
いやいやそんなことはないって
でさ、言いたくないけどタワーのポールがものすごく傾いてない?
マリちゃんそのハンモックには重すぎるんじゃ。。。
あと、お肉がかなりはみ出してるように見える
 
さてと、あまり思い出したくないけど行方不明になった時を振り返ってみよっか
悪夢の一週間だったわ
 
 
ブロンソン:ドアが開いてたんだよ!
 
そうだね
 
ドアが開けっぱなしになってたら そりゃ出るわな
 
 
チューリップ
 
 
親との同居が決まって一番の懸念事項が【猫の脱走】でした
 
2年前に親が一か月ほどウチにいた時も数回ほど未遂事件があって、その際は私が在宅だったからすぐに対応できたからよかったのだけど
 
母はもちろん慎重に気をつけているから大丈夫ですが 父はとにかく何も考えてないから真顔
 
5月末の日曜日に母と外出から帰ってすぐに『ドアが開いてる、猫何匹いる? ブロンソンがいない!!!』と気づきパニック!
 
ブロンソンはもともと外に行ったら(楽しすぎて)自分からは絶対に帰らないという理由で4年前に出禁になった子なので 焦りがつのりました
 
これまでに飼い猫が迷子になったことはあるし、いつも【迷子猫】のサイトをFacebookでチェックしているのでやるべきことはわかっていたけどとにかく精神が麻痺していました
 
この時の救いは、ほかの猫が出ていかなったことで、というかプリッシーが出ちゃったんだけど「外は勘弁してくれい」と早々に帰ってきたので本当に良かったです
 
自分のプリンターは100枚ほど印刷したらインクが切れてしまったので 前の同僚に会社でポスターとチラシを印刷してもらい、雨がよく降っていたのでプラスチックのスリーブに入れて配布しました
 
プラスチックスリーブの底を上にして貼ったポスターは1か月たってもまったくインクが滲まず綺麗なまま残ってました
 
迷子のペットを探す時に一番必要なのが Manpowerとサポートの輪だと思います
 
わざわざ遠方からパトロールにつきあいに駆けつけてくれた麻雀会の猫飼い仲間、ポスターの配布を手伝ってくれたりパトロール中に電話の話相手をつとめてくれた友人たち、、、 遠慮しないで人の好意を受けることでとても助かりました 
 
進展がなくても、チェックインのメッセージをもらえるだけでも嬉しかったです
 
電話についてですが、前に隣の道に住んでいた友人カップルがアデレードに引っ越した直後に飼い猫のルイスが迷子になったことがあって 3週間後に自分たちで見つけて無事に再会できたのですが、『名前を呼びながら歩くのではなくて、なるべく喋り続けた方がいい』とアドバイスをもらったので ほとんど毎晩のように姉に電話しました乙女のトキメキ
 
『喋る』というのは、友人のパートナーが迷子のペット探しを仕事にしているプロの探偵さんから聞いたらしく、実際に彼がスマホでSNSの投稿に反応してブツブツ愚痴を言っていたら茂みからミャ~と鳴き声がしてルイスが出てきたという逸話があります
 
そこは家から5キロほど離れていて、それまでに何度も足を運んでいた場所です
 
アデレードの友人とZoomで、家とルイスが見つかった場所をGoogle Mapsで見せてもらったことで 猫がどれだけ遠くまで行けるのかを確認し、彼女にはこちらの土地勘もあるのでウチの周辺をGoogle Mapsで一緒に見ながら分析しました (私:こっち行ったと思う? 彼女:うん 私:あっち行ったと思う? 彼女:多分 とかそんな感じだけどとにかく思いつく限り探すしかないと腹をくくれた)
 
今はサテライトのイメージも見れるから ここに公園があるんだ、この後ろは駐車場なんだ、とか猫の目線から道の感覚を得るのに役立ちます
 
あと、「絶対に諦めたらダメだ」ともいわれました
 
とにかく毎日何度か歩いて探し回り、会う猫にはみんなに『ブロンソン見た?もし会ったら帰り方を教えてあげてね』と頼み、一軒ずつノックしてこのチラシの猫を見たかと聞いて、ガレージや庭を必ずチェックしてくださいとお願いしました
 
トイレの砂(木くず)も前庭、裏庭の至る所にぶちまけ、置き餌もしてゲートは閉めず、24時間ベッドルームの窓を開けっぱなしで外から入れるようにしました(部屋のドアは閉めています)
 
あと、タバサと一緒にも何回かパトロールしました。 彼女は本当に賢いです。 私がブロンソンを探しているとわかっていて、率先してすべての家の前庭をチェックしに行き、塀があれば上って入り、排水溝も必ず匂いを嗅ぎにいきました。 鼻が利くブロンソンのために彼女の匂いもつけていたと思います
 
ブロンソンと再会した夜は雨が降る予定だったので、パトロール同伴のありがたいお誘いは断って一人で行きました
 
私の家がある道の先にピザ屋があって、ブロンソンを探し始めた二日目に そこに併設している倉庫の中でサビの子猫を見かけてから以来餌を置きに行っていたのだけど いつも時間が遅いから店は閉まっていました
 
まだ小さいし外は寒いし塩分の多いジャンクフードをもらっているようだったので気になっていました
 
夜10時ぐらいにもう少し遠くの道にチラシを置きに行った時に車によりかかっていた人に 猫を見かけなかったかと聞いたら、「猫?見たよ、ピザ屋にいるよ」と答えがありました。彼はピザ屋の配達人でした。その会話があって何かの縁を感じてパトロールの後に店に行ったら中に人がいたので 「ここにいる子猫はあなたのですか?私はレスキューでボラをしてるので、もし飼い主がいないなら保護しましょうか?」と問い合わせたところ、「あー 毎日来てるね、あれは野良猫だよ、持っていっていいよ」と言われ、電話番号をもらって猫が来たら連絡をくれる約束をしました
 
小雨が降り始めてきたので今日は切り上げようと家に向かって歩いていたら ピザ屋の人から電話があり、「今猫が来てるから早く戻ってきてくれ」と言われ、「なら餌と車を持ってくるからちょっと待って」と言って 駆け足で帰って家のゲートに入っていったら 玄関に猫がいるのが見えました
 
ブロンソンが帰ってきたのですえーん
 
名前を読んだら彼の美しい甲高い声でミャオウ返事があり、お互いに駆け寄りました
 
自分で言うのもなんだけど めちゃくちゃロマンティックでしたよ ラブラブ
 
泣きながら抱き上げて家に入り、『ブロンソンが帰ってきた~!!!!』と怒鳴って母を起こし、一週間ぶりの再会をしたのちとりあえず保留して子猫を引き取りに行きましたが 人馴れしていなくて逃げられました
 
彼女はちゃんと保護しました、詳細は後日
 
ブロンソンは帰宅できて心から安堵しているようで、カリカリを少し食べてから爆睡しました
 
 
 
 
体重が400gほど落ちていて、お腹全体と他にも数か所モーターオイルみたいなものがついてベタベタしてました
 
翌日VETで怪我がないかチェックしてもらって 粘着物が洗剤では落とせなかったので毛を剃ってもらいました
 
猫は異物がついてるのが嫌いだし舐めるのも良くなさそうだったから
 
おとなしく毛を剃られてくれて良かったけどちょっと悲惨な姿でした
 
 
でも帰ってきてくれてありがとう、っと毎日抱きしめて感謝しています
 
だいぶ毛が生えてきたかな?
昨夜
 
一週間の平均14,000歩でしたが普段歩かなさすぎ滝汗
 
 
帰ってからいつも以上にずっとべったりでした、これが翌日のブロンソンです
 
キャーハート
 
ブロンソン:ボクがいなくて寂しかったでしょ?
ミンティ:んなわけないじゃん
 
ブロンソン:女の子ってマジで意地悪だよね
 
チューリップ
 
 
長話につきあってくれてありがとうございます
 
あと、ブログをずっと更新していなかったのにまだ読んでくださって感謝しています
 
次回は保護したサビ猫ちゃんが出場します
 
 
 
 
 
 
 
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