※人道的戦略兵器…人命を奪うことなく、領地侵犯者の戦意を喪失させたり、船舶・航空機などの計器類に異常をきたして、日本国領土を守る兵器。
まぁ、これはわたしの空想というか妄想です
中国の大漁船団が尖閣に向かっています。
一説には、その数が１０００隻とも言われています。
いったい、どうするのでしょう？
日本の目的は、中国国籍の船を、日本の領海内の外に追いやることです。
さて、どうしたらよいか？
嫌なことをすればいいんじゃないかな、と単純にふと思ったのです。
無人のリモコンのヘリを飛ばして、催涙ガスや笑気ガスを落としたり、ものすごく臭い液体を落としたりなど。
人命にかかわらない限りにおいて、もっとも有効な何かで撃退する、というのが、「人道的戦略兵器」です。
そもそも、日本は他国を侵略しない（という名目な）ので、防衛が第一のキモです。
ですから、お帰りいただくのに有効な兵器が必要ということになります。
もちろん、自衛隊員の命は、絶対に落とせないので、無人機を使用することになります。
もうアメリカでも、取り入れてますけど、無人機の性能が、メチャメチャよくなりましたね。
日本の自衛隊には、あるのかな？
日本で、無人のヘリコプターの恩恵を受けているところと言ったら、みなさん、なんだと思いますか？
実は、農業なんですね。
（小型の）ヘリコプターに農薬を積んで、農地に散布させるのです。
以前はリモコン操作をしていましたが、今はパソコンでデータを打ち込んで、操縦は完全に自動だそうです。
ＧＰＳ機能のおかげで、きっちりと指定された農地に、農薬を散布できるそうです。
散布が終わったり、途中農薬が切れたり、燃料が切れたりすれば、きちんと戻ってきます。
実にスマートなやつです。
農家のヘリがそれくらいできるのだから、これは少し技術を加えれば、簡単に軍事転用できるでしょう。
戦争で一番の問題は何か？
それは人命が奪われることでしょう。
では、人命が奪われない戦争ならば……
これは、各国がのってくるかもしれません。
人道的戦略兵器による交戦権が国連で決議されて、世界中が人命を賭さない仮想の戦争を始める。
アメリカをみればわかると思うのですが、戦争って、残念ながら公共事業の側面もあるんですよね。
ですから、軍事産業にお金が流れて、しかも人命が失われなければ、という発想はあながち現実離れしているとは思いません。
ちょっと、『スカイ・クロラ』の世界に似ている、というか、わたしが少しスカイ・クロラに感化されているということは否めませんが。
領土をめぐる無人機同士の攻防。しかも、それを操作しているのは、戦場から遠く離れた本国のパソコンルーム。
遠くない未来、そんな新世紀の戦争が、起こるかもしれません。