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暇つぶ誌 ver.2

26歳という等身大の月日を、赤裸々に謳う。

と、言っても『北斗の拳』の事ではないですよ。



司馬遼太郎さんの作品で『北斗の人』という作品があります。

北斗の人 (角川文庫)/司馬 遼太郎
¥780
Amazon.co.jp


コレは幕末期の剣術史上最大流派・北辰一刀流開祖である千葉周作の物語なのです。

※最近歴史ネタばっかりでゴメンナサイね。




燃えよ剣(建)以来すっかり幕末にのめり込んでしまった建ちゃんですが、一応こんなんでも昔から剣道一直線の少年だったので、剣術本を読むと今でも軽く血が騒いでしまうのです。




幕末と剣術…

モ~、コレはたまらんワンッ!! って事で、一気に読んでしまったんですが、コレがまた実に面白かった。



司馬遼太郎さんの作品は読みやすくて、時代小説が苦手な人でも楽しむ事が出来ますね。




そんなわけで、またしてもすっかり感化されてしまい、行って参りました、墓参り!!



東京は豊島区・巣鴨にある本妙寺というお寺さんに剣聖 千葉周作が眠っているのです。



ちなみに…、本妙寺というお寺さんには「この桜吹雪が目にはいらねぇかい?」で有名な、東山の金さんこと東山金四郎景元のお墓もあるのです。

※その他、江戸末期に棋聖位にまでついた将棋の名人・天野宗歩 や 囲碁の家元である本因坊家の歴代の当主が葬られているのです。




建ちゃんの愛車であったレッドバロン号が亡きいま、鳴り物入りで我が家にやってきたミレニアムファルコン号で迷子になりながらペダルをこぐ事約一時間。

※池袋付近から巣鴨まで一時間要した事で、どんだけ迷子になっていたか容易に想像出来るだろう。




ペダルのこぎすぎでアホの阪田の様な足取りでお寺に入り、お線香を一対お願いする。


いざ、お墓参りへ。

※寺内に親切に看板が立っているのでわかりやすいですよ~。


いよいよ対面を迎え、緊張の余り多量の汗が噴き出てくる。 ←現在では単にチャリのこぎすぎと言う説が有力







………、








Σ(゚д゚;) オォ…


千葉周作のお墓2  ←こんにちわ~



こ、これが…、剣術の歴史を変えた人物のお墓。




いやぁ~、迫力というか何というか。。。


正直5分くらいここから動けませんでしたよ。 ←現在では単にチャリのこぎすぎで足が動かなかったと言う説が有力





脇へ回って墓石を見ていると…、



千葉周作のお墓3  ←失礼しま~す


ここまで近くに来ると、さすがの建ちゃんも耐えきる事が出来ずに…、武者震い (((゜д゜;)))ジーザス




戒名を見てみると 高明院勇誉智底敬寅居士 とある。



なるほど…、さすが千葉周作。。。



何が「なるほど」なのか、建ちゃん自身が一番分かっていないが、その場の雰囲気がそういう雰囲気だったのだ。




千葉周作のお墓  ←ここらで、お暇させて頂きます。



そろそろ日が沈む時間だったので、お手々のしわとしわを合わせて南無をしてから、お寺を去る事に。



今回のお参りを通じてなんとなく千葉周作という御仁が垣間見えたような気がしました。

※別に霊が見えた訳ではないっすよ。




お江戸幕末探訪 千葉周作編はこんなもんですが、先頃話にでた東山の金さんのお墓が、コチラです。



遠山の金さんのお墓  ←てやんでぇ!てめぇら、この桜吹雪が目にはいらねぇかぁ?



こちらも随分立派なお墓で、死して尚も威風堂々たる雰囲気を出していました。



北町奉行から大目付、南町奉行を歴任したMr.名奉行。



金さんの詳しい事は、建ちゃんよく知らないので下に記載する写真を参考にして下さいね。



東山の金さん銀さん



地元も一つ掘り下げてみれば、歴史的遺産が沢山あるものです。



ちょっと視点を変えて歴史探索してみるのも、楽しいかもしれませんよ!



皆さんの地元には、どんな歴史がありますか?





それでは次回も…、


襖を開けてまっててくれ。





~あとがき~


本日の『金スマ』 皆さんご覧頂けたでしょうか?

マーティンスコセッシことマーチンさん またの名を 奥野正明さんが出演されてました。


会う度に思います。

そして、金スマを見た人ならばそう感じたはずです。


ナイスなガイだ…、と。


建ちゃんも刺激を受けて、日々を熱く生きなくては。


では!


またタバコの火が焦がすファイアーソウル!



はぁ…。



2000年に『ミレニアム』って散々騒いでいた連中は、今は一体どこにいるんだろう。。。





………、





∑(゚Д゚)ハァッ!! ジ、ジーザスあせる

聞かれちゃった…




ド、ドモー!



動物占いで、結局動物ではないペガサス馬だった建ちゃんです。




Hey Hey BabyBoy 僕はここにいるよ。





さてさて、先日の 日野 ~そこは新撰組ゆかりの地~巡り で手に入れたお土産をちょっとばかし…。



あぁいう所に行くと、不必要な物まで欲しい衝動が起こるのは一体全体何故なんでしょうね?



まぁ、しょっちゅう行くところではないので、たまにはいいんですけどね。





ではまず…、コレだぁ!


歳クリ  ←う~ん、仏軍服がまた似合う


その名も『土方歳三クリアフォルダー』だー!




漢として、買わない手は無いだろう。



コレを商談の席に持って行けば、打ち合わせ室の空気は凍り付き、緊張が絶える事は無いだろう。



やるか…、やられるか。



平成を生きる男児にも、是非この心意気を学んでもらいたく候。



¥500也。





さて、土方歳三クリアフォルダー またの名を 漢フォルダーの次は…、コレだぁ!!



歳ポス  ←この虚ろな目元…、渋い


幼少の頃から地元で渋餓鬼の異名を取っていた歳さん。


その歳さんのポストカード、その名も『土方歳三ポストカード』だ!




コレに書簡をしたためれば、送られた相手は空気が凍り付き、緊張が絶える事は無いだろう。



出すか…、出されるか。 (←書簡を)



メール時代の落とし子達にも、書簡でのやり取りを学んで頂きたく候。



¥500~600也




さて、土方歳三ポストカード またの名を 漢ポストカードの次は…、コレだぁ!!



とシール  ←うわっ!右側 光が反射して見えない!!


ご存じの通り…、シールだ。


だが、ただのシールではない。



誠 一文字 (写真左) と 名刀・和泉守兼定の鞘に描かれている鳳凰と牡丹 のシールである。



誠 一文字のシールをおでこに貼れば…、ただ事では無いと思われるだろう。



そして、最近のデコケーブームに乗る輩には、デコるならデコり通せと言わんばかりに 鳳凰と牡丹 を携帯に貼ってもらいたい。


さすれば、君の携帯も南蛮伝来ののデコケーなぞではなく、古来日本から伝わる拵えケーとなるだろう。



貼るか…、貼られるか。



もう言う事は何もない候。



各¥500也




では、次。



歳ビール  ←これは…、そのぉ。



見ての通りの『土方ビール』だ。



史説によると、当人は余り酒を嗜まなかったらしいけど、ついついつられて記念として購入してしまった。


コレを売っていたおばちゃん曰く「函館から取り寄せている」との事だが、たぶん嘘だろう。



お土産の類としては若干無理矢理な所もあるが、行きがけにおばちゃんに「お土産を必ず買う」と約束しただけに、むげにシカトして帰って来る事はできずに買った物だ。



まぁでも、建ちゃん的にはお酒は嫌いじゃないんでね。



賞味期限ぎりぎりまで飾って、最後にとくと味わう事にしよう。



呑むか…、呑まれるか。 (←世の中の流れに)



昨今のサワー・カクテル派の軟弱者達に、熱い思いと共に呑んでもらいたく候。




では、NEXT (←1mm) ←わかる人にはわかる




新撰組湯呑み  ←出た!定番中の定番!


これは、言わずと知れた『新撰組湯呑み』だ。



恐らく、隊士の面々もこの湯呑みを使って茶を呑んでいたに相違ない。

※新人隊士はこの湯呑みで、何番隊の隊長が誰かを学んでいたと言う伝説が…、ない。



この湯呑みを見て、建ちゃん的に大きく不覚を取ってしまった事がある。


一瞬だけ、ほんの一瞬だけ右側の新撰組のでかい文字の横の年表を、新撰組の電話番号だと思ってしまった。



これは恐らく、寿司屋の影響が大きい。



作りが寿司屋の湯呑みと同じなのだ。



こんな建ちゃんを、見る人が見れば(例えばゆうさん) 「士道不覚悟」 と言って斬り伏せられてしまうだろう。



しかし、そんな事ではへこたれず、建ちゃんはコレで熱い茶を呑む。



昨今のぬるま湯で育った腑抜け共にも、コレで熱い茶を呑んでもらいたく候。



¥600?也





以上。


コレがお土産ラインナップでした。



同行したマーチンさんの買いっぷりに、若干の驚愕を覚えたが、その姿に漢を感じました。



まさに…、 日野に、漢をみた。





では、また次回も…、


襖を開けて待っててくれ…。





※その漢マーチンさんが本日(26日)放映の金スマに出演します。


詳細はマーチンさんのブログを要チェケラっちょ!


http://ameblo.jp/okuno-masaaki/entry-10143677654.html


みんな、見ろよな!

ケ~ムケ~ムケム 男の子♪


まん丸、お腹の、男の~子~♪







……

………。






はぁ・・・。


海よ…、俺の海よ…。





………。





ハッ!! ジ、ジーザスあせる


聞かれちゃった!!






ど、どうも。



現代を彷徨う、ミイラブロガー。


ハムナプトラ建ちゃんです。




さてはて…、

昔の人は上手い事を言う物で『暑さ寒さも彼岸まで』と言いますが、今日なんかは本当に過ごしやすい気温でしたね。



日中に少し暑さを感じた程度で、後は涼しく夏の終わりを感じる事が出来ました。



夏男の建ちゃんにとっては寂しいかぎりです。





まぁ、夏男だなんて言っても、冬の方が好きなんだけどね…。






時に!


話は変わって、実は先日ちょっと遠出をしてある人物達のゆかりの地を足を運んで来ました。




その…、ある人物達とは ・ ・ ・ 。








……

………







えっ?


新撰組の面々じゃないか って?






………。





ウフフフフ…



知ってるねぇ。



長らく更新していなかったのに、相変わらずの建ちゃんファンだなぁ、君は…。






そうなんです。



新撰組なのです。



都内某所(←日野)にある『土方歳三資料館』なるサンクチュアリ。




土方歳三資料館  ←う~ん、スピリチュアル…。

新撰組の中でも絶大なる人気を誇る、副長 土方歳三 の末裔の方がやられている資料館なのですが、なにせ内容が濃い~のなんのって、もぅ。




スペースも狭く、展示数も多くは無いのですが、その内容の濃さと言ったら鼻血ブーものです。




数々の博物館を制覇してきた、ハムナプトラ建ちゃんも圧巻の一言。




土方家に代々伝わり生業としていた「石田散薬」を始め、槍や木刀、俳句集まで。




そして何よりも目を引いたのが、やはり歳さんの使っていた刀。


そう…。


名刀 和泉守兼定 である。




刀身自体は、歳さんの命日である5月11日の前後の開館日に展示されるので、残念ながら見る事は出来なかったけれど、柄や拵えを見れただけで、そりゃもう 武者震い (((゜д゜;)))ジーザス




ちなみに…、

数々の博物館を制覇してきた と伝えたが、もちろん歴史上の嘘である。


悪しからず。




しかし…、

つい150年前に、刀で人をバッタバッタと切っていたと思うと、それこそ本当に身震いものですね。




平和に感謝しつつも、昨今のふぬけた日本男児に喝を入れてやりたい気分です。




ほら、歳さんも、雨に打たれて涙面。



TOSHI三  ←決してXJAPANTOSHIでは無い

↑こんな漢になりたいものですね。




さてさて、続いて一行が向かった先は…、


何を隠そう(←隠してはいないが)石田寺(せきでんじ と読む)である。



石碑


ここは土方家のお墓が立ち並んでおり、土方本家のお墓と共に歳さんの墓石だけ立てられているのです。



歳進院殿誠山義豊大居士


と、刻まれているのが戒名である。

※実際、歳さんの戒名は3つあるらしく、その中からご親族の方がコレを選んだのだという。



boseki


もちろん、お線香を供えてお参りをしてきました。




しか~しっ!!




お寺を出ようと胸一杯の一行の脇を、一人の中年のおばちゃんが通り過ぎていきました。


そのおばちゃんが持つお線香が松明のように燃えたぎっているのを見て、何故かいたたまれない気分になってしまいました。




そんなおばちゃんに一言。


お線香は、フーフーしちゃいけないんだぜ。。。





さて、話は戻り、一行が次に向かった先は…


国宝 高幡不動尊 である!



高幡不動1



仁王門を潜ると、左手には歳さんのでっかい像がたっている。




toshi三  ←新撰組副長 土方歳三であ~っる!!



でもって、歳さんの像の隣には両雄殉難碑があり、末期に隊がお世話になった松本良順の揮毫の碑がたっているのだ。




だが、何故かその碑の写真はない。


ふ…、不覚。。。




そして、これは帰ってから調べて発覚した事だが、奥殿に歳さん直筆の書簡や榎本武揚や大鳥圭介等の書簡までもが奉納されているらしい。




なぜか、コレを我々一同はスルーしてきてしまったのだ。




重ねて…、不覚をとったわ。。。





まぁでも、不動明王がいきり立つそこは関東三大不動の一つで、単にお参りをするだけでも十分価値があります。




行った事が無い方も、是非一度足を運んでみては?




五重塔  ←そうだ…、京都行こう。
※まちがっても京都ではありません。




さて、旅も終盤。


続いて一行が向かった先…、それは。。。



佐藤彦五郎 新撰組資料館 である。



ここは、土方歳三の親戚でもあり、また、初期の頃から新撰組を支えてきた佐藤彦五郎氏の子孫である、佐藤福子さんがやられている所です。



一昨年前に出来たばかりと言う所で、建物自体は綺麗な洋風な作り。



一瞬、一同は唖然としたが、本当に一瞬だけである。




中に入れば空気は一転、土方歳三資料館と同様の内容の濃さに…、


鼻血ブー である。



その展示品の数々に、建ちゃん思わず たまわんワン!! と吠えたほど。





ここで展示している物は 組長 近藤勇 の直筆掛け軸や書簡、はたまた短銃(ピストル)や 一番隊隊長 沖田総司 の書簡。


また、史上希に見る無愛想男の歳さんが愛用していたとされる笛や鉄扇や書簡、歳さんの愛刀であった越前康継までも。


※ちなみに越前康継も、刀身は見れず柄や拵えのみ。


そして佐藤彦五郎氏が使用していた刀や、近藤・土方・沖田等の剣の礎となっている天然理心流極意皆伝の免許など。




口では説明出来ないほど、建ちゃんのハートを熱く焦がす品が陳列されていました。



館長である佐藤福子氏の親切な解説つきで、当時の情景が手に取るようにわかってしまい、若干のトリップ状態に陥ってしまいました。



まさに圧巻…、我慢してはいたが、たまらず武者震い (((゜д゜;)))ジーザス





そして最後に一行が向かったのが…、



『日野宿本陣』



この建物は、先の佐藤彦五郎氏が住んでいた所でもあります。

現存する建物は住家しか残っていませんが、当時はここに道場が併設してあり、いずれの世に新撰組となる若者達もここへ足を運び、剣の鍛錬をしていたのです。



また、ここは京都から上ってきた新撰組が足を休ませ、寝泊まりをしていた場所でもあります。



拝観料を払えば建物の中に入る事ができ、一部改築されてはいますが、殆どは昔のままなの状態なので、当時の空気を肌で感じる事が出来るのです。




ほんの150年前に、世を震撼させた新撰組がその場にいたと思うと…、建ちゃん堪らず武者震い (((゜д゜;)))ジーザス




そして、その中の一室は、歳さんが昼寝をしたと言われる部屋がある。


それを聞いてヤキモキしている建ちゃん達に説明員のおじさんが「横になっても構いませんよ」と嬉しい一言を…。







さすれば…、







寝ない手はないぞよ!!




畳に残る歳さんの残り香を嗅ぎながら、ゴロゴロと横になる。


~TOSHIさんが見た風景を、現在建ちゃんが見ている~ 



そう思うだけで…、 鼻血ブーである。





今回の旅で見たもの…。



それは漢である。

※漢とかいて「おとこ」と読みます。 決して「かん」ではありません。




日野いいとこ 一度はおいで



本当に充実に充実を重ねた時間を過ごさせてもらいました。



一日で回るには惜しい程、中身が濃いものがあります。



また来年、必ず土方祭りの時に行きたいと思います。





興味がある方は、是非!!





そして、今回の旅に誘って頂いた、愛用のコンビニはもちろん『新鮮組』だという


ゆうさん  & はな☆さん  そして マーチンさん



素晴らしいひとときを本当にありがとうございました。




また近く、タバスコでもブラックペッパーでもない、甘口なんかでは無い素敵な時間を過ごせる事を…。





それでは次回も…、


ふすまを開けて待っててくれ。。。

ドモー(・ω・)/



陽炎の様に表れては消える 建ちゃんです。




日本選手応援の為に北京に行っていたので、だいぶ更新が滞っていましたあせる


ごめんなちゃいちゃいチャイニーズ。 ←北京だけにね




いやぁ~、終わっちゃいましたねぇ、五輪。



今回も手に汗握る展開に、一瞬たりとも目が離せませんでした。





そう、どうやって伝えればいいのか、、、



何て言うんだろう、この気持ち。。。





まぁ、強いて言えば…、














「北京見るなら、民放で」





って感じでしたね。





さすがのクールビズで唸らせている建ちゃんも、

日本選手団の活躍に、ひさびさに感極まってしまいました。





応援している側にも力をくれる、スポーツの力。




感動をありがとう、五輪。








さてさて、熱い五輪と共に暑い夏も過ぎ去り始めた今日この頃。



過ぎ去りし夏の幻想を追い求めて、今週末はキャンプへ行ってきます。



そう、悠久の地『本栖湖』へ。


mt.Fuji1  ←そびえ立つ頂き



そんな訳で、僕は元気ですにょ~。




では、次回も…

旨い話をしようか?






※ちなみに…、

冒頭の「北京に行っていた」というのは、もちろんです。


シェイシェイ☆

ドモー☆



ドモドモー☆





腰に据えるは名刀ノサダ  建ちゃんです。






いまや「歳の化身」とも噂される建ちゃん。




行ってきちゃいました!




我が愛馬「レッドバロン号」に跨り、ポロシャツを翻して中山道をひた走ってきました。




近藤・土方・永倉 三名のお墓は、埼京線の板橋駅の目の前に位置しており、そこだけなんとも言えぬ雰囲気を醸し出しています。

※たぶん行けばすぐわかります。



墓  ←う~ん、スペェシャル



駅前に小さなロータリーがあり、挟んだ向かいに此の看板が目にはいるので、そこがまさにそこです。




敷地は驚くほど狭く、駅前にもかかわらず人が少ない…。





「くっそ~、倒幕派めっ!」



と、向かいのマックで涼む若人達に憤りを覚えたが、ここは神聖な場。



怒りを安らぎに変え、さっそくお墓参りに…。





まずはコレから。


歴史資料  ←現代版 瓦版


ジーザス…。




この瓦版には、お墓が立てられたの経緯等が諸々書いてあります。


お墓を拝む前に、必ず目を通しておきましょう。





ちなみに…、


建ちゃんは読んでいる間、不覚にも涙がこぼれだしてぬぐい拭い目を通しました。








………、







まぁ、嘘ですけどね。





そして、この看板を正面に左手には、コレ!



近藤 勇  ←写真わかりずらっ!
近藤勇 像


土方 歳蔵  ←うわ! またわかりずらっ!

土方歳三 像


永倉 新八  ←げえぇ! 最後までわかりずらっ!
永倉新八 像



う~ん、ジーザス…。



この三名の写真(写絵)が飾られています。




近藤・土方の両名は、なんとなく見た記憶があるけど、永倉氏の絵は見た事がないので感動しました。




この脇には絵馬掛けがあるのですが、何処で絵馬を仕入れればよいのかが、最大の謎。




絵馬の中には何故か「受験 合格しますように…」などと書いている若人もいた。













……

………













戯(たわ)けがぁ!!





ココに埋葬されている面々が文学に精通していない事を、まず知れ!





世が世ならば、叩き伏せてやるわ!










………。





おわぁ~っと!



こ、ここは神聖な場。



怒りを安らぎに変えて、いざ続きを…。





絵馬掛けを抜けて正面に、小さな看板が目に入ります。

※実際に、看板が目に入るわけではないので痛くないです。





それが…、コレ。


近藤勇 埋葬時の墓石1  ←最後の方の字が詰まってきてるのが哀


ジ、ジーザス…。






「近藤勇 埋葬当初の墓石」とある。




ちなみに、コレがその当初の墓石。


近藤勇 埋葬時の墓石2



見たら「え?」って思うでしょう。



あまりに質素なその佇まいに、思わず建ちゃん「どんだけ~チョキと指を振ってしまいました。。。




確かに、今でこそ新撰組の人気というかその意義が認知されているが、当時の事を考えれば反徒のようなもの。




供養もそこそこに、名前も刻まれずに石だけが置かれたと思うと…、ギザカナシス。







「おのれぇ~、官軍!」




と、ひどく憤りを覚えたが、ここは神聖な場。




怒りを安らぎに変えて、いざ墓参り。







敷地中央に位置する墓石(石碑)がコレでござる!!



石碑  ←おぉ!Σ(゚д゚;)


…、ジーザス。。。





まぁ、コレがメインといってもいいでしょう。



近藤勇 と 土方歳三のお墓(石碑)が、ズドン。



その脇に、新撰組隊士達の無縁仏碑。





この碑石は高さが3.6mにも及ぶそうで、真っ先に目に飛び込んできます。

※実際に、碑石が目に飛び込んで来る事はありませんので、ご安心下さい。







この下に時代を揺るがした男達が  …失礼、漢達が眠っていると思うと、建ちゃん堪らず、武者震いをしてしまいました。



近藤勇像  ←凛々しいお顔

ジーザス。





近藤勇像




そのお顔から、ただならぬものを感じます。






そしてこちらにも…、


近藤勇碑  ←おぉ、こちらも凛々しいお顔が!


ジーザス…。






近藤勇碑



こちらも新しいもので、ピカピカしています。






今でこそ、このように綺麗な像や碑がたてられるけど、その時代では先ほどの質素な墓石程度のものしか添えられないと思うと、当時の時代背景が鮮明に脳裏の浮かびます。







さてさて、今まで散々近藤・土方両名の事に関して言い散らかしてきましたが、もう一名。



今日、この像碑があるのも、この人のお陰でしょう。



永倉新八碑  ←「ばかもんがぁ!」


………、



あぁ、それは「金八」だった。。。  (゜ρ゜)ホゲホゲ





「永倉(本名:長倉)新八 墓」




新撰組 二番隊 隊長 長倉新八 のお墓です。





永倉氏は、維新後に反徒とされていた新撰組の墓をたてる為に各地を駆け回り、ようやくこのような正式な形でお墓をたてたのです。




それがどれほどの苦労だったのかが、先の墓石を見れば容易に想像できますね。




また、それだけの苦労をしてでも両名の墓をたてようとする姿勢・行動が、永倉氏の新撰組への思いの深き というものが伝わってきます。










今回、このお墓参りを通じて、隊士への道が一つ開けた感じがしました。





敷地内にはこれだけしか見る物がありませんが、これだけで十分に時代を感じ取る事ができます。






昨今の腑抜けた男児が、漢に帰るために!





いざ一つ、拝んでみてはいかがでしょうか。。。








ちなみに…、



近藤・土方碑の脇にお線香がおいてあり、お供えが出来るようになっているので併せて是非。

※ポストのような賽銭箱があります。 お線香代は、御心に従って下さい。




建ちゃんはお線香二本 ¥210(税込)を投入してきました。




毎日香  ←ち~ん…。




平成(と書いて時代と読む)を変えなあかんぜよ!








それでは次回も…、

旨い話をしようか?