と、言っても『北斗の拳』の事ではないですよ。
司馬遼太郎さんの作品で『北斗の人』という作品があります。
- 北斗の人 (角川文庫)/司馬 遼太郎
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コレは幕末期の剣術史上最大流派・北辰一刀流の開祖である千葉周作の物語なのです。
※最近歴史ネタばっかりでゴメンナサイね。
燃えよ剣(建)以来すっかり幕末にのめり込んでしまった建ちゃんですが、一応こんなんでも昔から剣道一直線の少年だったので、剣術本を読むと今でも軽く血が騒いでしまうのです。
幕末と剣術…
モ~、コレはたまらんワンッ!! って事で、一気に読んでしまったんですが、コレがまた実に面白かった。
司馬遼太郎さんの作品は読みやすくて、時代小説が苦手な人でも楽しむ事が出来ますね。
そんなわけで、またしてもすっかり感化されてしまい、行って参りました、墓参り!!
東京は豊島区・巣鴨にある本妙寺というお寺さんに剣聖 千葉周作が眠っているのです。
ちなみに…、本妙寺というお寺さんには「この桜吹雪が目にはいらねぇかい?」で有名な、東山の金さんこと東山金四郎景元のお墓もあるのです。
※その他、江戸末期に棋聖位にまでついた将棋の名人・天野宗歩 や 囲碁の家元である本因坊家の歴代の当主が葬られているのです。
建ちゃんの愛車であったレッドバロン号が亡きいま、鳴り物入りで我が家にやってきたミレニアムファルコン号で迷子になりながらペダルをこぐ事約一時間。
※池袋付近から巣鴨まで一時間要した事で、どんだけ迷子になっていたか容易に想像出来るだろう。
ペダルのこぎすぎでアホの阪田の様な足取りでお寺に入り、お線香を一対お願いする。
いざ、お墓参りへ。
※寺内に親切に看板が立っているのでわかりやすいですよ~。
いよいよ対面を迎え、緊張の余り多量の汗が噴き出てくる。 ←現在では単にチャリのこぎすぎと言う説が有力
………、
Σ(゚д゚;) オォ…
こ、これが…、剣術の歴史を変えた人物のお墓。
いやぁ~、迫力というか何というか。。。
正直5分くらいここから動けませんでしたよ。 ←現在では単にチャリのこぎすぎで足が動かなかったと言う説が有力
脇へ回って墓石を見ていると…、
ここまで近くに来ると、さすがの建ちゃんも耐えきる事が出来ずに…、武者震い (((゜д゜;)))ジーザス
戒名を見てみると 高明院勇誉智底敬寅居士 とある。
なるほど…、さすが千葉周作。。。
何が「なるほど」なのか、建ちゃん自身が一番分かっていないが、その場の雰囲気がそういう雰囲気だったのだ。
そろそろ日が沈む時間だったので、お手々のしわとしわを合わせて南無をしてから、お寺を去る事に。
今回のお参りを通じてなんとなく千葉周作という御仁が垣間見えたような気がしました。
※別に霊が見えた訳ではないっすよ。
お江戸幕末探訪 千葉周作編はこんなもんですが、先頃話にでた東山の金さんのお墓が、コチラです。
こちらも随分立派なお墓で、死して尚も威風堂々たる雰囲気を出していました。
北町奉行から大目付、南町奉行を歴任したMr.名奉行。
金さんの詳しい事は、建ちゃんよく知らないので下に記載する写真を参考にして下さいね。
地元も一つ掘り下げてみれば、歴史的遺産が沢山あるものです。
ちょっと視点を変えて歴史探索してみるのも、楽しいかもしれませんよ!
皆さんの地元には、どんな歴史がありますか?
それでは次回も…、
襖を開けてまっててくれ。
~あとがき~
本日の『金スマ』 皆さんご覧頂けたでしょうか?
マーティンスコセッシことマーチンさん またの名を 奥野正明さんが出演されてました。
会う度に思います。
そして、金スマを見た人ならばそう感じたはずです。
ナイスなガイだ…、と。
建ちゃんも刺激を受けて、日々を熱く生きなくては。
では!
またタバコの火が焦がすファイアーソウル!