今年もついにやって来た…


10歳の息子は大の昆虫好き。

まぁ生き物全般に興味があるのだけど。


小学校に入学するまでは、

将来は昆虫学者になる!と

いつも言っていた。


巨大蜘蛛でもブンブン飛び回る蜂でも

(毒のないものがわかるらしい)

素手で容赦なく捕まえる。


そんな調子だから

案の定、蜂に刺されたこともある。


だがしかし、

全然懲りない!!



学校では

虫退治係という位置づけらしいが

「虫がいる!」と

女の子に呼ばれれば、


虫を助けに行くらしい。


屋外で

虫が安全な場所を見つけて

そこに逃がしてあげるのだとか



私は虫が大の苦手ガーン


図鑑で見るのも無理!

中でも、足のない生き物と

足の多すぎる生き物には

寒気がする。




これまで、家の中で

うっかりカナブンやセミを逃がしたり

(捕獲が大変過ぎ!)

カミキリ虫やとかげを

よりによって寝室に脱走させたり


他にも

ここには書くのを憚られる

ホラーな事件も多々あった驚き



息子がまだ幼稚園の年中だったころ、

クラスのお友達から

カブトムシの幼虫を3匹

もらって来たことがあった。


いつも通り幼稚園にお迎えに行った際、

孵化したばかりの小さな幼虫の入った

プリンカップを手に、

ものすごく嬉しそうに

駆けよって来た息子。


そんな息子の

弾けるような笑顔を見たら、

全てを受け入れるしかなかった爆笑



それから幼虫との生活が始まり…


息子は、

幼虫を手に持って図鑑と見比べたり

全身を隈なく観察したり

時々絵日記を書いたり

なかなか充実した毎日で


ただ、土替えは主に私の仕事。

息子も一緒にやるのだけど

なかなか進まない爆笑


幼虫の大量の糞を取り除いた土に

適度の水分を含ませた新しい腐葉土を

混ぜ、

だんだん巨大化していく幼虫を

なるべく遠くから手を伸ばし

スコップの先ですくい上げ

ケースにもどす


恐怖との闘い……ゲッソリ


それを1年近く何度か繰り返し


夏前には

なんとかサナギになってくれたおねがい 

(幼虫さようならおばけ


そのころには、

この3匹を死なせてはならないという

妙なプレッシャーが増し驚き


土の上に無事成虫の姿を見た時は、

始めての昆虫飼育で

大役を果たした気分だった泣き笑い飛び出すハート


結局、

オス2匹

メス1匹


メスが3匹だったら、

息子の反応はどうだったんだろう…と

後になってちょっと思った照れ



周りを見ても

昆虫好きな男の子は、

カブトムシ、クワガタ飼育を

始めることが多いのかな。



しかし、本当に大変だったのは、 

実はこれからだったのです。。。



(もう全部放り出したい笑い泣き



  続くニコ