多くの犠牲があり、亡くなられた方々のご冥福を祈ると
共に、未だ身元の確認が取れない方々の安否、避難を
余儀無くされている方々の救援が急がれます。
被災地から離れてはいても、同じ区内の山を拓いた団地に
住む我が家付近でも、災害前夜からの断続的な雷雨と豪雨
は、私にとっても初めての経験となる恐怖をおぼえるもの
でした。
朝からのニュースや被災した長男の友人のLINEの写真など
で豪雨が残した惨状に愕かされました。
今日、次男の部活用品を買う為、いつも行くスポーツ店に
行く際に、機動車両や土砂を載せたトラックと行き交い、
土砂を含んだ川の流れ、土石流で剥き出しになった山肌が
何箇所か見えた時に初めて被災地域がどこか解りました。
その地域は、スポーツ店の道路を挟んだ向かい側の山裾に
あります。
市街地にも近く、ここが被害に遭うとは思いませんでした。
遠目にも被害は甚大で深刻なものだと思いますし、山と
民家の距離があまりにも近くて、避難されている方々が
何時になったら安心して自宅へ帰ることが出来るのかと
思うと胸が痛みます。
多くの悲しみと傷痕、課題を残した豪雨になりました。
私はグリーンコープ生協を利用していますが、配達の方から
色々と被災地域の実情を聞かせて頂きました。
被害物資の支援でティッシュ類は大量に届けられていますが、
フルーツ等を支援しようと要望を出したところ、断水などの
理由で洗えないので食料はカローリーメイト等でと断わられた
そうです。
そこで被災地域の組合員さんの声を聞いてクロックスの様な
靴を支援されたそうです。
まだまだ道がぬかるみ歩きにくいし、汚れてもすぐ水で洗え
るからクロックスが役立つそうです。
トラックも通れない細い道ばかりの地域で、車両が通れない
為、作業も難航しているそうです。
そしてTVなどでは出ていなくても、他の地域でも豪雨の爪痕
があちこちで残されているそうです。
TVで観るだけの被災地を目の当たりにし、現状と向き合って
初めて被災者側の目線に立って自分に何が出来るだろうかと
問いかけています。
今日も被災地域は時折雨が降っていました。
被災地域をはじめ、市内では台風や度重なる雨で土壌に含まれる
水分量が多いそうで災害が危惧されています。
晴れ間の訪れと、多くの方の祈りと望みが形になることを願って
おります。
