羽田空港のJAL機と海保機の衝突炎上事故。
その後、JAL機の乗客、乗員が全員無事だったという一報と、海保機の乗員が亡くなられたという真っ二つの結果が報じられ、この事故の大きさが日増しに明るみに出た。
そして今、SNSを中心としてメディアでも報じられ始めた取り残された2件のペットのこと。
当初から年末年始の帰省とあって、300人を超える乗客の中にはペットを預けている人がいるはずだと
私は思っていた。
機体は無惨にも焼け落ち、あれでは貨物室に取り残されたペットの無事は予想できなかった。
以前から、私は飛行機を利用してペット連れの旅行は頭にないと話してきた。
どうしても仕方がない場合、ホテルか身内に預けることは考えるかもしれないが、ホテルで亡くなった知人のワンコの話も聞いていたので、恐らくそれもしないだろうと思う。
絶対後悔すると思うから。
このペットの訃報にたくさんの声が寄せられているようだけど、以前から動物愛護に積極的な女優の石田ゆり子さんが日本の航空会社もキャリーに入れて同乗させることに賛成している。
しかしその意見にも"飼う側のエゴ"といった反論があるようだ。
私自身、犬や猫を物と考える今の法律や考えを受け入れるつもりはないが、反して動物と共生することを受け入れられない人もいる。
これは今後議論を尽くしても無くなりはしないだろうと思う。
私の職場でも犬を家で飼うなんて考えられないという人がいる。
昔で言うなら"犬畜生"的な考えを持っている人だ。
不毛な言い合いだったけど、こういう人は世間にたくさんいるんだろうとそれからは無用な議論をしなくなった。
動物を飼うこと🟰飼い主のエゴ
この事は全てを同一に論じる事は出来ないだろう。
その子の置かれた環境。命の切迫した状況。
それと同じには語れない。
それでもどんな動物にも等しく権利としてある事は生きる事。
命であることが物として定義されることにこれからも異議を唱えていきたいと思う。
どんなに温度湿度を空調で管理されていても、そこは輸送される荷物と一緒の"物扱い"であることに違いない。
苦痛の中、生き絶えた二つの命に心からご冥福
をお祈り致します。