話は違いますが、最近ワンコ仲間のママさんから次のようなお話がありました。
新しい子をお迎えしたい方いますか?というものです。
☆☆☆☆☆☆☆☆
友達の友達で飼えなくなった8ヶ月のダックスxポメ ミックスの子がいます。
私の友人の友人の知り合いのワンちゃんなんですが、どうも避妊手術もされてないみたいです。
☆☆☆☆☆☆☆☆
そのお話をされたママさんには何の意図もなく
同じ犬を飼う者として、この子のいく先を案じて
善意で声掛けを引き受けたのだと思います。
しかし私だけではなく、何十人といるこの仲間のグループLINEに返事があったのはたった一人でした。
それも可愛いけど今は手がいっぱいとの意思伝達でした。
私はこの話を受け、真っ先に感じたのはまだ8ヶ月のこの子が新しい飼い主を探さなくてはならなかったそのいきさつでした。
見た目にも可愛がられていたのだろうと思うその子の飼い主さんは、なぜ今この子を手放さなくてはならなかったのか。
ご高齢の方か、病気でこの先面倒が見られなくなったのか。
そんな風に"仕方ないか"という理由だと思い込もうと思っている自分がいました。
いや、仕方がないことなんてありはしない。
それでも、こんな幼い子を手放さなくてはならない理由って何?
本当にやむを得ない事情なの?
その仲介に入ったワンコ仲間のママさんに、それを聞いたところでその人を責めることになってしまうなと思ったので、私は黙っていることにしました。
コロナ禍でのペットの需要の凄さと、それに伴い短期間で放棄するペットの数の多さが叫ばれています。
老犬であろうと幼犬であろうと、犬達は最後まで一度信じた飼い主を裏切ったりしない。
信じて疑わないあの目を放棄することに恥を知るべきです。
せめて自分の手でその子のいく先を探すことが飼い主としての義務です。
そんなことすらできないペット大国日本。
どうかしてる。