日本の動物にまつわる問題は繁殖のみならず、このようにネグレクト、遺棄などもその一部です。

とりわけ今回のトイプードルの望萌ちゃんの事例は、けして特別なケースではありませんが、あまりにも冷酷かつ悲惨な状況での保護と感じて、掲載致します。

数ある保護団体さん。個人ボランティアさん。

連日多頭の保護に奔走される中、望萌ちゃんのような子を保護することは珍しくはないのかも知れません。

それにしても、この子の状態をどうか目に焼き付けて頂きたいと思います。

可愛い我が子を抱きしめながら、この子の姿を正視することができません。

超ハイシニアでこのような状態になるまで医療にもかけられず、あまりにもむごい。


これがこの国の愛玩動物の現状です。
 
文中にもありますが、こんなハイシニアになって歩行もできない子がどうして迷子になりますか?

遺棄されたとしか考えられません。

一般の飼い主なのか。

繁殖業者なのか。

この子は私たちが愛する我が子となにが違ったのでしょう。

やはり現行の動愛法を掘り下げて議論を尽くし、
現状に則した"命"を扱う心の通うものにしなくては。

この子の命は物じゃない!!

この子の姿が胸に突き刺さる夜です。


どうか、少しでもホッとする時間が望萌ちゃんに
訪れますように。