昨日、アンビリバボーで生まれつき両手脚がない男性の
ポジティブ人生を紹介してて・・・言葉に感動しました。
オーストラリア生まれのニック・ブイチチさん(28歳)
こんにちは~私はニックです、初めまして・・・
高校で日本語を勉強しました・・・
でもほんの少しだけ・・・と茶目っ気たっぷりに笑っていました。
世界中37ヶ国で講演活動をしていて笑いが絶えない講演だそうです。
生まれつき手脚がなくても何でも挑戦
ゴルフ・釣り・水泳やスポーツ以外も。
幼いころは、あれも出来ない・これも出来ないと
悲観的に思う日々が続いた・・・
もし自分に腕があったら・・・足があったらって
両親は普通の学校で学んでほしいと願って
オーストラリア国内初、普通学校へ進学した障碍者一号として
新聞やメディアに取り上げられていた。
でも毎日クラスメイトにいじめにあっていた。
さらに安息の家でも別の辛さを感じていた。
一人じゃ何も出来ない、自分が家族の重荷になっていると・・・
8歳の時僕には将来が見えてしまった。
結婚が絶対にできない、仕事にも絶対つけない。
僕には人生なんて無いんだと・・・
10歳になりとうとう自殺しようとまで考えた。
でも、両親が私のお墓の前で泣く姿が思い浮かんで・・・できなかった
お母さんはこう言い続けたそうです。
あなたはあちこち欠けているけど、いいところもあるのよ
そのことを忘れないでと・・・
ニックさんは良いところなんて一つもないと思ってたけど、
鏡をみたら瞳が綺麗だって思えたんですって。
瞳はずっと変わらない、それで気持ちが前向きになったそう。
以来、積極的に話しかけるようになると友達も増えていった。
13歳の時転機が訪れる。
それは事故に遭い、一生寝たきりでありながら出来る限り自分の事は
自分でやり、人の役に立つこともしている人物の記事を見た。
その記事で励まされ、自立して自分の人生を他の人々を
勇気づけるために使おうと決心したそうです。
その後、一人で生活を始めた。
幼い頃は理解できなかったけど、今の自分は
意味があって生まれてきたんだと・・・
もし、普通に生まれてきたらこんなにも沢山の人々と出会えなかった。
外見や何が得意で何が不得意かなんてどうでもいい
ただ、ありのままの自分が素晴らしいと伝えたいんだ。
自分に価値がないって考えていると思うと怖い。
生きていれば転んでしまうこともあるだろう
転んだらどうすればいい?
また起き上がらなくちゃならないよね?
なぜなら、どこにも行くことが出来ないから・・・
でも、時々人生には転んでしまって、もう起きれないと
感じる時があるんだ。
君達は希望を持っているかい?
僕のように寝っころがっていて顔も下がっていて手足もない
起き上がるのは不可能かもしれない。
でも違うんだ!
僕は今まで100回起き上がろうと挑戦したんだ。
もし100回やって出来なかったら・・・
僕はギブアップすると思うかい? 違うよね!
失敗しても挑戦し続ける限り
起き上がるチャンスはあるんだ!ギブアップするまで終わらない。
強く耐え抜く事が大切!
君達はきっと起き上がる力を見出すことができるよ!
自身の体験から発せられる真実の言葉の数々に
心を打たれ勇気をもらう参加者
そしてニックさんが最も伝えたい言葉
たまには投げ出してあきらめたい時が来るかもしれない
でも決してあきらめてはいけないんだ!
決して 絶対に 永遠に あきらめない!!!
手足がある私達にはどれくらいのことができるのだろう。