今日は我が家で大人気のカレーを個人的に紹介
沖縄に行った時に見つけたのがきっかけ
株式会社オリエンタル さんの
オリエンタル マース カレーです
HPより
終戦直後昭和20年。だれしもが特別な思いを抱くこの年、
いまも残る最長寿インスタント・カレーは生まれました。
戦前から、カレーライスは"洋風"料理として家庭にも少しずつ
浸透し、人気を博していましたが・・・
その作り方は、炒めた小麦粉にいわゆる純カレー粉を混ぜる
というもので、意外と手間のかかる作業でした。

地元愛知県内で小麦や砂糖などの食料販売を細々と手がけていた
星野益一郎は、終戦になると新しい事業を模索していましたが、
カレーが家庭科理として普及しつつあることに着目し、その料理方法を
より簡単にする商品を考えました。
そこで、炒めた小麦粉に純カレー粉をあらかじめ加えた粉末状の
インスタント・カレーを作り、 『オリエンタル即席カレー』を
完成させました。
当時あんパン1個が5円。この『即席カレー』は5皿分で35円。
決して安くはない価格にもかかわらず、家庭の主婦は
これを喜んで台所に受け入れました。
この『即席カレー』の意外なほどの人気ぶりに、
これを愛知県内だけではなく全国的に販売していこうと決意し、
宣伝カーを使って各地を回ることにしました。
当時の営業部員・加藤巌(現オリエンタル顧問)は言う。
「音楽を奏でながら町を走り、人が集まってきたところで
ショーを見せ、最後に『即席カレー』を試食してもらうという内容。
娯楽のない時代でしたから、ハチの巣をつついたように人が集まって、
一回に1000個ぐらい売れました」
この当時としては斬新な宣伝活動を、仙台から沖縄まで全国行脚し、
昭和28年から昭和45年頃まで続けられました。
同時に、ラジオ、テレビを駆使したCM展開も実施し、
オリエンタルの名が全国的に知られるようになったのです。
37年に『即席カレー』に次ぐ第2弾商品を発売。
カレー本体とは別にチヤツネ(天然調味料)を添えた
『マースカレー』で、後年、各社が導入するスパイス別添タイプの
はしりとなりました。
40年代後半以降、インスタント・カレーの主流が固形ルゥに変わっていくなか
粉末カレーの同社は苦戦を強いられていったのですが、
それでも同社は固形ではなく粉末にこだわり続けました。

というのも、固形ルウはその形を保つために比較的融点の高い
油脂を使うのですが、その高融点の油脂(硬化油)が健康上問題に
なった時期がありました。
当初から添加物をできる限り少なくし、自然な食品作りを目ざしていた
オリエンタルは、これをきっかけに固形ルウを作らない方針にしたのです。
いまオリエンタルの主力となっているのはレトルト・カレーですが、
そうした商品にも、より自然な食品作りという考えは受け継がれています。
今日は粉末ルーとは別にレトルト版を見つけたので即購入
作ったのとレトルトどっちがどうなのか知りたくって・・・
早速食べてみた
色は小学校の給食を思い出す明るい黄色











