妹よ。
どうしてそんなに辛い顔をするのに、
メールを待っているの?
そのメールは
君に何をもたらすというの?
メールを受けとっても、悲しい顔しかしない。
僕はそれを見ているしかできない。
ごめんね。
何の力にもなれない ダメな兄で・・・。
妹よ。
もうひとつ
僕は君に 謝らなくちゃ。
ごめんね、勝手に調べてしまったんだ。
妹よ。
君の待つその人は。
君じゃない女性のいる家に 帰って行くのだろう?
その人には
帰る場所が在るのだろう・・・?
どうしてその人なの?
いくらでも他にいるだろうに。
妹よ。
その人は君の元へは帰らないよ。
君の隣に、
羽を休めに寄り道しているだけなんだ。
本当に眠る場所は、
他にちゃんと在るんだよ。
妹よ。
いつか
人生を捨てようとした君。
同じことにならないかと、
僕には不安が過ぎる・・・。
いったい誰なんだ。
なぜ妹じゃないといけなかったんだ。
帰る場所があるくせに、なぜ妹に手を出した。
やめてくれ。
妹を傷つけないでくれ。
お願いだから、離れてくれ。
妹よ。
ごめんよ、いつも頼りない兄で。
けれど、もっとごめん。
僕はきっと、君に嫌われるね。
それでも、
僕はその人の事を許せないんだ。
君を苦しめている 君の待っているその人を・・・。