キャリアドリフトとは、
自分のキャリアについて
大きな方向性だけを決めておき、
偶然の出会いや予期せぬ出来事を
柔軟に受け止めながら、
あえて流れに身を任せるように
キャリアを積んでいく考え方をいいます。
今まではキャリアデザインが主流でした。
変化の激しい現代に
5年10年後の将来像を明確にしても
崩れてしまう可能性があります。
スティーヴ・ジョブス氏はスタンフォード大学の
卒業生に向けて次のように言っています。
「将来をあらかじめ見据えて、
点と点をつなぎあわせることなどできません。
できるのは、後からつなぎ合わせることだけです。
だから、我々はいまやっていることがいずれ人生の
どこかでつながって実を結ぶだろうと信じるしかない。
運命、カルマ‥‥、
何にせよ我々は何かを信じないとやっていけないのです。
私はこのやり方で後悔したことはありません。
むしろ、今になって大きな差をもたらしてくれたと思います。」
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今やっていることが
将来どのようにつながっていくのか想像できませんが
すべての経験が「点」となって必ずつながっていくものです。
先の見えない時代に「点」となる経験をたくさん積むことは、
これから生きていくうえで必要なことかもしれません。