昨日の準夜で、NICUにいた18トリソミーの子が
とうとう息を引き取られました。
1週間前ぐらいから体調が悪化し、
臍ヘルニアが腹水に重なり、お腹がポンポンで今にも破裂しそうな状態を
必死に耐え抜き、
肝不全となり、日に日に皮膚が黄色くなっていく姿を、毎日見続け
体位変換するのも、心臓に負担がかかるため、できなくなり
それでも一生懸命、一生懸命呼吸をして
強く生き抜いたK君。
あなたのことは一生忘れません。
急に心電図モニターの波形が変わり、容体が急変。
両親、ご家族の皆さんを呼び、またK君にかかわったスタッフ全員が集まり
最後の最後をみんなに見守られ
天国へ旅立って行きました。
お父さんにお風呂に入れてもらい、お母さんに服を着せてもらい、
お姉ちゃんになでなでしてもらい、医師、スタッフのみんなに抱っこされ
最後まで、みんなに愛され、見守られていました。
私は勤務で、K君のターミナルケアはできず、他の赤ちゃんの世話をしなければいけなくて
ちょこちょこ参加していた状態だったけれど
目の前で容体が悪くなった赤ちゃんをみたのは初めてで
動揺しまくりました。
小さいからだに、点滴やチューブを入れ1年5カ月、
ほんとに、ほんとによく頑張りました。
いつも、NICUに入るドアの近くにいて、まずK君にあいさつして入室した毎日。帰る時も
またね、おやすみって声をかけて帰っていたけれど
もうできないんだね。
帰るときには、K君のいた後もなく、
またNICUに静けさがもどっていました。
でも、生まれも育ちも病院だったけれど
あなたの生まれた証は沢山あるよ。
今日のことはみんな忘れない。今日きてくれた人たちがみんな、みんなあなたの生きた証。
愛されるために生まれ、いろんな人に毎日愛され
楽になった姿は、まるで笑っているようでした。
「おとうさん、おかあさん、おねえちゃん、みんな。今までありがとう」
今にも聞こえそうな表情で、冷たくてもやわらかいK君の手をぎゅっと握りました。
わたしからもありがとう。
生まれてきてくれてありがとう。
毎日頑張っている姿に私も励まされ、癒されました。
天国でゆっくり休んでね。もう痛みや苦しみもない世界で沢山沢山遊んでね。
こっちでは歩くことも、座ることもできなかったから。
こっちでできなかったことを、たくさんしてね。
涙を止めることができなくて、泣きながら仕事をしてしまいました。
親より先に子が死ぬほど不幸なことはない。
それは障害児も普通の子も関係ない。
きっとご両親は心に深い傷がついたと思うけれど、どうかその傷がいやされますように。
大好きなK君が、天国で、声を出して笑って、ミルクを飲んだり、遊んだりしていることを願って・・・
かけがえのない命。
改めて命の尊さを教えてもらえた日でした。
私には忘れられない日になりそうです。9月8日。





