我が家は、アヤさんを2名雇用しています。1人はお掃除専門の方、もう1名は子どものお守り専門の方です。そして、今度さらに、もう1名お掃除と家事を手伝ってくれる方を探すことになりました。。。どんだけ?
当初バンコクへ来た時は、自分が2名(もう直ぐ3名?)のアヤさんを遣うようになるとは思ってもみませんでした。特に子どものお守り専門の方(いわゆるナニーさん)については、子どもを他人に預けることに抵抗があったため、ないだろうなと。
下の子が生まれて間もなく、稚児を連れてマンションのロビーをあてもなくブラブラしていたある日。同じマンションの白人家庭に出入りしているタイ人のナニーさんが、私に声をかけてきました。「友人がナニーの仕事を探しているので、会ってみないか。奥さんも2人も子どもが居て、大変でしょう」と。その時は笑顔でかわし、帰宅した主人に笑い半分で話したところ、主人が真顔で「会う」と言ったことから、全てが始まりました。「え?」みたいな
結論から言うと、この時紹介されたナニーさん、その後まる2年、下の子のお世話を中心に、炊事、洗濯、時には通訳、バンコクガイド、私のタイ語講師として、本当にいろいろ助けてくれました。週3日の通い勤務でした。私も彼女に慣れてからは、1日の勤務時間を長くとってもらい、上の娘が幼稚園へ行っている日中、下の子をナニーに預けて買い物へ行ったり、習い事をしたり。
主人もナニーも母親業のキツさに理解がある方でした。信頼のおけるナニーを雇う環境とリソースが整っていたことは、私にとってラッキーだったと思います。子どもを預けての外出や習い事は多少世間体は気になりましたが、「自分にとって大事なものを一番知っているのは自分、自分の心身の健康管理に対して責任を持っているのも自分」と自分に言い聞かせながら、子を預け、趣味にボランティアに、外へ出ています。また、一緒に行っても子どもが楽しめるわけではないような場へ子どもを連れて行かないで済むことも、メリットのひとつです。
バンコクで、本当にいろいろな子育のスタイルと出会いました。ナニーが実質母親代わりの家庭、パパが育児をしママが仕事へ行く家庭、ナニーも幼稚園も使わずにホームスクリーングを実践している家庭。国籍、経済的社会的背景も様々。私の友人ママさん達も、いろいろなパターンで育児をしていますが、みんなそれぞれ素敵な育児をしているなと、話を聞いていてほっこりします。
私は方法や形式に良し悪しはないと思います。子育の仕方が正しいかそうでないか、その答えをくれるのは、将来の我が子をおいていないのでは?とはいえ、わたしは自堕落な部分もあるので、ナニーやアヤさんに任せすぎないよう気をつけないとなということで。汗
アヤさんはいるけど、ナニーって敷居高いよねという声に出さない声をよく感じます。高度経済成長時代に育った母親を持つ我々は、家事育児を全てこなす母親を見てきました。だから、やっぱり抵抗感じますよね。でも、私たちの時代は、私たちの母親が子育てをした時代と大きく違います。子育てについての地域的なサポートもなければ、これが正しいという確固たる価値観もありません。孤立しやすいのです。ですから、猫の手を借りてでも、子育てして良いと思うのです。母たちとは違うやり方を模索しても良いと思うのです。もちろん、自分ひとりで子どもはみたいという意思を持った方もいますし、それはそれで良いと思います。ただ、助けが欲しいくらいシンドイのに、世間体やその他のモヤモヤしたものに引っ張られてナニーを雇う決断ができない方がいるなら、ぜひ試してほしい。ダメだったら、いつでも元のかたちに戻せば良いではないですか。
ナニーを雇用し、上手く運用するのは決して簡単ではありません。会社で部下を持つのと同じくらい、いろいろな配慮をすることになるかと思います。でも、これも経験。慣れてくると、自分一人では出来ないような、豊かな体験ができたりもします。自分だけではなく、子供も、そしてご主人も。
なんだか説教くさい自分の口調がイヤだなと思いつつ、子育てに苦労されている方の助けになればという淡い期待も込めて。
おやすみなさい
