前回観た感動が忘れられず、もう1回行くことにした。

この役の麻璃央くんが私は好き。

線が細くてシュッとしてて儚げな見た目。

時に優しく、時に甘えて話しかける麻璃央くん。

あの声!もうきゅんきゅんです。

麻璃央くんの声って特徴あると思うんだけど、あの聴きようによってはハスキーさも混ざってる声。私は大好き。


三日月役の麻璃央くんは、優しく包み込む声で、優しい笑顔で微笑む。

陽介の時は、甘えたちゃんでチャラいのに、麻璃央くんが演じるとなぜか品がある。

劇中2役演じるってことは、見る側は2度おいしい。


公演終わったからガッツリ内容に触れるけど、圭くん演じる月人は、不幸の連続なんだけど、月人って名前からして、不幸ばかりじゃない。

満ち欠けするように、幸せがちょっとずつ増えていっては欠ける。

人生を諦めた彼に他人(生き物)のために生きることを教える三日月。

月人は人の幸せのために生きようとするけど、途中で自分の幸せのために生きたいと思うようになる。

今コロナ禍で、諦めたくなることも、生きることに苦しんでる人もいる。そんな状況でも助ける人もいて、助けられない人もいる。

でも諦めないで、って言ってる気がする。


陽介。名前からして太陽。月人と運命が違う。

月人から命をもらった陽介は、月と違って幸せが欠けない。さらに幸せで照らせる人なんだよね。

月人が命を託したのは無駄ではない。

月人はそのあと、三日月となって陽介を見守るんだろうな。


私は過去に戻ってると思ってる。

過去でお母さんの愛情を知って月人が報われる。月人もわだかまりが取れて陽介の幸せに命を託せた。最後に出てくる月人はパラレルワールドのもう1つの人生で、お母さんが幸せになることで、こっちも幸せな未来に変わるんだと思う。

大好きな絵を描く人生を送る未来を生きる月人も幸せになるんだろうな。


東京芸術劇場。初めて来たけど、とにかく素敵な劇場。
イスの座り心地も、見え方も、音響も良かった。
そんな素敵な劇場で、素敵な作品に出会えた。
麻璃央くんが出演だったので観ようと思ったけど、出演していなかったらきっと観に行ってない。
出演してくれてありがとう!
鈴木おさむさん作・演出、田中圭くん、小島聖さん、黒羽麻璃央くん3人芝居。
音楽はYOASOBI。このYOASOBIの曲が映像と合ってて、効果的でかっこよかった。
麻璃央くんは“三日月“役。←ん?笑って思った人もいると思うけどエモいよね。
概念的で抽象的な役。フワッと柔らかい口調が、とにかく透明で掴みどころがなくて、ファンタジー感あった。
笑えるやり取りも、可愛がられるキャラも、ベテラン俳優さんたちに馴染んでた。
田中圭くん、小島聖さんがさすがの重みがあった。
田中圭くんはとにかく莫大なセリフ量で、ずーっとしゃべってる。圧巻!
途中自然に涙が溢れて止まらなくて、その涙は悲しいとか、辛い涙じゃなくて、あったかい気持ちだったり、心を揺さぶられる涙だった。
今余韻でフワフワしてるし、言葉にするのが難しい。
でもすごい充実感、、、


舞台が中止になってしまったので、急遽予定変更。日本上陸初演作品。
このクラスの劇場としてはワーストだと誰もが言うブリリアホール。
さらにあえて“死の宣告“と言われるB席を体験してみることにした。
行ってみるとまぁ高い!見下ろすわぁ。県芸5階席、オリックス劇場3階もなかなかの高所からの見下ろしだけど、同じく。
あったよー!もれなく付いてくる手すり。もはや毎回手すりを見てる笑
ただ今回は後ろも横もいなかったので、左右前後ににょきにょきさせて頂いた。
音はすごく良かったです。2階にバンドがいるから音がダイレクトに飛んでくる!ただセリフは3階には飛びにくいのか、聞き取りにくいところあり。
本編はノリが良くてポップ。セットはほぼ変わらなくて、動く壁?やら、照明、組み合わせて使う立方体のイスで表現。
けして豪華ではないセットだけど、なんか、何がってわけじゃないけど良くできてた。
ジェイミーは髙橋颯くん。デスノのLで観て以来。声が細いのもあって好き嫌いはあるかもしれない。デスノもブリリアホールだった。
ジェイミーママが安蘭けいさん
先生が樋口麻美さん
ママ親友が保坂知寿さん
ドラァグクイーンが、
石川 禅さん、泉見洋平さん、吉野圭吾さん、今井清隆さんと豪華!!
禅さんがめちゃめちゃ良い声。歌い出すと空気が変わる。そこに3人のベテランが加わると厚みがすごい!
息子がドラァグクイーンを目指すという、普通だと周りに言えず反対される話になりがちだけど、ジェイミーはママや親友が応援しているという明るい設定。
もちろんパパが反対してるとか理解してもらえない人もいるけど。
出演者が豪華だし、音楽も良かったので、ものすごく満足でした!