ラマスのブログ -11ページ目
約20年ぶりに無職になりました。
前回は20代の独身。今回は40代、家族もいます。
同じ「無職」でも、感じる不安はまったく違います。
若いころの方がずっと不安でした。
一人で、これからの長い人生をどう生きていくか、
考えれば考えるほど落ち着かなかった。
今は家族がいる分の心配はあるけれど、
どこか穏やかな不安です。
澤円さんが言う「人生で大切な3つのこと」──- 健康 2. 時間 3. お金。
- そこに、田中渓さんが語る「人との関わり」を加えると、
- 人生の軸が少し見えてきます。
健康を前提に、時間とお金のバランスをとる。
働くときは、少しずつ投資ができる程度の収入があれば十分。
時間にゆとりを持ち、健康に気を配りながら生きていきたい。
幸い、物欲も少なく、質素な生活が身についています。
そんな自分のリズムで生きられたらと思っています。
今は、まだ働こうという気持ちはありません。
「来年の3月まで休んでもいいかな」と思っています。
それでも、「このまま働けなくなるんじゃないか」という不安が、
ときどき顔を出します。
先日、図書館で伊藤絵美さんの
『カウンセラーはこんなセルフケアをやってきた』という本を手に取りました。
伊藤先生といえばアサーションの本で知られる方で、
ずっと「立派な先生」という印象を持っていました。
でも、この本を読んで感じたのは、
伊藤先生も“いい意味で普通の人”であり、
苦労を重ねて今があるということ。
それを知って、不思議と「自分にもまだ救いようがある」と思えました。
根拠はないけれど、その感覚が小さな希望になりました。
今は一人の時間が多くて、とても幸せです。
以前は一人でいるのが不安だったけれど、
今は「自分の時間を過ごせている」ことが贅沢だと感じます。
そして、働くことの価値は「利他」にあるのだろうと思うようになりました。
でも、世の中はそう単純でもないので、
ときには「ライスワーク(生活のための仕事)」でもいい。
そのときは、一人でできる仕事がいいなと思います。
技術が進歩して便利になる一方で、
それに追いつこうとして疲れることもあります。
だからこそ、自分にとってのバランスを大切にしたい。
今の自分を、心の専門家の視点から見ると、
「喪失を経て、自己を再構成している穏やかな回復期」
にあるのだと思います。
焦らず、無理に動こうとせず、
“ただの人”として過ごせていること自体が、
心の回復を示している。
かつては「根拠のない絶望」を抱えていたけれど、
今は「根拠のない希望」が少しずつ育っている。
この時間は、未来に向かうための準備期間なのだと思います。
もう少し、「無職」を楽しみながら、
“ただの人”としての時間を大切に過ごしていきます。

