ダーウィン賞という賞があるのを知っていますか?
ダーウィン賞とは、愚かな方法で死んだ人に対し、おバカな遺伝子を自ら減らしたことによって、人類の進化に貢献した人に与えられるブラックジョークのような実在の賞なんです!
映画は主人公マイケル・バロウズを大学生が卒業研究のドキュメンタリーとして撮影するシーンから始まる。随所に学生のカメラから撮影したカットが盛り込まれている。
愚かな死に方をした人に与えられるダーウィン賞マニアでサンフランシスコ市警のマイケル・バロウズは、血を見ると失神してしまうせいで、連続殺人犯を取り逃がしてしまう。
そのせいでクビになったバロウズは、ダーウィン賞の受賞者が保険会社に毎年、数百万ドルの損失を与えていることに気付き、それをネタに保険会社に自分を売り込み転職する。
そこで保険調査員シリ・テイラーとコンビを組む。バロウズの主張にテイラーは困惑したが、彼の手腕が明らかになるにつれ徐々に親しくなり、さまざまな保険者の死因を推理する。やがて二人はある晩関係をもったが、次の日には価値観の相違から破局。そんなときにかつて取り逃がした犯人が現れる…
― ダーウィン賞って、本当にあるんですね~( ¨ )!
受賞した人の家族や友達はちょっと複雑な気持ちになりますね…。
しかしこの映画では、想像を絶するクレイジーな奴らが続々とでてきます。その中には、メタリカ大好きなファンが、ライヴ見たさにおバカなことをしてダーウィン賞をもらってしまう、というものまで!メタリカ大好きな方は、彼らの気持ちが分かるかも( ^^ )メタリカ本人達も出演してるんですよ★
でも映画の展開は、バロウズ(ジョセフ・ファインズ)と、テイラー(ウィノナ・ライダー)との人間ドラマが中心になっていきます。また、バロウズの性格がなんともいえない!オタ度が高くひ弱で抜けてるんだけど、なんか愛らしい!一度は会ったことあるだろうって感じのキャラです。そんな彼と一緒に調査していくテイラーはちょっとツンデレなんですが、二人のちぐはぐ感が定番な感じがして落ち着きます。
物語の半分以上は、ドキュメンタリー撮影の大学生が撮った映像が使われていて、インディーズのような雰囲気がします。
展開は人間ドラマだけど、ダーウィン賞の一つひとつの物語もちゃんと描かれていて、観たあとに爽快感があります。ゆる笑いを求める方は是非っ( ¨ )/

