
上原は小学生の時からの幼馴染みで親友でした。
高1の時にバイク事故で他界してしまった。
上原は小学生の時から問題児で、中学に上がる頃には札付きの悪になり、喧嘩ばかり。
僕は全くヤンキーなどとは無縁なタイプだったのですが、何故かウマが合いました。
一緒に釣りに行ったりよく遊んだものです。
中学を卒業し、別々の高校に入ったのですが、よく遊んだなぁ。
高校入学して約3ヶ月、上原の母親から泣きながら電話が掛かってきまして、奴がバイク事故で死んだとの事。
ノーヘルでバイクに乗り、警官に追われダンプカーに突っ込み即死だったらしい。
全く実感が沸かなかった。
昨日、夢に出てきたのです、上原は生きていて、高校ぶりの再会でした。
セオリー通りの悪になっていましたが、僕たちは嬉しさに、多少の照れも有りながら話し込みました。
とっても幸福な夢でした。
あいつはちょっと理不尽な所もあり、友達などでも殴ってしまうので、誰からも嫌われていましたが、僕に対してだけは優しかった。
16歳にして、あっけなくこの世とおさらば。
一体どんな感覚なんだろ?
やりたい事など、何も出来なかった筈。
奴が生きてたら話したい事が沢山あった。
もうしばらく行ってないので、今年は線香の一本でも上げに行こうかな?
夢でも会えて嬉しかったよ、俺はボチボチやってるよ。
また夢に出てきてくれよ、お前とは話したい事が山積みだからさ。