滋賀県大津市の坂本にある西教寺を訪ねました。
当初の目的は坂本の蕎麦処、本家鶴喜そばで蕎麦を食する事でした。
~信州信濃の蕎麦よりも わたしゃ貴方の側が良い
わたしゃ貴方の側よりも 大津鶴喜のそばが良い~
こんな唄があったかどうかは知りませんが・・・。
創業は亨保元年〈西暦1717年〉、延暦寺の厨房を任されていた
鶴屋喜八という人物が興し、延暦寺に仕出ししていたそうです。
私の好物は天ざるです。お値段1630円、少しお高い気もしますが
それだけの事はある蕎麦と出汁の味です。
蕎麦が美味しいのは当然ですが、出汁は利尻昆布と鰹節の
ブレンドで、コクがなんともあってまろやかなざる出汁に
仕上がっています。
この出汁あっての蕎麦といっても言い過ぎではないと思います。
鶴喜そばで蕎麦を楽しんでから、西教寺に向かいました。
西教寺は織田信長の延暦寺焼き討ちの際、災禍を被りほとんどの
建物は焼失しています。
総門には写真のような天幕が飾られていました。
総門は今はなき坂本城の城門を移築したということです。
総門を入ると右手に拝観受付がありました。
4~5年前に訪れたときにはこの拝観受付はなかったのですが、
拝観料金500円を徴収されました。
NHK大河ドラマ「麒麟が来る」のせいでしょうね。
西教寺さんも懐具合が厳しいのかな?
明智光秀が主人公の「麒麟が来る」、とても期待していたのですが、
今のところ 正直云って期待外れです。
迫力、緊迫感がまったくなく拍子抜けの大河ドラマです。
その原因は光秀が着る衣裳です。
余りに派手というか、黄緑色の明る過ぎる衣裳なのでそちらばかりが
気になって物語に入っていけません。
そしてなんといっても帰蝶役が「沢尻エリカ」さんだったら
もっと迫力があった大河ドラマになったではと思ってしまいます。
以上はあくまでも私見ですから、反対意見の方ご容赦ください。
長い参道を進み、石段を登り切ると
右手に立派な本堂があります。
本堂は江戸時代に入ってから建てられています。
本堂には立派な阿弥陀如来が安置されています。
そして、本堂の左手の一角に明智光秀と一族の墓所がありました。
墓ではなく石塔が建てられていました。
ということは遺骨などは埋葬されていないと云うことでしょうか。
西教寺と光秀の関係ですが、延暦寺焼き討ちの直後に築かれた
坂本城の城主となったのが光秀で、その後同寺の復興に力を
注いだそうです。
それらの縁で光秀死後、一族とともに祀られたということです。
境内からは東の方向に琵琶湖が望めました。
この日は少し霞んで見えましたが、快晴の日には鮮明に琵琶湖が
望めるとのことでした。きっと光秀も望んだのでしょうね。









