スタッフのハゐドです。

 

スタッフとしてらくフリで過ごしてると、

すごく不思議な気分になることがあります。

 

こどもたちの遊んでいる真ん中に、

なぜかオッサンが紛れ込んでいて、

明らかに異物なのに、存在が許されている、

・・・そんな感覚です。

ああ、うまく説明できないなぁ。

 

スタッフの仕事としてやることは、あるにはあります。

境谷会館の管理人さんに挨拶して部屋を開けてもらい、

(スタッフが来る前にこどもたちが開けてもらってることもありますが・・・)

持ち込みの遊び道具を搬入して、wii用のテレビを設置します。

「ハゐド、ネットつなげて」と催促されるので、スマホのテザリングをONにします。

 

その後は・・・・・・・・・・特に何もないんですよね~。

 

こどもたちは各自思い思いに好きなことを始め、

多くの場合、僕がいてもいなくてもあまり関係ありません。

 

僕はと言えば、スマホをいじったり、本を読んだりしながら、

さりげなくみんなの会話を盗み聞き(?)しています。

面白そうな話をしていたらプッと笑ったり、

ごくたま~に会話に割り込んだりします。

そんな時は少しだけこどもたちにかまってもらえます。

 

じゃあ、らくフリの4時間、

スタッフはずっと暇なのかというと、そうでもありません。

 

突然、自分の好きなゲームや動画のこと、

学校や家の出来事などを話しかけてくれるので耳を傾けます。

 

パソコンの操作などで困ったときに「どうしたらいいの?」と質問されて対応することもあります。

でも、「え~、どこどこ?」と近寄っていくと、

周りで遊んでいた他の子が、「あ~、これはな~、こうすんねん」と代わりに解決してくれるケースがほとんどです。

ゲームのこととか僕には分からないことも多いので、

他の子に声をかけて、「これってどうすんの?」と聞いたりします。

 

それから、「キャッチボールしよう」と遊びに誘われることもあります。

前回のブログでも書きましたが、こどもの話を聞く良い機会になります。

 

つまり、こどもたちにとってスタッフとは、

「普段はいらないんだけど、必要なときに話を聞いて手伝ってくれるおとな」なんだと思います。

冒頭に書いた、「異物なのに存在が許されている」という感覚、

少しは分かってもらえるでしょうか?


 

そんなスタッフが撮影した今回のらくフリの様子はこちらで~す。




「恐怖の森」というホラーゲームを改造(チート)して、

通常とは違うゲーム画面になるのを楽しんでいます。

 

「うわぁっ!」「ひゃぁぁ!」といった叫び声があがるので、

周りで遊んでた子も興味津々でのぞきに集まっています。



チートの面白さにはまった子が、

他のいろんな改造を試みようと挑戦を始めました。

 

「これ、自分でゲーム作れるんじゃない?」




すべての通信端末を総動員して、マイクラで通信プレイ。

ツボにハマると大変面白いようで、

大声で笑ったり、叫んだり、時にはその場で飛び跳ねたりします。

そんな君らを見ている方がオモロイわ!!

 

 

らくフリでの僕(ハゐド)の役割について書きましたが、

もちろんいろんなタイプのスタッフがいた方が面白いです。

たとえば、積極的にこどもたちの輪に入って遊ぶスタッフとかいいですよね。

 

でも、どんなタイプのスタッフでも共通して大切にしたいこともあります。

 

● こどもの遊びの邪魔をしないこと

● こどもの話に十分耳を傾けること

 

みなさんも、こどもたちのワンダーランドに迷い込んでみませんか?