落語の粗忽者の小咄
甲「急に雨が降ってきたので傘貸してくれ」
乙「ちょっと待っててくれ、今出すから」
甲「良いよ、ここに有ったら。これ借りていくよ」
乙「おい、それは箒だよ」
甲「いや~助かった。しかし、よく漏る傘だな。酷い柄漏りだ。どんな傘貸してくれ
たんだ…うわぁ!あんまり雨が酷いので傘が箒みたいになっちまった」
古典的な小咄ですが…慌て者と言うよりは
自分に自信が有り過ぎる人間
と言う事ではないでしょうか?
自分に間違いは無く、常に正しい。
おかしいのは周囲。
だから他人の事は徹底的に批判するけど、自分への批判は許さない。
どこかにいますね。
こういう人は絶対に自分を省みる事はしない。
だから政治家になれる。
自分の行いを省みたら絶対に政治家になんかなれませんよ。
資金パーティ反対と言いながら自分は開催する。
自分の政治資金の未記載が有ったのに他人のは批判する。
衆院小選挙区で落選したのに比例で復活する。
それもダメなら参院に鞍替えして比例で当選する。
透明性を図ると言いながら自分の政策活動費や文書交通費の公開は拒否する。
国民からは税金を搾り取るが自分たちは払わない。
役職停止処分を受けているのに別の役職には平気で居座る。
部下が自殺しようが辞職しようが絶対に辞めない。
小学生が見学に来ているのに議場でゲームしている。
右も左もおんなじ人種…。
こんな人間でなければ政治家は務まりません。
私には絶対に無理です。
落語って良く出来ているなぁ…。