麻酔のなかった時代を想像するとチョっと恐ろしいですね。(汗)
私は歯の治療でインプラントの手術を受けましたが、
右手の甲の静脈から麻酔を注射されたら眠ってしまって
目が覚めたら終わってました。
手術の場所がしびれた感じで違和感がありましたが、
痛い思いはしなくて済みました。
歯を抜いてインプラントを埋め込むために
土台になる場所をグリグリと削ったはずですから
シラフではとても耐えられない手術です。
虫歯の治療でも麻酔を打ちながらだったので
歯が削られるのは恐ろしい気分でしたが
痛みはそんなにありませんでした。
私達が体験する現実は意識で決まるわけです。
「心頭滅却すれば火もまた涼し」
という言葉がありますが、
同じ現実であっても意識での体験は人それぞれです。
どんな人をイケメンや美人と感じるかも違いますし、
性欲が湧くチャームポイントや状況も大違い。
ピンチに沈む人もいればチャンスと捉えて逆転する人もいます。
極論すれば、
現実とは自分の意識のあり方や状態なのだといえます。
何故なら、
客観的な現実は確かにあるのでしょうが、
私達はそれを知ることはできないからです。
色鮮やかな世界を観ていますが、
私達が観ているのは自然界にある色彩の一部だけです。
音だって20~200000ヘルツ位の範囲しか聞いてません。
客観的な現実の一部しか体験していないわけです。
周囲に色んな人や物や音があっても、
意識していないところは体験としては無いようなものですね。
どう転んでも意識でしか現実を体験できないので、
現実=意識
だと言えます。
であれば、
意識を変えるのは現実を変えるのと同じです。
ものの見方や考え方が変わったり、
悲観的から楽観的に変わると世界が変わります。
1+1=2
の決まりや物理法則を変えられないように、
客観的な現実を変えることはできませんが、
自分の意識は変えることができます。
梅干しを思い浮かべるとツバが出るように、
身体は意識に反応します。
好きな人のことを思うと心臓がドキドキしますね。
脳は現実と想像を区別しません。
記憶と現実が違っていることもありますが、
自分にとっては記憶が現実です。
道を横切るクロネコは人によっては不吉の前兆で、
見かけると不安でたまらなくなります。
意識が現実なのです。
「自分が変われば世界が変わる」
なんて大げさだなと思っていましたが、
そうではなさそうです。