おはようございます、ラクモです。


さて、今回も前回の続きで、一条工務店の宿泊体験の話となります。


↓ 宿泊体験の家を探険して見つけた良かった点・悪かった点 ↓


【 良かった点 】
・家の外観が良い
・吹き抜けは最高だ
・床暖房は温かい
・お風呂の保温力
・家の遮音性能
・カップボードの収納力
・24時間換気


【 悪かった点 】
・オープンステアが...
・窓の断熱性が...
・家の中の音は...
・浴槽の形が...
・食器に埃が...
・賞味期限が...
・食洗機が... (義母)
・クロスが... (義父)
・湿度が... (追加)


今回はいよいよ良かった点の最後の⑦です。



良かった点⑦
・24時間換気


以前に営業さんから、

「2時間で家の中の空気が全て入れ替わります。」

と言われていた換気システム。

実際に空気が入れ替わっているかどうか? どうやって確認出来るのか?と思っていましたが、

たまたま確認することが出来ました。


その日の夕方にどこかで
野焼きをしていたらしく、それが風に乗って、間取り提案を受けている最中に その臭いが入ってきました。

そして、室内に入ったその臭いは1時間もしないうちに無くなりました。


たまたま、風の流れで飛んできた野焼きの臭いが家の中に入り(外気を給気する)、

家の中に入った臭いが無くなる(内気を排気する)ことを確認できました。


ロスガード90 なかなかやりますな~


話がそれますが、

よく『 断熱性と気密性は大切だ!』と言われてますけど、

断熱性と気密性の優れた家で快適に過ごす為には、

優れた換気システムが重要だと私は思っています。


優れた換気システムとは何か?

の前に、

快適な室内の空気の環境って どんな環境でしょうか?


私は、快適な室内の空気環境は3つの要素のバランスから成り立っていると思っています。

その3つとは

『温度・湿度・二酸化炭素』

です。


温度と湿度はわかるけど、

二酸化炭素ってどういうこと?

と思われるかもしれません。

実際によく営業さん方は『温度が~、湿度が~』とは いっぱい言ってくれますけど、

『二酸化炭素が~』とは言ってくれないですものね。

なので 何故、快適な室内空気環境の重要な要素に二酸化炭素が入るのか?を考えてみましょう。


まずは一条工務店のような高気密住宅を想像してみてください。

人は生きているだけで酸素を吸い、二酸化炭素を吐き出す生き物です。

もし、そんな生き物が
家全体でハガキ1枚分の隙間しか無く、

ちゃんとした換気システムが無い家にいた場合どうなるでしょうか?


生き物がスーハー・スーハー呼吸すると

酸素を吸い→二酸化炭素を吐く

酸素が少なくなり→二酸化炭素が増える

しかし、家全体でハガキ1枚分しか隙間が無いので、自然と十分な換気がされることは無い。

また、ちゃんとした換気システムでは無いので、
必要な酸素(外気)を取り込んで、二酸化炭素を排出することが出来ない。

結果、家の中には二酸化炭素が溜まる一方です。


ちなみに、二酸化炭素が溜まると どうなるか?

⇒ 眠くなったり、気分が悪くなったりします。


何でそんなことがわかるんだー?

と思われるかもしれませんが、思い出してみてください。

昔、

みんなで寝てて、朝起きた時に

何か空気が重いな~って思ったことないですか?

(私の住んでいるマンションは この状態です。)

それ、大半の理由は部屋の中の二酸化炭素濃度が高くなっているからです。

私は家の中の二酸化炭素濃度を測ったことが無いので、インターネットで調べてみたところ、

朝起きた時の寝室の二酸化炭素濃度は1200~1600ppmとありました。

(ちゃんとした換気システムの家では違いますよ。)

文献にもよりますが、人は二酸化炭素濃度が1000ppmを超えてくると、空気が悪いと感じる!とあります。

敏感な人では、体調が悪くなったりするそうです。

昔の気密性とか、換気システムが今ほど重要視されてなかった頃で それなのに、

もし仮に、一条工務店のような気密性を売りにしているハウスメーカーの家で、ちゃんとした換気システムがついて無かったらどうなるのでしょうか?


気密性が高い家というのは、いわば密閉された箱の様なもの。

その中で生き物を飼おうと思ったら、給気と排気をキチンとしてやって、空気環境を整えてやらないとダメですよね。

(酸素を取り込んで、二酸化炭素を出す。)

そのことを気密性の高い家で行うには 、第2種・第3種換気システムでは不十分であると思うのです。


つまり、気密性の高い家では給気・排気共に機械で強制的に行う ロスガード90のような第1種換気システムが必要と考えています。



余談ですが、

私は仕事で2ヶ月に1回
40階建てビル室内の
空気環境測定を行っております。

(上から下まで測ると600回位の測定を行います。)

基本的にはビル内の全てのフロアの空調システムは同じなのですが、

それぞれのフロアによって人口密度が違う為、

空気環境もそれぞれです。


最近では、室内に入るだけで
良い空気環境の部屋と悪い空気環境部屋が分かるようになってきました。


そのような経験から

快適な室内空気環境は

『温度・湿度・二酸化炭素』

のバランスが重要だと思っています。


あ~ 早く、ちゃんとした換気システムの家に住みたい・・・。


今回は文章にまとまりがなくてすいませんでした。



最後まで読んで頂いて、ありがとうございました。m(._.)m





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