どうぞお大事に

 

大事

 

自分を大事と思えるか

 

私は

思えなかった

 

ずっと

 

この前見た夢

すごくリアルで怖かった

けれど

そこに父親がいて

危険を省みず

私達兄弟に布団をかぶせてくれる

 

私は

その甲斐なくこの世から消える

 

けれど

消えないものが残った

 

父の愛だ

私は父親を今でも好きではない

 

だけど

父は精一杯愛してくれていたことが

またより深く心に刻まれた

 

夢のはなしでも現実でも本当はどうでもいい

 

私は愛されていると

 

知るだけが私の目的だ

 

 

母に対しても長年の重い感情があった

 

私はある時インフルエンザで高熱を出した

 

その時に見た夢

 

母が私にお弁当を作ってくれる夢だ

私はその夢を見てから

 

母に愛されていることがやっと受け入れられた

 

自分の脳の記憶の塗り替えが起こったのだ

 

来るときにそれは来る

 

今夜は風邪で熱が出てきた

 

さて

どんな夢を見るのだろうか

 

私は自分にお大事にと言う

 

なぜなら自分が大事だという意識が

私を治すからだ

 

今夜の夢が愛に触れるものでありますように