新鮮な秋刀魚がスーパーで売り出された。
目の色・肌の色・つや・張りとも、申し分ないくらい新鮮!
迷った挙句、買わなかった。
何故?
喜ぶのに。
まぁ・・・色々と事情が(^_^;)
昭和の時代。
東京オリンピックで、「テレビが一家に一台」がニュースになった頃までの話です。
茅葺き屋根で土間があり、かまどがあり、囲炉裏があり。
魚屋は近所に一件ある
「今日は、いい秋刀魚が入ったよ」魚屋の声。
遊びに行った帰り道、どこの家からも秋刀魚の焼く匂いと煙が漂っていた。
奥から大根の味噌汁の匂いが・・・。
なぜか急にお腹がすくのです。
あの家も、この家も献立は、同じ秋刀魚と大根の味噌汁。
胡瓜の漬物と茄子の漬物。
大根おろしは、秋刀魚にたっぷりと。
残った大根で味噌汁。
家じゅう秋刀魚の煙が漂うので、七輪を軒先に出して秋刀魚を焼く。
朝、かまどで炊いたご飯は、おひつの中で程よく冷めて食べごろ
美味しい!秋刀魚焼き定食(*^▽^*)
秋刀魚のワタが苦くて嫌いだったが、父が黙って除いてくれた。
骨がのどに刺さりべそをかくと「飯を噛まずに飲み込め」
確かに魚の骨はのどから痛みと共に無くなる。
今では、こんな食事が贅沢だと・・・。
かまどが無い。囲炉裏が無い。土間が無い。おひつが無い。
七輪が無い。炭も無い。庭も狭い。電気とガスと水道になった。
炊飯器でご飯を炊いてそのまま保温。
安全と便利が生活の主流になって、何かを失ったことに気にも留めない。
そして今、あの時代の献立は贅沢だったと・・・。
当時は、贅沢でもなく それしかなかった(~_~;)
今の時代に、かまどに薪でご飯を炊き、おひつに移す。
七輪で 秋刀魚を焼く・・・だったらかなり贅沢と言えるのでは?
Facebookで、高級料理やさんで、焼き秋刀魚一尾¥1500.也
「秋刀魚は高級魚か」と
厨房で板前さんが一尾づつ炭火コンロで焼いていたら当然の値段。
むしろ安いくらいなのでは?
豊漁のときに銚子港で直営鮮魚店、秋刀魚バケツ一杯¥500。
賄いきれないので買えませんでした。
スーパーでパックに並べられた秋刀魚が食卓に。
トラックに生積みして、養殖魚の餌にするとか。
最近では、各家庭の食卓に一人一尾の焼き秋刀魚。
あまり聞かなくなりました。
秋刀魚の焼き方知らない人結構います。
食べ方知らない人もいます。
今夜は、秋刀魚焼き定食にしようかな!
もちろん私が焼きます。
66歳で秋刀魚の焼き方、食べ方知らないと笑われる。
(^ε^)♪ (^_^;)