毎週末、まぐまぐにお便りを書いていよいよ200回かと意気揚々としていた。
そんな時に、なんと日テレnews every.に楽ちん堂が紹介され始め特集4回になったら、カフェに来てくださる方が急激に増えていた。気がつくと金土日まぐまぐに書くのをすっかり忘れてしまって書き溜める時もあった。
動画の閲覧数が数万回のアクセスになると、次から次へと様々な悩み事、悲しい出来事のご相談が舞い込んでくる。そのどれもが74歳の私には生きている証にもなる。
これまでの体験や気付きや学びを題材に共に時間を過ごしていると、やがて穏やかなひとときに包まれる。お役に立てている幸せも頂いている。
では日頃のお便りを始めましょう。
女将の楽ちん堂便り
カフェの2階、6畳三部屋に3人の泊まりたい女子が枕を並べた。
小6中3高2がクスクス笑いながら深夜まで話し込んでいる。この部屋を37年間、どれだけの子供たちが通り過ぎただろう。最初の少年たちは今や44才になっている。どこで何をしているやら、その中にいた自分の息子ですらほぼ音信不通。今のこの子達の、最も多感で無邪気で本来の資質が輝くこの時を、贅沢にもらっている他人の私。学校に行けている子に釣られて不登校も朝早く起きてカフェに降りてご飯を作っている様子は、彼らの家族や保護者が見たら、びっくりするだろう。なにしろかにしろ早くしろ、などと言うこともない。楽しそうに料理している。「うますぎてパンもご飯も両方食べちゃう,きゃ、やめて太るじゃん」騒いで食べる朝ごはん。
楽ちん堂の24時間365日はほんとうです。