直木賞第144回は二人受賞第144回直木賞は、木内 昇と道尾秀介が 受賞しました。 直木賞は、菊池寛が大正時代の小説家で ある直木三十五の業績をたたえて昭和10 年に制定しました。 選考は文芸春秋社で春秋2回行われます。 選考対象は大衆文芸作品で、芥川賞と異な り、新人だけでなく若手、中堅作家も対象に なっています。 昭和10年の第一回受賞作品は川口松太郎 の鶴八鶴次郎・風流深川唄です。 因みに、直木三十五の作品は、黄門廻国記、 南国太平記などの時代小説です。