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おひとつ、いかがですか?

映画が好きです。映画館が大好きです。
このブログを見て下さった方の映画ライフに少しでも貢献できれば幸いです!



(電線を消す技術は習得できず…申し訳ありません!!)

大好きな皆さまの、素敵なブログは、私の楽しみでパワー源です!!

いつも、ありがとうございます!!

先日から復職し、マイペースではたらいております(てれてれっ)
もっと元気になりましたら、コメント等々させていただきたいです♪

◆◆祈ります◆◆
2011.3.11、宮城県の職場で被災しました。

職場は、見るかたもなく崩れ、
住み慣れたマンションの部屋は半壊。

日も暮れ、あっという間に部屋の中も見えなくなり、
名も知らぬ年下の女の子たちと、近隣の体育館に避難しました。

深夜四時、河北新報の号外が入りました。
「大津波、発生」。


あの日から、寒さに強く…強くなりました(^^ゞ。
お菓子が、あまり好きではなくなりました。
男性の厚意や好意は、怖いです。

でも、
「なくしたもの」への想いよりも、
「感謝の気持ち」の方が強いです。

手を差しのべてくださった皆さま、
生きるために力を尽くした皆さま、
今を生き、伝えるために力を尽くす皆さまへの、感謝の想いです。

最初の避難所で迎えてくださった、教職員の皆さま。
自分の家族の安否すらわからない状況で、
体育館にマットを敷き、トイレに立ち…
その眼に「絶望」はなく…

深夜、号外を発行し、各避難所に届けてくださった河北新報の皆さま。
あなた方のご家族・ご友人の皆さまの安否がわからない状態で…

次の避難所で受け入れてくださった、スタッフの皆さま。

近隣のドラッグストアやスーパーのスタッフの皆さま。
寒空の下、計算機を叩きながら、お店を開いて下さり…

感謝の想いは、尽きません。


◆◆6年◆◆
「人生で一番、うしないたくなった」
そんな母をうしなって、もうすぐ一年です。

私の夢に、たまに母が現れます。
夢の中で、私はいつも母に、「もうすぐお家だから大丈夫!」と叫びます。

夢の中で「まだお母さんは生きている」と希望を抱き、
目覚めて「もうお母さんは居ない」と実感します。

母が、
苦しんで苦しんで苦しみ抜いて、
の「命」が「体」から抜ける瞬間を、目の当たりにしました。

高濃度の酸素吸入、

それに耐えられない身体、
焦点を失いさまよう目線、
胃から流れ出てくる血液…

苦しさから、真上を向こうとする母、

「血液が喉に詰まったらいけないから!ごめんなさい!」
と、母の頭を押さえました。

あの感触、あの温もり、あの苦しみ…

忘れられるものではありません。

こんな最期を、家族も母も、望んではいませんでした。

「お母さんはいつも傍にいる」なんて、思えませんし、言えません。

「犠牲者○○人」。
そんな数字の裏に…

統計に表現できない悲しみが存在しているのだと、実感します。


◆◆
2017.3.11

山形の実家にて、
ラジオ特番を共に聞きながら、

姉とはじめて、震災時のことを語りました。

生きるために精一杯だった
妹(私)の状況が不明で、不安だった
母の持病が悪化して、生命の危機だった
福島の親戚の安否が不明で、心配だった

◆◆

被災された皆さま、
ふるさとへ帰ることができない皆さま、
ご家族のもとへ帰ることができない皆さまが、

愛する「さと」へ、一日も早く帰ることができますよう、
お祈りいたしております。