📖最近、こんなことありませんか?

「え?さっきまで見てた動画…何の話だったっけ?」

 

たった15分の動画を“真剣に見た”はずなのに、
その内容が、数分後にはスッポリ抜け落ちているって。

 

実はこれ、最近カウンセリングや雑談の中でも
よく聞く“あるある”なんですけど、まぁよくよく考えると

当たり前なんです。

 

今日は少しここについて解説しますね。

 

情報があふれる今、
スマホを開けば1分で10個くらいの刺激が飛び込んできます。


でも、そのすべてを脳が

「ちゃんと理解して、記憶しているか?」といえば……正直、

NOなんですよね。

 

「え?そうなの?」ですよね(笑)

 


🧠脳は「短距離走」より「散歩」が好き

私はいつもクライアントさんにこんな話をします。

 

「人間の脳は“超高速処理”には向いてないんですよね」

 

私たちの脳は、じっくり・ゆっくり情報を

かみ砕くようにできています。


たとえばですが、

本を読むときや誰かと会話しているときの“あのスピード”が、

本来の脳の適正スピードなんです。

 

つまり、


スマホ動画のような“ドドドッとくる情報”は、

脳にとっては「短距離ダッシュ」の連続だったんですね。

 

そりゃあもう、
処理しきれず、脳内には残らずに流れ去っていくわけです。

 


✍️だからこそ「書くこと」が効く

 

最近、私が改めて大事にしているのが「書くこと」


といっても、立派な文章を書く必要はなくて。


・気になった言葉をメモ
・今日あったことをざっくり日記
・思いついたアイデアを殴り書き


こんな感じでぜんぜんOKなんです。

 

「書く」という行為そのものが、脳にとっての

“情報のスローダウン”。


整理して、定着させる。まさに、散歩のようなスピードで。

 

書きながら、

「あ、自分こんなこと感じてたんだな」と

気づくことも多いですよね。


この小さな習慣が、思考も感情も、

そして行動までも変えていくんです。


🌱結局は“ゆっくり考える力”が人生を整える

 

瞑想とかマインドフルネスもそうですが、

今の時代は「いかに早く処理するか」よりも、
「いかにゆっくり整えるか」が本当に大切だなと感じます。

 

日々の小さな「書く習慣」は、情報の波に呑まれず、
自分の感情を確認し、脳を整える“アンカー”のような存在。

かもしれませんね。

 

情報がスマホからあふれ出る時代だからこそね、


丁寧に書いて、丁寧に感じて、丁寧に生きる。


このバランスが、実は“成果”や“成功”にも繋がっていくんですよね。

 


✉️今日の問いかけ

あなたは最近、「書いていますか?」
1日3行でもいい。まずは今日、ペンをとってみてくださいね。

ではまた、次の投稿で。

 

 

石井浩二
――“ほどほどの自分軸”と“脳と心の整え方”を伝える心理の専門家