朝、家を出ようとしたら子どもから

「ズボンのチャック開いてる!」

と言われました。




見てみるとズボンのチャックが

かなりゆるくなっていて

勝手に下がってきて開いてしまう状態に…

どうやら写真の金具部分が

傷んでしまっているようでした。




とりあえずその日は別のズボンに変えて

出かけることにしました。

(教えてもらえてよかった…!)




以前ならチャックが壊れたら

買い替えや修理を検討したと思いますが

お金もかかるし……

自分で直してみることにしました。




チャックの金具の裏面を見ると

型番が書かれていました。

YKK45




YKKの金具だったら

近所の裁縫屋さんにあるかもと思って

店舗まで見にいってみたのですが

45という型番は見当たらず…




Amazonで購入しました。

2個セットで240円+送料220円でした。
この金具はスライダーというそうです。



実物はこんなかんじで
U字型のパーツとともに届きました。

YKK45と書かれています。




では、実際に直してみます〜!




まずはマイナスドライバーを差し込んで

古いスライダーを取り外しました。

これがけっこうかたくて…

いちばん大変だったと思います。




古いスライダーを取り外したら

今度は新しいスライダーを取り付けますが

届いたままの状態だと幅が狭いので

ペンチを使って幅を広げました。

新しいスライダーを傷つけないように

ペンチを間に差し込んでから開きました。

(矢印の方向に力が入ります)





広げたのは矢印の部分です。

だいたいこのくらい幅を広げれば

ズボンに取り付けられました。




ただ、取り付けただけだと

まだチャックとして機能はしていません。

両側が開いてしまっています。




そのため手でチャックを絡ませました。

スライダーの下は手で絡ませてくっつけた部分です。




次にペンチとマイナスドライバーを使って

ぐぐぐっと固定していきました。


金具を傷つけないように

気をつけながらおこないました。




セットで届いたU字型のパーツは

チャックの上の部分に取り付けました。

これはしなくてもいいのですが

わたしの場合はたまたまここのパーツが取れていたので

取り付けておきました。





そんなわけで……




完成〜!

無事にチャックが直りました。





スライダーの部分がしっかりしていて

上に持ち上げることでチャックを開けられる(チャックを下にさげることができる)

という状態になりました。

これが本来のチャックだと再認識しました。





初めてなので15分ほどかかりましたが


ズボンを新しく買い替えるのも
修理に出すのも
どちらもお金がかかるので

・スライダー(1個あたり120円)
・マイナスドライバー(家にあるもの)
・ペンチ(家にあるもの)

これだけで直すことができて
本当によかったです♩




今回直したズボンは
とてもお気に入りなので

おなじものをたくさん持っていて…

きっといずれ別のカラーがまた壊れて

直す機会があるだろうと思うので

スライダーもいくつか購入しておきました。




ズボンはこれです。



もう本当にお気に入り。



ウエストがゴムだし

ボタンで簡単に調整できるので

ベルトは必要なくて穿き心地が楽ちんです。

なぜかスタイルもよく見えるし

なんだかんだでいつもこれを選んでしまいます。





このズボンに限らず……

今度またチャックのスライダーが壊れたら

おなじ手順で直してみようと思います☺︎