オプーナ「案の定ですナ」

スライム「案の定ですね」

オ「また、順に追ってみましょう。話題は当然、昨日余力全力で来週満期のコールオプションを購入されたNVDAですね」

ス「時間前取引…なんとNVDAは、またしてもかなりのアップを見せていたのだ!」



オ「市場開始8-9分前、一気に株価147ドルになっていますね」

ス「これは来るぜ…と思ったんだけどね、実はこの画像より前は147.15ドルとかもっと上とか、さらに高かったんだ。つまり、ジワリと下がってきているんだね」

オ「開始まで残り5分を切った所で、146ドル台になっています」



ス「もちろんまだまだ前日比プラスだけど…これは不吉な動きだな…」

オ「通常取引がスタートしました。8秒経過時点、先ほどと同水準の株価ですね」



ス「上がれ!」

オ「開始から22秒経過時点、撮り損ねましたが、この1-2秒前は、147.00ドルをマークしていました」



ス「いいね、いけ!!」

オ「スライムさんはこのコールを昨日2.16ドルで購入されており、現在評価額(=BidとAskの平均値)は2.62ドル程度、確実に売却可能なBid 2.48ドルにぶつけたとしても、+15%程度の利益が得られます。
   この先の動きを知っているから言うわけではありませんが、利益が出ているならば速やかに利確しておくのが大原則というか、もう何度も学習したことだったはずですが」

ス「まぁねぇ…。朝一のボラが高い時はオプション価格も高くなっているし、即売るのも手としてはいいと思うけど、昨日は結局下がるかと思わせた後も上昇を続けたからね、やっぱりさすがに今すぐは手が出ないわね」

オ「さらに20秒経過…下がり始めていますね」



ス「後出しではないけど、本当に時間前の取引の様子から考えても、落ちていきそうな予感しかしなかったんだけどね。行動に移す力までは生まれなかったな。でも、やっぱり、ここから一気に上がるかもしれないからね、何せまだ前日比プラスだ!」


オ「スタートから2分22秒経過しました。ついに株価は前日比+1%を割っていますね」



ス「ここら辺が底だ…」

オ「開始から5分経過、株価146ドルを割ってしまいました」



ス「でぇじょうぶだ、ここら辺が底だ…」

オ「さらに50秒、順調に下がってきています。



…そろそろ保有中のコール価格は、また買値を割ってしまいそうですよ」

ス「NVDAは強い…さすがにそんなに下がらんて…。ここら辺が底…」


オ「さらに1分経過、市場全体が下落傾向だからか、その強い好調なNVDAも、重い空気に引っ張られて落ち続けています。株価はついに145ドルも割りそうで、コール評価額はあっさり買値を割ってしまいました。ご愁傷様です」



ス「おまえーっ! おまえ… 市場がなーっ  NVDAをなーっ  ゆるさーん  バシーン」

オ「また突然懐かしいネタですね」

ス「いや本当に懐かしいんですがね、実は最近話題になっていたイカの神経〆の動画を取り上げているページを見てましたら、この作品が取り上げられていたんですよ。
…めっちゃ久しぶりで、もういつ読んだか記憶すらなかったんですが、久々に見てみたらかなり沢山更新されていたんですね。遠い昔、僕が読んだ当時は確かまだ今の半分以下ぐらいしかなかったはずですが、続きを読んでみたら、途中までは読んだ記憶もあったしまあまあという感じだったんだけど、読んだことないその途中辺りから、もうビックリするぐらいにめっちゃくちゃ面白かった!」

オ「Web漫画・金魚王国の崩壊。 (http://www.goldfishkingdom.client.jp/) ですね」

ス「いや、自称目の肥えている僕ですがね、これは本っ当~に良かった!!本当の本当に、心の底から素晴らしかったな…。
   ちょうどごく最近キリのいい所まで更新されていたようなんで、再読するのにベストなタイミングだったようだね。もしかしたら区切りもいいしこれで終わりなのかもしれないけれど、もっと続いてくれたら嬉しいな」

オ「作者の模造クリスタルさんは他にも連載を抱えてらっしゃるようですね。
   Web漫画ですと、黒き淀みのヘドロさん (http://www.mozocry.com/hedrosan/01.html) などがありますね」

ス「…っ面白い…!これも本当に読ませる……続きが気になるっ…!!
   今これを読んでいる人はインターネットにつながっているわけなので、100%例外なく誰でもアクセスできるわけですから、読んだことがない方・数年前に読んだ記憶はあるけど中断したままになっているような方は、ぜひ読まれてみることをオススメしたいね」

オ「万人受けする話ではないかもしれませんが、少なくともスライムさんの琴線にはストライクで触れたようですね」

ス「…いいなぁ。羨ましいなぁ…。人の心を動かせる作品を産み出せる人は、本当に素晴らしい…。
   僕はやっぱり、100億円を稼ぐ人よりも、100万人の心を動かせる人の方が遥かに素晴らしいと思う……と言い切るのが正しいかどうか、そもそも比較対象としてどうなのかはともかく、僕は、もしどちらかになれるのならば、後者になりたいな。人間の想像力は、この世の全ての富を足し合わせてもつりあわない、底知れぬ素晴らしさと可能性があるように思う」


オ「…と、何か流れをぶった切って、唐突に無理くり突っ込んだような話題でしたが…」

ス「どうしても入れたかったんだ。金魚王国、本当に面白かったからね。
…話を戻そう。僕がバシーンと叩いた所からだ」

オ「スライムさんがバシーンと叩いたのが功を奏したのか、先ほどの状況から3分ほど経過し、株価はようやく回復しつつあるようです。



   保有中コールも上がり、ちょうどBidが買値と同値になっているので、今売れば買値とトントンか十分利益も生み出せそうです」

ス「…まぁ、今振り返れば、これはチャンスだった気もするけどね、やっぱり、こんな所で手離すわけにはいかないな…」

オ「相変わらず下手な判断としか申し上げられませんね。案の定、それから7-8分して午前9時46分過ぎ、とうとう株価自体が前日比マイナスに転落です」



ス「ぬわぁー」

オ「もうおなじみのパターンですよ…さらに3分経過…」



ス「ぬわぁーーっっ」

オ「さらに2分経過…143ドル台突入…」



ス「ぬわぁーーっっ!!」

オ「さらに2分、留まることを知らないっ!前日比マイナス1ドル…!



…午前10時、142ドル台突破ぁーっ!!」




ス「ぬわぁーーーーっっ!!」

オ「業火に打ち焼かれて死亡したようですね」

ス「…という所で、いい加減考えた。これは、さらに下がるだろうから、ここはもうコールを速やかに売って、逆にプットを買うべきターンに入っているのではないかと!」

オ「それは、株価が前日比マイナスになった辺りで考えておくべきことでしたね。相変わらず、思考が一歩二歩遅いです。…が、このまま引っ張り続けるよりはいいかもしれませんね。どうされるおつもりで?」

ス「先ほどのオプション板の時点で、コールはBid 1.24ドルのAsk 1.40ドル…買値の2.16ドルからまたまた大きくしぼんでしまいましたが、これ以上しぼむのを避けるために、株価が下がれば膨らんでいくプットに乗り換えるべきなのではないかと…!」

オ「いやそれはさっきもうおっしゃってたじゃないですか…。で、実際にコールをいくらで売り、どのプットをいくらで何枚お買いになるおつもりで?…ということです」

ス「むむ…こうして考えている間にも株価はさらに下がってしまうかもしれん…早く決断を下さねば…。
…オプション板は、どれどれ……あっ!!」



オ「20分経過して午前10時20分になりましたが、いつの間にやら株価は先ほどの時点から1ドル以上も回復し、143.90ドルにまで上がっていますね」

ス「何だよ、プットに乗り換えようと思った瞬間にコレだもんなぁ!」

オ「しかし、予想とは逆の動きですが、株価が回復した=コールが上がりプットが下がったということで、プットに乗り換えるには大チャンス・願ってもない僥倖かもしれませんよ」

ス「…いやいや、これは復活の狼煙でしょう。ここからさらに上がりそうだというのに、コールを捨ててプットを買うバカがどこにいるんです。
…潮目は変わった、このまま粘るぞ!」

オ「本当に、あまりにも相変わらずですね…。なぜこれが千載一遇のチャンスだと思えないのか…。
…さらに20分経過しました。株価はあっさり、また142ドル台に突入する勢いですよ」



ス「アジスアベバ!!」

オ「全てが後手後手ですが、結局この下がりを見て、おもむろにコール売り&プット買いの注文を出されるようですね」

ス「…くっ、仕方あんめぇ、やるべきだ…。そういえば両津さんも、ついこないだのツイートで、『急落後の戻り上げの時に売り逃げのセオリーは株でも同じ』『私も株でこの神のお助けポイントの売り逃げで助かったことは数え切れないほどあります』とおっしゃってたからね」



オ「今のNVDAと両津さんのおっしゃるポイントとは微妙に違う気もしますが、似たような、『下落トレンド中の反発時は、売るのにいいタイミング』というのは真理でしょうね」

ス「注文に戻ろう…保有中コールの入札は、先ほどのオプション板画像にある通りBid 1.30のAsk 1.35、そして僕は現在ほぼ余力がすっからかんなので、これを売って同じ枚数買えるのは、同額以下のプットのみ…。すると、行使価格138ドルプットが一番近いな…。

…よし、コールを全4枚売り、行使価格138ドルプットを同じく4枚買う注文……



…押すか、押すか…?!」

オ「注文確認画面で迷っている内に株価が微妙にまた伸び始め、コールとプットの価格差が大きくなってきていますね」

ス「…くっ、やっぱダメだダメだ!コール&プットの同時注文は、別々に2回注文するより手数料は安くなるけど、価格の指定が難しいからやっぱりあかん!キャンセルだキャンセル!!」

オ「まぁ、別々の注文でも手数料は大して変わらないので、無理に同時注文することもないかもしれませんね」

ス「ともかくまた微妙に株価が上がってきた…。しかし、チャートを見ても、これは間違いなくまた下がっていくとしか思えない…。



…速やかにコールを売ってプットを買っておくべきであるが…」

オ「相変わらず売る時はグズグズ悩んで引っ張ってしまわれていますね」

ス「いやだってね、本当に上がってきてるぜ、株価!」

オ「こちらは先ほどのチャートから2分…。

 



…ジワリと上がっていますね」

ス「さらに4分経った。続伸だ」

 


オ「さらに1分後、ついに144ドルに到達しました」



ス「…くぅ~、コールを売ってプットを買っておくべきか!!多分、ここからまた下がるはずだ!!」

オ「しかしさらに1分経過、伸びますね」



ス「ゴクリ…」

オ「さらに7分経過、午前11時になりました。落ちていくことはなく、明らかに上昇傾向ですね」



ス「っんだよも~、実際にコール売り&プット買いをしたわけじゃないからいいけどさぁ~、やっぱり僕の予想は完全丸ハズレじゃないか…!
   お金どうこうより、ここまで自分の考えが見事に当たらなさ過ぎることが、非常に悔しくて残念だ…」

オ「しかしそれから10分、急激に落ちてきました」



ス「やっぱりか?!」

オ「1分後、あっさり143ドル台再突入です」



ス「はぁ~ん?やっぱりプットに乗り換えておいた方が良かったのか…?!」

オ「しかし落ち続けることはなく、30分少々経過した午前11時45分過ぎ、あっさりまた1ドルほど戻し、もう株価は前日比プラスに届かんばかりです」



ス「何じゃそりゃ!…しかし、さすがに前日終値の壁に跳ね返されそうだけどな…」

オ「それから数分、午前11時50分22秒、あっさりプラスに到達です」



ス「かぁーっ、超えちゃったか!これは伸びそう?」

オ「しかし正午を回り、さすがにこの市場の重苦しい空気の中伸び続けるのは難しいのか、跳ね返りにあっていますね」



ス「くぁっ、やっぱり跳ね返されるから、前日比プラスになった時点でプットに乗り換えるか、少なくともコールだけでも売り払っておくべきだった!!」

オ「しかし5分後、また前日比プラスに復帰です。145ドル復帰も目の前かもしれません」



ス「んっだソレ!!……なんかもう、何ていうか我ながら完全に振り回されすぎでしょ、こんなん正直、どうなってくかなんて分かるわけないわ」

オ「難しいですね。しかし、さらに5分が経過しましたが、結局また落ち始めています」



ス「どうせまたもう少し下がって、でもまた上がって…って感じくさいな…」

オ「その場合、いたずらに時間的価値が消費されるのみで、コールもプットも価値が漸減でしょうから、やはりキリのいい所で、少なくとも購入済のコールは売却して、様子見に徹する方がいいかもしれませんね」

ス「まぁ、ツラツラ記事を書き始めてようやく今、記事内容が現在の市場に追いついて、こっから先どうなるかは本当に分からないけど、正直上がり続けることはなさそうだから、コールを売っておいてもいい気はするけど…」

オ「オプション買いポジションを手離すのは速やかに、が鉄則ですよ」

ス「しかし、午後12時台現在、先ほどの前日終値超えから、しばらく株価は下がっているからね、やはりコールを売るなら上昇基調にある時がいいんで、今しばらく、再度の上がりを待ちましょう」



オ「そう言っていざ上がり始めたら『もう少し上がるはずだ、粘ろう』と引っ張る未来しか見えませんが…」

ス「ま、一応引っ張っても大丈夫なぐらい満期まで時間があるからね、また前日終値の壁への挑戦があることを期待して、じっくり構えましょうや」


オ「しかしあと10分少々で午後1時という所、株価はまた143ドル台に落ちています」



ス「うーん…やっぱり今日はどう考えても伸び続けることはないよなぁ…。前日比プラスになった辺りでコールは売っておくべきだったね、反省だ」

オ「でも、そう言いながら、今ここでスパッと売却はされないんですね」

ス「多分また上がるっしょ。もしまた前日終値の壁に挑戦するぐらいにまで上がっていたら、その時は意を決して売りましょうか。…でももう時間もなくなってくるし、明日は一気に回復するかもしれないから、今さら売るのもなぁ、って気もしちゃうね…」

オ「いつもの思考パターンですね。既に買値から大きく価格を下げて、死へのカウントダウンは始まっていることを忘れないようにご注意下さい」


ス「…おっ?!ふと目に付いたけど、本命株・NYMXが、4ドルを超えているね!
…オプション板をチェック、6月満期の行使価格5ドルに、Bidが入ったじゃあないですか!」

 


オ「実は本日午前中に、NYMXからニュースがリリースされていました。
   しかし、ニュースリリース後、株価はむしろ前日比マイナスに転落しており、Message Boardでは複数の方が『ニュースが来たのにネガティブな反応…なんでや!』的なことをおっしゃっていましたが、時間を空けて午後1時頃、ようやく若干反応があったのかもしれませんね」

ス「昨日言っていたそばから値が付いたとは何ともタイムリーだ。ともかく、昨日言っていた通り、せっかく値段が付いたのでカバードコール売りに挑戦だ。売り注文を出そう」



オ「100枚、プット価格0.10ドルでの売り注文ですね。Bidは、ようやく入札が入ったとは言え最低入札価格の0.05ドルがホンのわずかであり、恐らく約定はしないでしょうが…。

 



…やはり、しばらく待っても取引成立せず、均衡状態ですね」

ス「ま、ここから上がるかもしれないし、約定しなかったらしなかったで全然いいんだ。これは注文を出したまま、もう放置してほっときましょう」

オ「また時間がある時に、ニュースにも触れておきたいですね」

ス「大きな反応がないことからも明らかな通り、単なる焼き回しの以前と似たようなニュースくさいけどね」


オ「…と、しばらく時間が経過し、NVDAの方には一向に動きがありませんが、NYMXの方は何やらまた若干動いたようですね。現場のスライムさん?」

ス「ハイ、こちらNYMXのオプション板、午後1時30分も回った頃、おもむろに株価が上昇中…

 



   Bidに入っている枚数は大きくアップ、一方Askは、0.10ドルでは売り手に損だという判断か、先ほどまで注文を入れていた人は全員撤退、僕の注文100枚のみになっているようです。約定も間近かもしれません」

オ「…しかし、ここからの一伸びが来ず、中々約定しないようですね」

 


ス「ま、今日のニュースをきっかけに、また上昇基調に入るかもしれませんから、慌てることは全くない。売れなきゃ売れないでいいモノですからね」


オ「さて、そのままNYMXは伸びていませんが、一方のNVDAは、午後2時を回り、また急に来たようです…



…下方向になっ!」

ス「ギャヒョーン!ずっと144ドル台半ばで動いとったっちゅうのに、いきなり143ドル台半ば以下に再転落かよ!」

オ「下手に引っ張るからこうなるということですね。

…おや、そうこう言っていたら、とうとう来たようですよ、NYMXが動いています」



ス「げぇーっっ!!ついに約定しちゃったー!!」

オ「相変わらず自分で出していた注文なのによく分からない反応ですね」

ス「多分5ドルは超えないと思うけど、またちょっと早とちった注文になったかもしれんね。もうちょい待てば、0.15ドルでも楽に売れた…?」

オ「数分後、さらにまた株価は上がり、先ほど売却した行使価格5ドルコールのAskは0.25ドルになっていますね」



ス「くぅ~、もったいない…!今なら0.15ドルでも確実に売れるだろ…?こうなったら、さらにもう100枚売ってやろうか…?!」

オ「欲張ると、いざ爆上げが来てしまった時に、コール買い戻しに手が回らず、現物株を手離さなければいけなくなりますよ。もう1000ドル弱手に入ったのですから、それで十分でしょう」

ス「まぁそうだね。とりあえず100枚=1万株分カバードコール売りをしちゃったけど、多分、この上がりは長続きしないからきっと大丈夫、2週間後に株価が5ドルを超えていることは…多分ないはず…」

オ「購入後1年が経過して長期保有となり、キャピタルゲイン益の税金が安くなる現物株を中途半端な所で手離さないためにも、もし株価が5ドルを超えそうになったら、速やかにコールを買い戻さねばならない、というお話ですね」

ス「大丈夫、今まで何度も見てきた、こういう中途半端なニュースでの上がりは、絶対に長続きしない…!!」

オ「『絶対』というのは絶対に言い切れないのが市場ですよ。油断しないようにしましょう」

ス「まぁ、これはもう祈るしかないね。

…さて、無事に1000ドル弱余力資金が増えたわけだけど、どうするかは悩ましいな。さっきからそのまま冴えていない感じのNVDAコールを買い増すのもありかもしれないけど、すぐに上がる保証もないしなぁ…。
   昨日注目して、案の定今日も下がり続けているVRXのプットを買ってみるか、上がると思ったけどなお下がっているWBを、もう底だと踏んでコールを買ってみるか…。色々あって悩ましいね」

オ「慌てないことが肝心です。余力ができたからといって、すぐに突っ込まなければいけないと考えるのは本当にズブの素人ですから、時機を見極めましょう」

ス「ま、もうちょい『コレ!』というタイミングまで待った方が良さそうなのは、そうだろうね」

オ「焦らずに行きましょう。

…さて、のんびりしていたら市場も間もなく終わりの残り30分、午後3時30分となりました。焦らずに行くべきなのは余力資金の使い道であり、刻一刻と時間的価値が下がり続けるコール買いポジションは、実はのんびりしている場合じゃありませんよ。
   NVDAは、こうなっています」

ス「『あひぃ~、死んでるぅ~』 or 『おっ、ええやん!』……さぁ、どっちだ!!

 

 




…おっ、ええやん……と思ったけど、冷静に考えたらまだ前日比マイナスで144ドルにすら届いていないし、コール価格は正直死んでるぅ~、あひぃ~」

オ「一瞬いいと思ったのは、ちょうどNYMXが約定した午後2時30分から3時にかけて大きく下がっていた時よりは、それなりに回復していたためですね。しかし結局本日株価は横ばい~微落、コールは買値と比べてもう半分程度、ズタボロになってしまっています」



ス「まぁ粘るべきではないと思うけど、どっちに動くかは本当に読めないし、幸い満期まで日はあるから、このまま明日まで様子を見よう」

オ「結局悪い癖で、大きく下がっているのに引っ張って終わってしまう形ですね。死亡へのカウントダウンは、『回避なるか?』…などと記事タイトルには記しましたが、着々とそのカウントが減っている状況です」

ス「まぁ今日はNYMXが微妙に上がって、コールも売れて資金も手に入ったことだし、じっくり機を窺うよ」

オ「そのコールも、NYMXが上がり続けるようですと買い直しが迫られる可能性があるので、ウカウカしていられませんね」

ス「さらに上がって『売るの早まったー!』はあるかもしれないけど、さすがに、株価5ドルを超えることはないように思う…。僕の直感は外れるけど…」

オ「ともかく、今日はもう様子見をされるということですね。損益画面の後で、市場終了後の様子を振り返りましょう。

   ちなみに本日の取引履歴としては、NYMXのコール売りで1000ドル(マイナス手数料)ゲットという形ですね。多少使える駒が増えて良かったですが、せっかくの資金ですから、無駄にしないようにしましょう」


 

 

 

 

 




ス「さて、市場は無事終わったね。やっぱり今はNVDAの方が重要だ、NVDAはどうなった?」

オ「市場終了前にラストスパートがかかり、幸い、144ドルをそれなりにしっかりと超えて終えたようですね」



ス「ほーん、ええがね。無論前日比マイナスで終えた形ではあるけど、上向きで取引を終えたってことで、これは明日に期待したいな」


オ「一方本命株・NYMXの方は、先ほどコール売却後しばらくしてから貼った時点より伸びてはいないものの、同水準を維持して取引を終えていますね」



ス「ま、これもよろしゅうおま。直近取引価格 (Last) には0.15ドルが入ってて、この価格で売れてればさらに+500ドルゲットだったわけだけど、こればっかりはしゃあないね。
   ともかくやっぱりカバードコールを売っちゃったからね、このまま横ばいで、時間的価値がガンガンなくなっていってくれることが一番ありがたいね」

オ「結局来年満期の行使価格4ドルコールを買い増す前にまた一上がりが来てしまいましたが、思ったほどそのコールは値上がりしていませんね」

ス「ま、どうせ余力がないから、それについてはどうでもいい。ともかく今はNVDA短期取引で、余力を大きくアップ、それに尽きる!」

オ「大きくアップどころか、既に大きくダウンしているわけですが…。幸いまだ時間はありますが、とにかく引っ張らないように、明日以降上手な選択を取っていけるといいですね」