オプーナ「当然、同じ程度購入したコールも同じ程度値下がりしていたので、利益は得られませんでしたが」


スライム「何かもうオプションの値動きが凄いのは分かったから、同じようなことばっかりもうええわ、って感じがするね。書いててそう思うもん」


オ「しかし取り立てて話題もありませんので、記録のために、本日の動きも簡単に振り返っておきましょう」


ス「本日は一瞬前日比プラスでスタート、しかしものの数分で前日終値同値になりました」

 


オ「オプション買いポジション保有の立場としては、横ばいは最悪のパターンですね」


ス「当然、コールもプットも値下がりしてます。ここは、さすがに様子見でしょう」


オ「しかし、このまま横ばいが続けば、時間的価値のみが消失されていき完全共倒れです。『動きがなさそうだ』と判断したら、速やかに損切り売りをして、値下がりに備えた方が賢明なパターンもありますよ」


ス「なるほど、『動きがなさそうだ』と判断したら、速やかに損切り売りをして、値下がりに備えた方が賢明なパターンもあるのか!


…って、そんな判断できるわけねーだろっ!!そんな予想ができるならそもそも損切りをせねばいけない状況に陥っちゃいませんよ。未来なんて誰にも読めないんです、ファンタジーやメルヘンじゃあないんですから…」


オ「しかしこないだ反省した通り、いたずらに引っ張らず、朝の内に速やかに判断を下しておくのも重要なポイントかもしれませんよ。


…その後30分以上経過し、時刻は午前10時を回りました。順調に下がっています」

 


ス「うーん、まぁ、まだ下がるかもしれないけど、そろそろ底な気もするし、プットがしっかり上がっている内に、プットの役目は十分果たしたということで、売っておきましょうか。手早くポジションを整理すると反省したばかりだし」


オ「コールの方はどうされるおつもりで?」


ス「前回半分残しで上手く行ったから2匹目のドジョウってわけじゃないけれど、まぁこっから反発回復していく可能性もまださらに下がってしまう可能性も半々ってことで、また8枚中半分残す感じで4枚だけ売っておくとするよ。残った4枚は、もう紙くず化して捨てたと考えて、上がればラッキー程度に思っておこう」

 

 

オ「合計2.14ドル、何気に昨日の買値と同値の注文を出されたのですね。注文を出した瞬間はAskと同値でしたが、撮ったと思ったスクリーンショットがまた撮れておらず、数分後撮り直したこの時点では既にAskからすら外れてしまっていることからも分かる通り、残念ながらしばらく待っても全く約定しません」


ス「30分ぐらい経っても約定しないね。ま、同値で売っても手数料分赤字だし、そもそもまだコールは4枚残してるしで、昨日の買値に合わせる意味も全くないから、グダグダして時間的価値が失われちゃわない内に約定させておいた方がよさそうだね。
   ちょっと価格下げて注文、あらよっと」

 

 

オ「スライムさんが注文を変更したら途端に株価はまた下がり始めまして、デルタ値(=株価が1ドル下がったらオプション価格がいくら動くかの目安)からも明らかな通り、コールの値下がりに比べプットが大きく値上がりする状況であったため、しばらくしたら約定しました。

 


…むしろ、ここからしばらく株価は下がったので、実は注文を変更せずとも余裕で約定していました。また下手な行動を取ってしまったという感じですね」


ス「そんなのは瑣末なことよ。さらに下がったのも結果論でしかないから、とりあえず売れてよかったと思うとするよ」


オ「後ほど取引履歴を載せますが、昨日1.26ドルで購入したプットは本日1.65ドルで売却できたということで、記事タイトルにある通り+30%以上になったということですね。もちろん、残念ながらコールはそれ以上の値下がりで、高い手数料も含めて利益にはほど遠い形です」


ス「コール次第で利益はまだ出せるかもしれんけど、いつも言ってる通り、ハッキリ言って買値と比べてどうこうというのはもう本当にどうでもいいね。いくらで買ったからいくら以上で売るのが目標とかは考えず、今現在からの最高パフォーマンスを目指すのみ!」


オ「買値を意識すると、損切りとなる場合に手をこまねいてしまいがちですから、それは大切ですね。
   しかしプットポジションを手離してしまったので、スライムさんは現在NVDAの反発回復を望むしかない立場になってしまいました。上手くいくといいですが、どうなるかは分かりませんよ」


ス「市場が終わる前にプットは必ず買い戻すので、ここから回復してくれたら嬉しいけど、まぁ、さらに下がるようなことがあれば、安くなったコールを大きく買い増せる、って話です。
…というか、プット買い直しとともにコール買い増しもぜひしたいので、ベストなのは、現状維持でコールもプットも安く買える、って形だね」


オ「どうなるでしょうか。

 

……時刻はお昼過ぎ、101ドル台に突入していますね」

 


ス「下がるもんだねぇ。ま、プットはさっきより値上がりしちゃってるけど、コールは値下がりしているから、コールもちゃんと売っておいた立場としては、あまり悔しくないのだ」

 

 

オ「途中あっさり100ドル台突入しながらも、また101ドル台に戻ってきた午後3時過ぎ、どうされるおつもりでしょうか」

 


ス「コールはお昼過ぎとほぼ同値なのか。時間も経って株価自体は下がっているのに、下落中だったのと上昇中であるのとの違いかな。

 

…ま、残り30分切ると突然駆け込み需要で取引きが活発になって、ボラも上がってオプション価格が値上がりすることが結構あるからね、今の内に買っておこうか。
   コールは同じのを…まぁ8枚ほど、プットはまた4枚買うとして、余力で買えそうなのは…行使価格97.5ドルって所かな。注文ポチッとな」

 

 

オ「注文を迷っている内に株価は下落しており、真ん中よりBidに近い注文だったためすぐには約定しませんでしたが、さらに数分後、株価の再上昇に伴いプットが再度下落し、無事約定しました」

 

 


ス「ええがね」


オ「コールの枚数が増えているので、スライムさんとしては明日出来れば反発上げを期待したい所ですが、どうなるかは分かりませんね」


ス「雰囲気も、テクニカル的にも正直下がりそうなもんだけど、それを打ち破ってこそ最強NVDAだ。頑張るんだ!」

 

 

(市場終了時のオプション板)

 

 

【本日の最注目銘柄】


ス「今日は個人的に注目のバイオの決算が目白押しだったんだ。まずは市場開始前に発表のあった2社、去年つけていた暴騰暴落銘柄表で最後まで生き残った、名前の件もあり個人的に応援したく思っているIONS (Ionis Pharmaceuticals) と、四面楚歌・死亡待ったなしの胡散臭い(元)大製薬企業・VRX (Valeant Pharmaceuticals) だね」


オ「IONSはアップ…

 

 

 

…VRXは、また暴落といって差し支えない下落でした」

 

 

 

ス「くうぅ~、やっぱりぜ~!特にVRXは、やはり暴落期待でプットを買っておけば正解だったんだね。…いや、よく見たら、あまりにも暴落期待されすぎていて暴落が半ば当然だったのか、大きく下げたというのにプットは思いの外伸びていないね。この程度の下げは想定内だったということか…。もちろん伸びる方に賭けていたコール買い勢は、爆死なんてものじゃないけれど。
…っていうかコイツはもうダメだろ、やはり悪どいことをしてきた罰、悪銭身につかずということなんでしょうな」


オ「みんながダメと思ったときこそ投資のチャンスと言えるかもしれませんが、内容にも依るかもしれませんね。またいつか話題のないときにニュースを見ておけるといいですね」

 


ス「続いては市場終了後に決算発表の3社!個人的に去年の暴騰暴落表で最後までエースだったTSRO (TESARO)、いわくつきの筋ジス薬でボラの激しかったSRPT (Sarepta Therapeutics)、それからボロ株企業から3ケタ株価余裕で突破の立身出世が印象的で、1から値を追ったりもしてみた(急成長したバイオ株の値動きを復習することで、本命株の株価暴騰に備えよう)中~大規模製薬企業・JAZZ (Jazz Pharmaceuticals)だね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オ「3つも追うのは大変ですが…と思っていたら、一向に傾向が見えません。もう1時間は経過しようかという所のそれぞれのチャートがこちらです…。
…と思ったら1社、大きな動きがありましたね。SRPTです」


ス「ギャヒョーン!!こ、これは…!

 

 

 

…ダメだねぇ!今日下がっていたのに、さらに10%程度マイナスか。うーん、筋ジス界(いわくつきの)期待の星は、イマイチだったんでしょうか…」

 

 

オ「残る2社は、動きが見えませんね。」


ス「TSROは、ジグザグを描きながらもあまり冴えなさそう…

 

 

 

…一方JAZZは、ちっとも動きがないところを見ると、まだ発表前?」

 


オ「まだ動きは待っていると思いますが、全体として、バイオの冴えなさを象徴するかのように、イマイチな決算だったのが目立ちそうだ、という感じでしょうか」


ス「しかし、昨日のEXELのように、この後あっさり逆転があるかもしれないからね、ぬか喜びならぬ、ぬか悲しみというパターンもあるよ。決算は冴えなくても、どれも注目に値する企業だと思うし、今後が楽しみではあるな。


…あ、忘れる所だった、その昨日見ていたEXELは、昨日スクリーンショットを撮った直後、逆噴射していました」

 


オ「案の定、本日は大幅下落です」

 

 

 

 

ス「表計算ソフトみたいな名前しやがって、最強バイオの面汚しよ…。

…って、Google検索結果のチャート、バグってるね。21.69ドルは前日終値じゃなくて2日前の終値だぜ。珍しいミスだなこりゃ」

 


(午後3時時点で、何度更新してもこうだったんですが、後ほど見たら直ってました)

 

オ「すっかりニュースも見ておかなくてもいいかという気持ちになってしまいましたが、また面白い動きがあるかもしれませんし、折に触れて値動きをチェックしておきましょう」

 

 

 

 

 

 


オ「本命株・NYMXは、2月をニュース報告なきまま終わりました」

 

 

ス「2月満期のカバードコール売りであれやこれや騒ぐ必要もなかった感じだね。しかし来月だ!!来月、きっとビッグニュースが来るはず!!」


オ「一気に株価2ケタ突破するようなことがあれば、素晴らしいですね」


ス「つっても、株価10ドルになっても3倍程度だもんねぇ。オプションとは違って満期がないから安全に待ち続けられるとはいえ、正直な所、3倍になっても、オプションなら1日で余裕で達成できるような上がりだしなぁ…と思えなくもない感じがしちゃうんだよね」


オ「オプションで3倍を狙って大きな額を賭けるのはやや無謀と言えますから、やはり現物株でのその上がりは意味合いが違うでしょう」


ス「ま、上がってくれりゃ嬉しいに違いはないね。グッドニュースを所望だ!!しょうもないニュースはしょもうしない!!」


オ「しょうもないセリフですね…」