オプーナ「先週金曜日にコールを全力買いしたNVDAは、まるで確定事項であるかのように当たり前に下がりましたね。購入済のコールは、1営業日であっさり4分の1~5分の1程度の価値になってしまいましたよ」

 

 

 

スライム「しゃーない。NVDAはいい加減そろそろ上がってくれるだろうという自分なりの予想の上での選択ですから、後悔はありませんよ。しかし幸い満期まではまだ時間がありますからね、まだ死んではいません。そろそろ上がりが来てくれるでしょう。
…が、正直、実は一刻も早く上がって欲しいと思わずにはおれなくなった感じです。と言いますのも、記事タイトルの通りです」


オ「スライムさんは年末に、当座のNVDA投資に使うための余力資金を得るために、本命株・NYMXの2月満期・行使価格4ドルコールをカバードコールの形で250枚売却してしまいましたからね。NYMXがこの先どれだけ大爆上げしようとも、仮に株価10ドル20ドルになろうとも、2月の第3金曜日に、1株4ドルで2万5000株を売りに出さねばなりません。
   そんな悔しい思いをしないために、スライムさんはずっと、爆上げが来る前に、売ってしまったコールを買い戻しておきたいと思い続けてはいるものの、NVDAの投資が今の所全く絶不調で買戻しがままならない感じというわけですね」


ス「丁寧な説明ご苦労。まぁ国際特許うんぬんは実は先月出されていたものであり、ちょうどYahoo Message Boardの優良お役立ち住人の1人Yuriさんが週末にその情報をポストしてくれただけで、特に昨日今日で状況が変わったわけじゃないからまさに今からすぐに爆上げが始まるわけでもないとは思うけど、やはり最早いつビッグニュースが来てもおかしくない、そんな気はしますね」


オ「スライムさんがそう思うということはしばらく何もなさそうな気もしますが、こればっかりは分かりませんね。せっかくなので、Yuriさんのポストの返信に貼られていた、特許出願ファイルの写しから、特許範囲の内容でも見ておくことにしましょう」


ス「ところでYuriってぇと女の子の名前な気がしますが、世界的に見たら、何となくロシアやウクライナ辺りの男性名っぽい気もしますね。実際Message Boardではみんな『his post』のように書いてました」


オ「それは割とどうでもいいお話ですね」

 

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望ましくない細胞増殖の除去または破壊に必要な、疾病治療用複合化合物

(https://www.google.com/patents/WO2016199112A1?dq=ininventor:%22Paul+Averback%22&cl=en)


特許請求の範囲


出願内容は以下の通り:


1. 配列番号66のアミノ酸配列(イソロイシン-アスパラギン酸-グルタミン-グルタミン-バリン-ロイシン-セリン-アルギニン-イソロイシン-リシン-ロイシン-グルタミン酸-イソロイシン-リシン-アルギニン-システイン-ロイシン)から成る単離ペプチドの治療有効量を哺乳動物に投与することを網羅する、望ましくない細胞増殖の除去または破壊のための哺乳動物の治療方法。少なくとも一つの、哺乳動物において望ましくない細胞増殖を軽減、遮断、阻害治療、かつ/または死滅させることを可能にする活性薬剤との組合せ療法であり、本手法は望ましくない細胞増殖を除去または破壊する。


2. 請求項1において、本手法は請求項1に記載のペプチドと担体補因子の少なくとも1つからの治療有効量の投与から成る。


3. 請求項1の手法において、哺乳動物における望ましくない細胞増殖の症状を軽減、遮断、阻害治療かつ/または死滅させることを可能にする少なくとも1つの活性薬剤として、タムスロシン、フィナステリド 、テラゾシン、ドキサゾシン、プラゾシン、タダラフィル、アルフゾシン、シロドシン、デュタステリド、デュタステリドとタムスロシンの組合わせ、およびこれらの混合物および組合わせから選択される1つ以上の薬剤が挙げられる。


4. 請求項3の手法において、哺乳動物における望ましくない細胞増殖の症状を軽減、遮断、阻害治療かつ/または死滅させることを可能にする少なくとも1つの活性薬剤として、タムスロシン、フィナステリド 、テラゾシン、ドキサゾシン、プラゾシン、タダラフィル、アルフゾシン、シロドシン、デュタステリド、デュタステリドとタムスロシンの組合わせ、およびこれらの混合物および組合わせから選択される1つ以上の薬剤が挙げられる。
※項目3の内容と、最初の項目名以外全く同一…特許条文においては何か意味があるのでしょうか


5. 請求項1において、本手法は、少なくとも1つの請求項1に記載のペプチド並びに前記ペプチドのN末端またはC末端のいずれかに隣接する少なくとも1塩基および最大で25塩基までの追加のアミノ酸の治療有効量投与から成る。


6. 請求項1の手法において、前記ペプチドは、経口、皮下、皮内、鼻腔内、静脈内、筋肉内、くも膜下腔内、鼻腔内、腫瘍内、局所および経皮から構成される群から選択された方法によって投与される。
※鼻腔内が2回出ているあたり、特許書類ってかなり厳密なものかと思ってましたが、やっぱり何か意外と適当っぽいですね。念のためリンクを辿って原文と思われるPDFを見てみましたが、OCRのミスではなく、元々繰り返し述べられていました


7. 請求項1において、本手法は、外科的切除、移植、接合、化学療法、免疫療法、ワクチン接種、熱的または電気的切除、凍結療法、レーザー療法、光線療法、遺伝子治療、および放射線治療から構成される群から選択された治療法によって、治療前、治療中または治療後の哺乳動物に対して実施される。


8. 請求項1の手法において、対象病態は、肺、胸部、胃、膵臓、前立腺、膀胱、骨、卵巣、皮膚、腎臓、静脈洞、結腸、腸、胃、直腸、食道、心臓、脾臓、唾液腺、血液、脳およびその被膜、脊髄およびその被膜、筋肉、結合組織、副腎、副甲状腺、甲状腺、子宮、精巣、下垂体、生殖器官、肝臓、胆嚢、眼、耳、鼻、喉、扁桃、口、並びにリンパ節およびリンパ系から構成される群から選択された良性または悪性腫瘍組織である。


9. 請求項1の手法において、対象病態は、肺、胸部、胃、膵臓、前立腺、膀胱、骨、卵巣、皮膚、腎臓、静脈洞、結腸、腸、胃、直腸、食道、心臓、脾臓、唾液腺、血液、脳およびその被膜、脊髄およびその被膜、筋肉、結合組織、副腎、副甲状腺、甲状腺、子宮、精巣、下垂体、生殖器官、肝臓、胆嚢、眼、耳、鼻、喉、扁桃、口、並びにリンパ節およびリンパ系から構成される群から選択された組織の過形成、肥大または過増殖である。


10. 請求項1の手法において、対象病態は、肺、胸部、胃、膵臓、前立腺、膀胱、骨、卵巣、皮膚、腎臓、静脈洞、結腸、腸、胃、直腸、食道、心臓、脾臓、唾液腺、血液、脳およびその被膜、脊髄およびその被膜、筋肉、結合組織、副腎、副甲状腺、甲状腺、子宮、精巣、下垂体、生殖器官、肝臓、胆嚢、眼、耳、鼻、喉、扁桃、口、並びにリンパ節およびリンパ系から構成される群から選択されたウイルス性、細菌性または寄生虫性変性組織である。


11. 請求項1の手法において、対象病態は、肺、胸部、胃、膵臓、前立腺、膀胱、骨、卵巣、皮膚、腎臓、静脈洞、結腸、腸、胃、直腸、食道、心臓、脾臓、唾液腺、血液、脳およびその被膜、脊髄およびその被膜、筋肉、結合組織、副腎、副甲状腺、甲状腺、子宮、精巣、下垂体、生殖器官、肝臓、胆嚢、眼、耳、鼻、喉、扁桃、口、並びにリンパ節およびリンパ系から構成される群から選択された組織の奇形である。


12. 請求項1の手法において、対象病態は、良性前立腺過形成 (BPH) である。


13. 請求項1において、本手法は、哺乳動物における望ましくない細胞増殖の症状を軽減、遮断、阻害治療かつ/または死滅させることを可能にする追加活性薬剤併用のプラシーボ(偽薬)での治療から見られた改善と比較した場合、平均IPSS(国際前立腺症状スコア)で、約15%から約150%までの改善をもたらす。


14. 請求項13の手法において、改善は約40%である。
※…は?項目13の話は何だったの?って感じですが、『平均が』40%ということでしょうか…


15. 請求項1の手法において、少なくとも1つの活性薬剤が、少なくとも1つの単離ペプチドとは別々にまたは異なる時期に投与される。


16. 請求項15の手法において、少なくとも1つの前記単離ペプチドが、静脈内、筋肉内、くも膜下腔内、鼻腔内、腫瘍内、局所および経皮から構成される群から選択された方法によって投与され、また少なくとも1つの前記活性薬剤が経口投与される。


17. 配列番号66のアミノ酸配列(※長いので1文字表記:IDQQVLSRIKLEIKRCL)から成る単離されたペプチドの治療有効量を哺乳動物に投与することを網羅する、望ましくない細胞増殖の除去または破壊のために哺乳動物を治療する方法であって、その後望ましくない細胞増殖の外科的治療を行う手法。


18. 請求項17において、本手法は、哺乳動物への外科的処置と組み合わせたプラシーボ治療から見られた改善と比較して、平均IPSS(国際前立腺症状スコア)で、約15%から約150%までの改善をもたらす。


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ス「何か途中から似たような内容ばかりでバカバカしくなったね」


オ「特許申請ではカバーする内容に漏れがあっては困りますから、冗長になるのも仕方ないのかもしれませんね」


ス「ともかく、何だかNYMXは上昇していく気がするけれど、僕としてはもう少しだけ待ってほしいところだね。NVDAが上手くいったら、即コールを買い戻す!」


オ「上手く行ってくれるといいですが、思うようには行かないのが市場ですからね…。どうなるでしょうか」

 

 

 

【本日の最注目銘柄】


ス「本日は特になし!…と言いたい所だけど、ワースト1値下がり率のバイオがオプション取扱銘柄だったから一応触れておきましょうか。
   Alcobraという企業名でADHDというシンボルのようですが、よくもまぁあえてそんなシンボル名を付けたな…と思ったら、普通にADHD薬を開発している企業だったみたいですね」

 

 

 

オ「そのADHD薬が失敗したようです」


ス「元々小さかった株価が、半額になってもう1ドルを割っちゃったか。残念だね」


オ「ちなみにワースト3位にはGLBSがつけていました。また、こないだトップだったAPOPもワースト5に名を連ねていました。
   一方トップランキングにはバイオやオイル企業がありましたが、上位陣はこぞってオプション取扱いなしの企業だった感じですね」


ス「話題がなければ、ADHD薬開発とは面白そうだから、またニュースを見てみたいね」

 

 

 

 

 

オ「NYMXは確かに好調に見えますが、ニュースが来るまではどっちにも動き得る感じかもしれませんね」

 


ス「う~ん、ニュースが来ちゃいそうな気しかしないぜ…。多少現物株は残しているし、多少コールも買ってあるから爆上げが来れば一応嬉しいんだけど、やっぱり売りポジション抱え中の大量のコールを買い戻してからにしてほしいな」


オ「とにもかくにもまずはNVDAですね。上がることを祈りましょう」


ス「ポンと10%アップぐらい、頼むよ!」