オプーナ「新年2日目は、オプション保有中のNVDAはVの字に近いチャートを描いたようですね」


スライム「Vになるか、Lっぽい感じになるか、\になるかは、その渦中にいる時点では分からんのですよ。事実昨日はVになるかと思った所でエントリーしたら、2画目は来ませんでしたから」


オ「Vの2画目は一般的に右上から左下に行くようですから、2画目というのもおかしいですが…。…と思ったら、左下から右上にとする流儀もあるようですね。動きに無駄がないため、私はそう書きますが」


ス「なこたぁどうでもいいですがね、ともかくエントリーのタイミングは難しいなぁという話です」


オ「そんなのは今さら語るまでもない当たり前すぎる話ですね。100%エントリータイミングをドンピシャで当てることなど誰にもできませんから、なるべく上がることが高い確率となるであろう瞬間を自分なりのルールで見定め、そしてそのルールを確実に守りながら試行回数をできるだけ多くこなすことで、全体的な結果をその高い確率に収束させていく、ということが重要でしょう。たま~にポツポツと取引きする程度では、エントリーは完全に運否天賦の勝負に過ぎないという状態からは逃れられません」


ス「何だか書くこともないせいか、もう何度も同じことを言っていますね。しかし、僕は現物口座なので、デイトレーダーよろしく1日に何回転もの取引はできないんですが」


オ「それならば、長い時間をかけて各エントリー時のタイミングを誤差程度に抑えるより他ないでしょう。回数を増やすか、時間を増やすか…。運の要素をなるべく排除するには、どちらかを大きくするしかないでしょうね」


ス「せっかちな僕には長期投資は合わないからね、1週間先程度の満期で勝負のスタイルがやはり合っているな。そして大きく下がったり上がったりしたら速やかにプットかコールを売り払う、ちょうど週に何度かぐらい取引をするスタイルが良さそうです」


オ「つまりデイトレードと長期投資の中庸にあたる、スイングトレード的な形ですね。上手くやれば、デイトレードよりは時間の効果を期待でき、長期投資よりは回数の効果を期待できるということで、高い確率でしっかりと利益を上げることが可能となるでしょう。もちろん『上手くやれば』ですが」


ス「デイトレよりも腕は必要とせず、長期投資よりも忍耐力は必要としない…まさに中途半端な僕にはうってつけだな」


オ「何だか非常に今さらなどうでもいい話でしたが、記事タイトルから判断するに、本日は上手いことエントリーできなかったようですね。
…要は、デイトレではないからエントリーしなかったのも仕方ない、何せ長期投資でもないからエントリーを吟味しなければならないのだ、という言い訳をしたかったと」


ス「そういう訳でもありませんが、取引もせず述べることも特にありませんから、いわば記事内容の水増しです」


オ「記事を短くしたいとおっしゃっていたのに、よく分からない感じですね。…ともかく、またごく簡単に今日の流れを振り返ってみましょう」


ス「取引をしなかったことが分かっているのに振り返るのもつまらんものがありますがね。それ以上に、いい加減ワンパターン・マンネリ過ぎて、そろそろ早く大きな動きが来て『おっ!』という感じになってくれないと、クソブログ化してしまいます」


オ「安心して下さい、こんな博打的投資の公開、どう転ぼうとクソブログですよ」


ス「…ま、話題もないんでとにかく振り返りますと、V字というぐらいですから、まぁまぁ前日比アップの、いけんちゃう?という感じで始まったわけです」

 

 

オ「前日比2.7ドルアップ…これは10ドルアップの前触れに違いない、と密かに期待されていましたね」


ス「期待するさ。NVDAだもの。…しかし30分が経過し、10時時点では103ドルを割ってしまい…」

 

 

オ「11時15分頃、もう102ドルギリギリぐらいまで落ち込み、ついに前日比マイナス転落か、という所で、プットを売るべきかとオプション板をプット保有中の来週満期のものに切り替えた感じですね」

 

 

ス「そしてそれからものの2-3分で、このザマですよ」

 

 

オ「前日比マイナスに転落しました。10ドルアップなど夢のまた夢でしたね。
   そして、よっぽどこのマイナス転落タイミングでプットを売ろうかと思われていたようですが、昨日のこともあるしもう少し様子を見ようと」


ス「えぇ。結論から言えば、本日はV字回復しましたから、ここでプットを売っておくのが正解だったんですが。
…そうだなぁ、2桁ドルまではいかなくとも、100ドル台にいっていたら、プットを売っていたでしょうねぇ…」


オ「それも今だからこそ言えることかもしれませんね。ともかく前述の通り、本日はV字的なチャートを描いたので、前日比マイナスだったのはホンの極わずか、その後NVDAはすぐに回復し、お昼過ぎ午後12時半の時点ではもう104ドルに戻っています」

 

 

ス「ま、しゃーない。プットはまだまだ時間がありますから。
   問題は今週満期のコールですね。かなりのディープアウトオブザマネーですから、実質明日が最終日です。明日もし大上がりしてくれれば、まぁ少しはまともな値が付いてくれるのではないかと期待しています。僕は、こういうジャンプを期待しているんだ!」

 


オ「昨年11月11日には、前日67ドルから、一気に87ドルに上がっていたようですね」


ス「僕はこんな感じのジャンプに乗るためにコールを保有し続けているわけです。恐らく今週満期のは失敗ですが、来週満期のがまだ控えていますからね、そいつに期待です。最強NVDAなら、またこういうジャンプをしてくれる可能性は、きっと小さくはないはず!!」


オ「スライムさんは、相変わらず己の直感頼りですね。長期投資家ではないのですから、エントリーのタイミングもそれなりに重要になってくるのは前述の通りでしょう。もう少し何か考える材料があってもいいのではないですかナ?」


ス「テクニカルのチャート分析ですか…。以前何度か見たこともありましたが、僕はやっぱりテクニカル分析にはどうも重点を置きたくないんです。何となくですけど、それなりに当たることもあると思うんです。思うんですけど、それを信頼してどっぷり完全依存したような頃に、テクニカルをぶっ殺すような大事故が起こる気がしてならんのですよ。
   テクニカルは市場の多くの傾向を表したものでしょうから、大勢が死亡待ったなしになるような事故が起きたら、テクニカルを重視してきた人ほど大怪我を負う気がするんです。ならやっぱり己の直感を信じて我が道を行ってる方がいいかなと…」


オ「しかし我が道を行って、平時に外しまくっているのがこれまでのスライムさんなわけです。テクニカル分析も万能ではありませんが、信頼するにせよしないにせよ、見ておいて損ではないでしょう」


ス「仕方ありません、そこまで言うのなら渋々見てみましょう」(シブシブ)

 

 

オ「短期視点で、見事に弱気サインが目立っていますね」


ス「ほーん。でもこんなのは占いみたいなもんですから。良さ気なら参考にしようと思いましたが、否定的なのなら用はない、きえろ ぶっとばされんうちにな。
   すぐにNVDAが復活して、後追いで強気サインが大量に出てくるような、テクニカルの情けない姿をお見せしましょう」


オ「占いとは違い、一応の根拠はあるデータですよ…。もちろん100%ではないのでどうなるかは分かりませんが、これでしばらくNVDAが沈み続けるようなことがあれば、今後はもう少しテクニカルサインを参考にしてもいいかもしれませんね」

 


ス「本日は結局、V字と言ったもののその後は先ほどのお昼過ぎの時点からほぼ平坦で右肩上がりではありませんでしたが、前日比プラスで終えていますよ。…これはいいサインだ!明日は120ドルに達するに違いない!!」

 

 

 

オ「今週満期コールを売る実質最後のチャンス、明日はどうなるでしょうか。本日の評価額は紙くず化寸前の0.02ドル…。残り時間の問題で、どんなに株価が上がってももうコール価格は思うように上がってくれませんが(デルタ値を元に考えると、株価が10ドル上がってコール価格はようやく0.10ドル上がる程度)、少しでも高く売れるといいですね」


ス「0.10ドルで売れる展開希望!!」

 

 

 

【本日の最注目銘柄】

 

ス「本日の最注目は、+64.25%でトップの値上がり率を記録したバイオ・OREX (Orexigen Therapeutics) だね」

 

 


オ「『体重減に対して脳がどのような役割をしているか』を調査する、新しいキャンペーン (https://contrave.com/) を行う、というアナウンスをしたことが株価アップにつながったようですね。対象は、FDA承認のダイエット薬である、Contraveのようです」


ス「面白そうですね。しかし面白そうだけど、そんなもんで株価が大アップするもんなんですね」


オ「他の要因もあったのかもしれませんね。しばらく注目しておきましょう」


ス「多分面倒くさくなってすぐ忘却の彼方へ行くと思いますけどね」

 

 

 

 


オ「本命株・NYMXはじわりじわりと上げています」

 


ス「コールを大量に売ってしまった立場としては、困ったね。もしコールを売っていなかったら、ついにニュースが来るぞ、爆上げの前触れだ!!と直感的な予想で興奮していたでしょうから、僕の直感の当たらなさから考えて、逆説的に結局何もないような気もしますが…」


オ「大爆上げをしても、実際に損失を被るわけではないので、気楽に行きましょう」


ス「僕にとっては、得られたはずの利益が得られなくなるということは、損失を食らう以上にダメージがでかいんですがね」


オ「ご自身の選択の結果です。
   とにかく今は紙くず化寸前のNVDA今週満期コール60枚を高く売れることを祈るより他ない状況ですね」


ス「0.10ドルで売れれば600ドル、0.05ドルで売れれば300ドルか…。…ぶっちゃけ、最早どうでもいいね。少しでも高く売れれば嬉しいけど、大した違いでもないな…」


オ「しかし少しでも高く売れるに越したことはありませんから、明日の大上げを願いたい所ですね」