お気に入りのブログの記事紹介・昨日の続きです。

残り半分の秘訣はどのようなお役立ち情報を教えてくれるのでしょうか。

 


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18. 派手な宣伝
常に、株価がどれだけ高い所まで行き得るかを判断する素晴らしい方法だ。もし既に大量に宣伝・煽りがされまくっているなら、多分沢山のデイトレーダーや売り屋が惹きつけられるだろうからね。

 

それはそれとして、過剰宣伝には別の良い所もあるよね。基本的に、宣伝するということは、その会社への全面的な自信、あるいは来たるべきイベントがあることを示しているんだから!

 


19. 過去の株式併合
もし2005年に1000ドルを超えているような株価をつけている会社を見かけたら、注意するんだ。その会社は恐らくどこかで1ドル未満まで下落して、上場廃止を恐れて、株式発行高と株価を強固にするために、株式併合をしたに違いないからね。


一例としては、2014年10月に1株1万2452ドルの価値であったと表示されているGBSNが挙げられるだろうね。

 


20. 未払負債
買いポジションを取ろうと考えているのなら、長期間の負債はめちゃ深刻な問題かもしれない。これまでいくつかのバイオ銘柄で、負債総額1億ドルを超えているものを見てきたよ。

 


21. 手持ち資金
特にバイオ銘柄では、手持ちの現金はとにかく重要だ。もし資金不足に陥って、かつ資金運用を手助けしてくれるパートナーがいないのであれば、公募待ったなしだからね。

 


22. 現金燃焼
会社の、資金運用能力を見るもう一つの素晴らしい指標だね。

 


23. 重要な世界の出来事
時々、会社は全てを正しく(または間違って)やっていることもあるかもしれない。だけど、より大局的な視点からは、また何か違ったものが示されているんだ。

 

この一例としては、最近のダラスの銃撃事件が挙げられるだろうね。警官用ボディカメラを製造している会社、DGLYは、金曜日、何もニュースがなかったのに、70%アップのスパイクをつけたよ。

 


24. ボリンジャーバンド (移動平均線と、その上下に値動き幅を示す線を加えたテクニカル指標)
この指標は好きだな。というのもこれは、テクニカル的な突発的値動きを予測する上でめちゃんこ信頼が置ける指標だからね。それから、株価の支持線となる価格を見つけ出すための、さらに信頼の置けるやり方の一つであるとも思うな。

 


25. 以前の経営者の仕事
経営チームが経験者かどうかを決める時に重要となる、その分野での経験年数だけではなく、その期間に何を成し遂げてきたかが大事なんだ。

 

ビッグネームである以前の首脳陣を見つけることは、実際は想像よりもずっと簡単なんだよ。

 


26. 競争相手のパフォーマンス
もし競合他社が一つしかなくて、貧弱な運営であり、そいつの失っている資金が自分の保有企業の利益になっているわけではないのなら、恐らく自分の保有企業も下落してしまうだろうね。

 


27. 「有名な投資家」
ちょっと奇妙に聞こえるかもしれないけど、カール・アイカーンやスティーブ・コーエンといった人々は、新規あるいは大量にポジションを追加したというニュースで、株価を爆上げさせることだってできるんだ。例としてはVLTCやCPXXがあるよ。

 


28. 日中のトレンド
絶対的ではないけれど、企業の1日の株価を見ることは、エントリーまたは手仕舞いするポイントを見定める時にすごく役に立つんだ。会社の中には、午前10時にスパイクをつけたり、午後1時後に動き出したり、1日の終わりに暴落するあるいはその逆なんてものもある。


ポジションを取る前に、1-2週間ぐらい1日の価格変動を調査してみることは、利益を最大化するのにあまりにも役に立ちすぎることだと思うよ。

 

もちろん、自分のレーダーにかかった会社がいつも飛び上がったり、日中トレンドを解析するのにいつも1-2週間の時間があるわけではないとは思うけれど、もし可能ならば、多くの利益をもたらしてくれるはずさ。

 


29. 必要な商品・サービス
バイオだろうと代替燃料だろうとサービスだろうと、全ての会社の収益は、つまるところ消費者がお金を使ってくれるかどうかだよね。

 


30. 精神的な損切り
ストップロス狩りに飲み込まれるのを避けるために、精神的なストップロス(損切り)を設定することはめちゃくちゃいい考えだと思うよ。もし値動きをじっくり見る時間があるならばね。
基本的に、精神的なストップロスは通常のストップロスと同じなんだけど、3日で30%の崩壊の前の5秒で5%の下落を避けるために、紙の上ではなく、心の中にその価格を念じて忘れないようにする、という点が異なるね。

 


31. 価格操作
大規模な買い付け(必ずしも機関投資家ではないよ)の中には、買い集め(アキュミュレーション; 価格操作筋が、値上がりしないように株を買い集めている状態)をするために、ある範囲で価格を維持させようとするものがあるよ。一度で数か月続くこともあれば、数時間だけのこともある。株によって異なるね。


これまで見てきた中で間違いなく最高の例は、ATNMだ。2月中頃から、60セントの値動き範囲内に留まり続けているよ。

 


32. 買い集め
株価が操作されると、買い集め(アキュミュレーション)の期間に入ることになる。買い集めも価格操作も死ぬ程イライラすることで、忍耐力が試されていると言えるけれど、長期的にはかなりの利益を得るチャンスが増大しているとも言えるよ。


結局、それなりの金額を投じたヤツは、その会社に価値があると信じているのであって、もし株を操作し買い集めることに大いに骨を折っているのなら、間違いなくもの凄い価値があるのだろうからね。

 


33. 移動平均
基本の支持線・抵抗線レベルを見出せる見事な指標さ。


複数の異なる移動平均のちょうどすぐ下に株価が来ていて、来たるべきニュース等のきっかけも備えている会社を見つけることは、今後数日あるいは数週間で大きな動きが予想される会社を見つける時に使える素晴らしい方法さ。

 

この話の一例は、TNXPのチャートだろうね。3つの来たるべきイベントがあって、抵抗線の上でいい感じに留まっているだなんて、素晴らしいじゃないか!

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信じられないぐらい驚きの新しい意見で目からウロコ、という程ではなかった気もしますが、具体的な銘柄を挙げて具体例付きで説明してくれている点などは説得力もあり、全体的に納得のいくものばかりの面白いまとめだったように思います。

 


あえて一つ言うならば、ただ戦略を挙げるだけではなく、それを実践する具体的な方法まで述べてくれていたら最高だったな、という気もします。

 

例えば『4. 機関投資家の取引活動』など、それが大事なのは正直言われなくても分かるんだけど、じゃあそれを知るには具体的にどういう方法があるのか、ということまで説明してくれていたら、実に感動するレベルで役に立つ情報だった気がします。

 

…まぁ、とは言うものの、この記事は具体例の説明ではなく、ただの秘訣の提示という記事だと思うので、そこまで求めるのは酷と言いますか、正直、「いやそれぐらいお前自分で調べろよ」という話でもある気はしますが。

 

いずれにせよ、以前からずっと機関投資家の保有状況・活動をどこかで見ることができるならぜひ見てみたいなと思っていたので、また調べてみて、無料で簡単にわかる情報でもあれば紹介してみようと思います。

 


改めて最後に、毎度「記事を紹介」という名の丸パクリをさせていただいている、Georgeさん(仮名)に感謝です。